年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

北の丸公園を歩く

2024年05月23日 | 宅老のグチ
千代田区立千代田図書館で貴重書・関東漬物佃煮組合発展史を借り出し、酒悦・酒悦商店の部分をコピ-する。千代田区議会等のある建物の9階から北の丸公園の方を見ると、道があって人が歩いている姿が見える。ここは歩いたことが無いと思い図書館からの帰り道を大回りして、九段下駅に向かう。区役所から見えた門は清水門と言って、案内板によると江戸の面影を残しているという。北の丸公園の地図があって、坂を上ると吉田茂の像があって、さらにまっすぐ進むと、天気予報の東京の観測地があって、近衛第一連隊、第二連隊の記念碑がある。ネットの資料では北の丸が近衛師団の駐屯地という。近衛師団の建物があって、北白川宮能久親王像もある。何回も北の丸附近を歩いたが清水門経由で歩いたことは無く自然を感じる。
 酒悦のコピ-を撮ったのは、文化・文政年間に出版された、江戸買物独案内という、江戸に来た人たちの買い物支援する本で今の感覚だと商店のガイドブックというものだろう。この本を出版するにおいて花咲 一男(はなさき かずお、1916年12月26日 - 2010年7月7日)は、日本の近世文化風俗研究家)の解説で漏れている店もあるという。この江戸独買物案内では香泉と言う所で酒好・酒袋の2店が池之端仲町の店として出ている。いかなる理由か判らないが創業300年ののぼり旗を店頭に掲げている酒悦の名前が無い。漏れがあったのだろう。時代が変わる時、対応に遅れた老舗も消える。
 関東漬物佃煮組合発展史によると、酒悦は何度の経営者が変わったようで、今では一部上場の東洋水産の子会社となっている。
 需要が落ち目の漬物業界も今は上場会社の子会社となる例があって、弱小企業があっと言うに大企業傘下となる事例が目立つ。どうも相続で創業者が社員と組織を売り渡すということと説明に来る。
 いま海外で日本食が見直され、特におにぎりのおいしさと簡便さでハンバ-グののような世界展開もあると思う。昔ながら考えれれない未知の世界も想像できる。と電車の中で居眠りしつつ考えていた。
 家に帰って、昨日の認証コ-ドの件からカードの別ので決済して見たら、無事終わった。何が悪かったのだろう。
コメント
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