Tsuny'sブログ

老人が感じた日常生活を気ままに綴ったあれこれ

入学式のスピーチ

2012-04-11 22:20:36 | インポート
積雪量ゼロと言えば積雪1cm未満のことで、観測地点の特定面積の半分以上が地面になれば積雪量ゼロと言うらしい。
札幌市の積雪量無しと報道されたが、昨年より4日遅いだけなのは、旭川市の積雪量52cmとは随分差があるものだ。
今日の旭川は、午後から予報とおりに雨が降って、少しは積雪量は痩せたように見えた。

   
旭川市のロワジールホテルの3階から見下ろすと、7条緑道の残雪はまだまだ多いのがわかる。

そのロワジールホテルで今日旭川調理師専門学校の入学式があった。
    
ホテルで用意したのだろうが、毎度気になっているのは式場の国旗が、ボードに描かれた日の丸だということで、旗(Flag)ではなく板では国旗とは言えないと思うことだ。
一般的に日本人の国旗に対する無頓着な考え方だと思っている。

西川市長本人の挨拶があったが、4人の挨拶が続いた跡だけに、3分間に込められた簡潔で十分な内容の的確さはさすがだ。
ホテルの入り口では普段には見ることが出来ないホテルマン達の出迎えの方に、オヤオヤッと思ったので尋ねたところ、市長の出迎えだとわかったが、この会場に出席だったのだ。

過去10年以上にわたって代理人ではなく旭川市長本人のお出ましが無かったことを思えば、この入学式としては歴史的なことということで、やっとこの学校を認知したということか。

在校生45名と入学生49名が揃っての今年の入学式は、1年制から2年制になってから初の入学式で、新校舎での学習が始まるスタートの日でもあり、学生達にとってもラッキーなことだった。

この学生達に向かって、告辞をした学校法人北海道浅井学園の浅井洋子理事長のスピーチのみごとな話しぶりも内容も感動した。

短時間でも、優しさと厳しさを交えての心がこもった内容の濃いスピーチは、学生でなくても心に心地よく伝わる。
このスピーチを毎年聞く度に、この学校の存在意義を確信する機会となっている。

食文化を担う料理人を夢見る学生達が、このいスピーチをどう受け取って今後の学生生活を送るのか、新校舎での充実した学習への期待は大きい。

    
ロワジールホテルのランチは、味良く多彩な食材もボリュームも良く満足した。