『葉しょうが』は柔らかく筋が無いのにシャキシャキとした食感が魅力的です。
旬は5月から8月頃まで、みずみずしく清涼感のある爽やかな香りが際立って、辛味が何とも心地良い野菜です。
含まれる辛味成分は食欲増進効果があり、胃もたれした時などにもおすすめ。
薬膳では吐き気止めにも効果があるとされ「生姜は百邪を防衛する」と、漢方の古書にも書いてあるほど、薬効が高い生薬です。
生は殺菌力が高く加熱すると体の芯から温める効果が生まれます。
葉生姜は柔らかいのでそのまま味噌やマヨネーズで食べたり、スパイスと黒糖で煮詰めたジンジャーシロップや、甘酢漬けは美しい色合いになって日持ちもします。
番組でご紹介したつくねは、消化を促進する生姜成分が、肉の油っこさや臭みを断ち切り、肉の脂で辛味がやわらいで食べやすくなっています。
焼き鳥屋さんに期間限定であったらつい頼んでしまうような大人つくね、番組進行役の林修先生は、こりゃ美味いよっ!とのコメントでした。
レシピをご紹介します
●葉生姜つくね
材料(約10本分)
鶏ひき肉 200〜250g
卵 1個
おろし玉葱 大さじ2
塩、胡椒 各少々
タレ(醤油・酒・水各大さじ1・みりん大さじ2)
ごま油 小さじ2
作り方
1、葉生姜の葉をフライパンに入る長さに切り、3本を手で折って離しておく。
2、ボウルにひき肉と塩を入れてよく混ぜる。水気をきったおろし玉ねぎ大さじ2、卵白1個分を入れてよく混ぜる。1の葉生姜の先端4、5cmにひき肉をそれぞれ巻きつける。
3、フライパンにごま油をしき、全体に焦げ目をつけるように焼く。フタをして火が通るまで2分ほど蒸し煮にし、Aを鍋肌から加えてからめる。
器に盛って残った卵黄を添える。
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