年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

インフレによる国の借金帳消し論から

2012年04月20日 | 築地市場にて
消費税増税が難儀しているのでこのままでは国債発行利率がいずれ上昇しないと消化ができないという。そうすると金利が上がり物価上昇となる。ところが現実のことを考えていると今までのインフレと人口の構成内容が違っているので予想のようには急速なインフレにはならない気がする。何年か後には高齢者(65歳以上)が人口の25%を占める。この統計は経済予測より正確で過去の歴史でこの予想が狂うときは戦争と未知の病気の蔓延しかない。今の経済情勢で子供が急には増えそうにない。
 増えた高齢者の収入拡大は期待できず、インフレに対抗するには消費の節約しかない。日本人の成人者の消費カロリーは2650カロリーと言われるが70歳では1700カロリーとなり、今の人口の減少の速さより先行して食の消費が減っている。
 この様なことでスーパーとの商談ではまだまだ低価格のことが優先されている現実がある。増えた高齢者を満足させる食品は何になるのだろうか。もし見つからないと高齢者の資産は全部医者に持っていかれるだろう。
医食同源という言葉がある。薬より良い青果物を食べよう。
コメント
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