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ガレージ「とんぼ玉」

愛機「TDM900A:千早」「XSR125:千景」「LTS125-C:千束」と共に歩むブログです。

「SHIRASE」乗艦

2010-06-27 21:40:56 | 遠乗り道中記(番外編)
或る日のこと。ひょんなことから元南極観測船(分類上、正しくは砕氷艦)「SHIRASE(2代目『しらせ』と区別するために英語表記になっているようです)」が、地元千葉県は船橋港に係留されていることを知りました。退役後、一時は解体処分が決定したものの、何処かの民間企業が買い取ったらしいというところまでは知っていましたが、まさかこんな近くにいるとは思いも寄りませんでした。

「SHIRASE」の乗艦及び見学は、現在の所有者であるウェザーニューズ社の専用HPから申し込むことができます。管理人は娘2人と共に、と或る日曜日で予約を入れました。

当日は、JR京葉線の新習志野駅前から専用バスに乗って移動します。「SHIRASE」が係留されている港が近付き、車内から橙色の艦体が見えたと思ったら、そのままバスを横付け。艦体へと繋がるタラップを上ると、ウェルカムボードが出迎えてくれました♪


<勿論、管理人親子の名前もありました>

元は食堂兼休憩室だった広い部屋へと案内され、本日の案内をしてくれる社員の紹介や簡単な注意事項の説明があった後、早速見学開始です。左舷側の甲板へと出て、艦首方面を目指します。



<途中で見付けた、真新しい備品を記念に撮影>

艦首に到着したら、「SHIRASE」に関する様々な数値や記録を教わりました。寸法、排水量から接岸率、チャージング(助走を付けて氷を砕き割る)回数に至るまで、興味深い蘊蓄の数々でした。


<艦首から艦橋を望みます>

続いて、艦内の設備を見学します。


<調理室の大釜>

<浴槽>

<手術台(笑)>


<幾つかの部屋では各種観測が実際に行われていました>

次は、後部甲板へ。


<広大な飛行甲板と巨大な格納庫>

<格納庫上の白い円蓋には気象用の観測レーダーが収まっています>

さあ、愈々艦橋へと入ります。一番心が躍る場所かも知れません♪


<艦橋からの艦首方向の眺望>

<艦長席(と次女)>

<舵輪、伝声管や…>



<各種計器、操作機器類(3つ並んでいるのは、3軸推進だからです)>

<こんな物で花粉も測定していました♪>

ここで艦内の見学は終了。初めの元食堂兼休憩室へと戻ったら、葉書大の紙に各自が好きなことを書いて七夕宜しく(笑)観葉樹に下げました。

タラップを下りて、「SHIRASE」を背景に参加者全員で記念撮影をしたら、銘々が思いのままに「SHIRASE」を撮影します。勿論、管理人も…。


<この角度が、一番迫力が感じられます>

尚、「SHIRASE」が一般公開された2010年5月2日は艦番号5002に因んでいるのですが、実は偶然この日はとんぼ玉家の記念すべき日になったのでした。


<艦番号5002は、砕氷艦の2番艦の意>
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2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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Unknown (梅村 丹八)
2010-06-27 22:12:51
毎度です~梅村です^^

艦名は南極探検の先人たる白瀬矗中尉に因んでと思っていたのですが、、、

白瀬氷河に因むという事らしいですね。
命名ルール「砕氷船は名所旧跡」、、、、

ディーゼル~エレクトリックのハイブリッド駆動の艦のようですね。
砕氷船等には速度0に近い状況での大トルクが必要なので、立ち上がりのトルクが大きいモーターが有利なのでしょう。

、、、、
あたしはこの手の蘊蓄がダイスキです(笑)
艦自体より。

さてさて、今度は一家総出のお出かけのハナシとなるのでしょうか?^^
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Unknown (とんぼ玉)
2010-06-27 23:33:40
毎度です^^

>艦名の由来
Wikipediaの「日本艦船の命名慣例」によれば、人名を艦船名に当てないという基準があるようですが、氏の推測通りで「白瀬矗中尉に因んで命名されたが、後付けで上記の基準を無理矢理満たした」と考えるのが妥当ではないでしょうか?(笑)

>蘊蓄
ネット検索の結果や乗艦記念で貰った「SHIRASE Data Book」には本当に興味深い内容が書かれていて読み耽り、また、当方も情報として発信する以上はいい加減なことを書けない性格も手伝って、記事にするのに随分手間取ってしまいました(笑)。

>一家総出のお出かけのハナシ
またまた心を読まれているようです(笑)。一家総出ではないのですが、次回も管理人と娘2人で出掛けた記事になる予定です。
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