Tsuny'sブログ

老人が感じた日常生活を気ままに綴ったあれこれ

上海の印象/くらしアレコレ

2014-04-11 22:49:46 | 旅行
上海市は想像も出来ないくらいの人口24,000,000万人以上の超マンモス都市だ。
その道路事情は幹線と小路の格差が大きいようだ。

地図に方位と縮尺があれば、地図頼りの散策ができるので、一人で巡り歩くのが好きだから、ガイドブック付録の簡単な地形図ではない地図を読みながら、上海を楽しんだ。

道幅は歩き回って判断するしかないが、幹線と小路では様子が極端に異なる。

        
租界を東西に抜ける主要幹線の幅広い「延安東路」は、都会そのもので車の往来がスムーズだ。
この「延安東路」は、元は河で南側はフランス租界地だったそうだ。

            
閑散として静寂な小路には、紙くずは散らばっていない。

        
外灘に近い福州路は、出版社や文具店が多く、時間をかけて探索したい街並だ。
     
自転車に乗る姿に代わって、庶民の単車が往来する活気ある光景を見たが、ヘルメットを使ってはいない。
        
    淮海中路の街角で見た庶民の足の単車

2階建てのバスも走っているが、日本車を殆ど見ることがないのは意外だ。。
幅広い道路は比較的少ないが、車優先だから横断歩道をわたる時は、歩行者おかまいなしで突っ込んでくるし、クラクションもあちこちで響いている。

車も歩行者も堂々とヒヤヒヤの信号無視だが、1997年から2000年にかけてニューヨークのマンハッタンに数回訪れた時の様子に似ている気がした。
信号無視が平気なのは「汚職の政治家が多いので、その政治家達に従うのが気に入らないのだろう」と、中国人の観光ガイドはあっさりと言う。

日本人の感覚では有りがちなことだが、無い無いづくしで、愛犬と歩く姿は皆無で野良猫も見えない。

コンビニにはガムがないし、ガムを噛んでいる人はいないら、舗装道路にガムを捨てた跡がない。
上海はガム禁止なのかも知れない。

くわえタバコの人は、めったにいないから、地面に吸い殻が見えない。

外灘でパンジーをあしらった幅広い壁以外に、街中に花が見当たらない。
交通整理をする警官はいないし、街中で警官らしい人を一度も見たことはない。

マスクをしている人を一人だけ発見したが、空気が良くないことを気にしていないらしい。

いわゆるチャイナ服を着た女性がそぞろ歩いていないことを、後で気が付いたが、外国人観光客が日本では和服の女性をあちこちで見られると思うのと似ていると思った。

携帯電話の普及は進んでいるが、ひと頃の日本のようにリニアモーターカーの中でも地下鉄の中でも大声でしゃべっている。
             
窓から突き出した干し物の見える小路を歩く人々も、歩きながらしゃべっている。

治安がわるいとみえて、観光ガイドから「財布を早くしまうように」と、何度も注意された。

ちょっとばかりの滞在での印象だから、見当違いが多いと思うが、日本との違いがあって興味深い。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿