Tsuny'sブログ

老人が感じた日常生活を気ままに綴ったあれこれ

卒業式の作法について 

2007-03-13 22:12:54 | インポート
 専門学校の卒業証書授与式に参列しました。
 
多くの学校の卒業証書授与式の形式・作法は、昔ながらの特訓された卒業式用作法が続いていますが、国際性が重要視されている学校社会は、そろそろ現代的に進化・改善があっていいのではありませんか。

 独断偏見でもあるのですが、日常生活では行われない動作・所作があって、現代社会にてらして違和感があります。

 例えば、卒業生がステージ下の中央までわざわざ進み、左右に向きを変えて礼をする前に、ステージ中央を向いていったん止まることや、 最初に国家を歌う、いわゆる「フラッグセレモニー」が終わっているのに、 スピーチなどで登壇する大人は、登壇降壇の際に、国旗の方向にあらためて礼をする(これは、一般社会のセレモニーでも見られます)のは、たぶんステージ奥に御神影があった頃の名残りだと思えるのです。

 アカデミー賞贈呈のようにステージ上で横向きの位置で渡すことはなく、机越しに後ろ向きの卒業生に、うやうやしく授け渡す方法は、主役が卒業生だと考える現代にはなじまない気がします。

と、まぁ 暇人は他人事のように考えるのです。