上海での地下鉄利用は、地下鉄のない小都市に住んでいるので者にとっては上海でなくても当然ながら緊張する。
初めての時はチケットを買う時から難儀するが、迷いながらも慣れてくると市内探索には欠かせない頼りになる足だ。
改札口の前で、航空機に乗る時の荷物検査と同じで、いちいちカバンなどを検査機内を通なければならないので面倒くさいが、こんなものだと思えば気にならなくなる。
日本で入手したガイドブックやネット検索での上海地下鉄路線図の駅名は、日本語の漢字表記が殆どで、現地では簡体字なので使い物にはならない。
中国語(簡体字)であっても、駅に標示されているのは簡体字なのに、更に簡略化された異なる字体のこともあるから厄介だ。
例えば、路線図では「江寧路」で「寧」が簡体字で標示されている。漢・龍・華・橋・雲・長・東などなどは簡略された字体に替わっている。
ホームには、半透明の壁て仕切られていて、到着時にドアーが開く
ホームを挟んで方向の違う列車が入ってくるので、方向を間違えないように、簡体字で標示されている次の駅などを確認するが、読めない簡体字の場合は、変換しなければならずやっかいで焦ってしまう。
駅にあるパンフレットの地下鉄路線図であれば、文字が小さ過ぎるが駅名が簡体字なのでよくわかるので有り難い。
料金は初乗り3元(1元19,2円で両替したので約58円)。
試しに一日券(24時間乗り放題)を18元(約345円)で購入して活用してみたが、チケットを買う手間と時間がかからずとても便利だ。
一日券(一日票)[3日券(45元=約864円)もある]
地下鉄路線図の路線が交差する駅で乗り換えできるばずだが、駅によっては一旦外に出て2~300m歩いて乗り換え駅へ進むが、初めての場合は不安な気持ちで探さなくてはならない。
地下鉄路線図を見て、路線(1~13・16号線)と行き先駅と乗り換え駅を確認するのは嫌いではなく、むしろこの作業が楽しいくらいだから苦にならない。
苦になるのは、階段を上下するには衰えた足の筋力が悲鳴をあげることだ。
気温32℃なのに、駅内も車内も適切な温度に管理されていたので快適だった。
上海訪問は3回目なのだが、段々と地下鉄利用に慣れて快適に上海市内を巡ることが出来るようになり、少し遠くまで足を伸ばしたくなってきたころには帰国。
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