百菜健美☆こんぶ家族ラボ

おいしい
と感じることは生きる喜びに
そして笑顔になります。
舌で味わい、
目は閉じていても
耳は心で。

クレソン・ウォータークレス・オランダガラシ

2022-03-17 | 昆布

クレソン・春野菜・食養生・井澤由美子・薬膳・漢方

 

 

 

デトックス作用が強いクレソン。

別名をウオータークレス、和名を水ガラシ、オランダガラシと言います。


抗酸化作用のあるBーカロテンやビタミンCが豊富です。

口にすると奥底に、ピリッとする少しの辛さが感じられます。

これは、ワサビや大根の辛味成分と同じシニグリンによるもので、消化を助ける効果があります。

薬膳では利尿作用があり、血流を良くする野菜とされています。

清々しいクレソンは、大人になってから好きになった香味野菜。

胃腸の調子を良くし食欲増進効果があり、口の中もサッパリさせてくれるので、肉料理の付け合せやサラダに最適です。

 

私が一番好きな食べ方は、クレソンをたっぷり食べられる “ お鍋 ”です。

春のクレソンは茎が細めで柔らかでお鍋に向いていますよ。

昆布出汁が入った鍋に、鶏つくねのたねをスプーンで丸くポンポンと落とし、火を通したら、クレソンをそっと横たえるように置いてサッと煮ます。


野菜はクレソンだけで楽しむ方が、味が濁らなくていいと思います。

その他に、冷水でシャキッとさせたクレソンを千切ってボウルに入れ、ごま油でカリカリに揚げ焼きして和えたジャコのサラダもシンプルで美味、クレソンの昆布締めもオツです。

 

BY   http://yumikoizawa138.jp/category/koyomi/

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あさり・あさりと大根の養生鍋

2022-03-17 | 昆布

食養生・井澤由美子・薬膳・漢方・浅利・あさり・アサリ・お味噌汁

 

ぷっくりとした旬のあさりと冬養生の代表野菜の大根。

合わせて美味しく頂ける時期は意外に短い。

今日はあさりと大根のシンプルな旨味が極上のお鍋のご紹介です。

大根は免疫力を高めると言われている「養生三宝」の一つ。

ずっしり重い大根を厚めに切って皮をむき、隠し包丁を入れ下茹でする。

鍋にたっぷりの水と昆布、茹でた大根、酒を入れゆっくりじっくり昆布出汁で柔らかくなるまで煮る。

あさりは皮ごと調理することが大事、旨味と栄養を丸ごと全部いただきましょう。

大きめのあさりを2、3個ずつ加え、煮えばなのぷっくりした開きたてをすぐさま堪能する、何回も何回も繰り返す作業、その美味さにはいつまでも飽きることがありません。

その後のスープにはあさりの旨みと大根の甘みが広がっています。

この出汁を熱々に温めてつるんとした稲庭うどんに少なめにはる(あればおろし生姜やかんずりなどを用意しておく)。


卵を加えてもいいですね、あさりの亜鉛を効率よく吸収でき、滋養も高まります。

あさりは肝機能を上げるので、お酒のお供や二日酔いにも良いと言われていますね。

春はデトックスの季節なので肝機能がフル回転、ケア食材のあさりで養生して下さい。

あさりの栄養はビタミンCを多く含む大根と合わせると効率よく摂取できる組み合わせ。

煮汁までしっかり召し上がって下さい。

 

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