Tsuny'sブログ

老人が感じた日常生活を気ままに綴ったあれこれ

絵本の原画「こしたみさえ展」

2012-04-21 22:34:12 | Arts
2011年11月に初めて個展(11月26日グログで紹介)を開いた越田みさえさんが、明日(4月22日)から4月29日まで「はぎわらギャラリー旭川市神居7条13丁目で開かれる。
     
     

          
会場いっぱいに、3冊分のB5版の原画を中心に展示される。

              
ニッサン童話・絵本グランプリ展入選作の「ふわふわ ぽー ふわふわ プカリ」は、繊細で繊細なモノトーンの表現は銅版画のアクアチント表現を思わせるが、巧みな鉛筆書きだ。

  
独自の筆致が冴えるくっきりした輪郭や豊かな色彩で爽やかに描かれた単純明快なイラストが魅力的な2種の絵本も又、心ひかれる表現だ。

            
ユーモアのあるイラストも、個性的な作風で魅せられる。

            
最近「はぎわらギャラリー」の版画体験工房で学習を始めた凹版画作品は小品ながら、ドライポイントとエッチングは、さすが得意なシャープな線描きが活かし、調和のとれた独自の手彩色で彩られていて美しい。

将来性のある作品を直に鑑賞して、率直な感想と励ましの言葉での応援が必要だ。

春を告げるスノードロップ

2012-04-21 00:18:22 | 自然の恵み
今日の最高気温は14℃を越えたので、雪解けが進んだ。
4日前の旭川市の残雪は56cmと報道していたのに、一昨日でゼロになったとか。

8台分の駐車場の氷割りが続き、今日で残雪ゼロになったが、庭の残雪はまだ30cmほどだ。   
   

明るい壁の反射で、建物側は土が露出し初めているし、花たちの一部が芽吹いている。
既にクロッカスが開花して暖かく日照があると、しっかり花びらを広げて咲いているが、曇ってくると蕾のように閉ざして寒さをしのいでいる姿がいじらしい。

  
水仙やカタクリは蕾のままの姿で、開花のチャンスを待っている。(4月17日撮影)

春の代表的な花で輝く黄金色を誇るのは福寿草だ。
いつの間にか、1mくらいの範囲に約20株も増えたようだが、半分は元気に満開になって、残雪のある庭の一隅で庭の主役を主張している。
     
    

     
       
深くて重い雪の下から姿を現したばかりのスノードロップは、折れ曲がっていて哀れな姿に見える。
待ちきれなくて既に蕾を付けているが、その勢いのある生命力に感嘆した。

      
         4月17日撮影
       
         4月20日撮影
今日は陽光を浴びてすっくと立ち上がり、恥じらうような下向きに開花している姿は清楚で可憐だ。

           

スノードロップの純白の小さな花と、すぐ近くに広がる汚れた残雪の対比は、興味深い光景だ。
スノードロップの別名が、マツユキソウ(待雪草)だが、春を告げる花にふさわしいネーミングだし、花言葉の「希望・慰め」もイメージぴったりだ。

スノードロップにまつわる幾つかの言い伝え話には、どれも興味深いものが有り、親しみ深い代表的な春の花だということが理解できる。

昨年球根を購入したスノードロップだが、こんなに元気に育ったことを思うと、拍手をおくりたい気分だ。

自然の恵みを受けて、いよいよ花の便りを送る季節がやってきたので、庭の花たちから目を離せない。