Tsuny'sブログ

老人が感じた日常生活を気ままに綴ったあれこれ

パン屋さんが間もなく消える 

2007-03-14 21:22:23 | インポート
旭川のパン工房「ベーカリー パル」が3月いっぱいで閉鎖されることを知りました。

「ベーカリー パル」は、旭川調理師専門学校がパンつくり研究と講座開設のため3年?前から学校に近接して設けた施設で、おいしいパンを提供する「パル」も開店し営業しています。

ここには、お気に入りのカンパーニュがあって、早くいかないと目当てのぱんが入手困難な盛況ぶりでもあったのですが、昨日店の前を通ったところ、まさかの閉店予告の看板を見ました。

西洋建築にマッチし、ツタがからむ古色蒼然ながらも風情のある石壁を、思い切って取り払い、はではでな店の構えに変身した時と同じように驚きでした。
 「近年のスイーツブームで、学校の講座にスイーツ課程を拡充し、学生のニーズに応えるため、目先を変えて「スイーツ」に方向転換し「研究工房パル」として、7月開設を予定している」と校長の弁は、勇気ある決断と経営者の決意を強く感じました。

パンといえば、日本では主食の食事パンより、加工パンや菓子パンが主流で、パン屋の店内の甘いお菓子の臭いが充満していることでもわかります。
おいしくて安価な食事パンの普及を期待していた施設だったので、 パン工房の「ベーカリー パル」 の閉店は、 26~31日の30%off閉店セールが最後となり残念です。

朝食は、この店特性の食パンをこんがりとバタートーストにして、味わいながら食べました。