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自由が丘駅前のイタリアン、マダムのひとりごと

ワイン色々~ボルドー編~

2020年05月02日 | マダムのひとりごと
時間があるので、ワインのアウトプットを。。

フランスワインというとボルドー地方のワインが浮かびません?
ブルゴーニュと並ぶ2大産地です。地図はこちら↓

南西ですね。

この地方は12世紀に英国領となり、発展。その後皆さまご存じの英仏100年戦争でフランスに戻るまでイギリスの王室や貴族に支えられていたのですね。

ボルドーはシャトーxxという名前のワイン名です。そのシャトー、美しい宮殿、城を中心に畑が広がりブドウを育て醸造、瓶詰まで行います。非常にきれいな景色。皆さまGO!!

ボルドーではどのワインも複数の品種を混ぜて、毎年できるだけ同じ味をリリースするというのがテーマです。収穫年による差ができるだけないようにしてますね。
大きな会社が作っているワインと考えてくださいね。

日本で有名なものはなんといっても失楽園で自殺する二人が口にするシャトーマルゴーでしょうか?マルゴー村の一級畑から作られる力強くも繊細なワインです。
でも価格的に手がとどかない。とにかく高くなってしまいました。

ちょっと贅沢する日に私が推薦するのは
クロデュマルキ(シャトーレオヴィルラズカーズというワインの弟分的なワイン)初めてお店で買ったボルドーワイン。それから何十年?迷ったときのクロデュマルキです。
シャトーマルビュゼ(サンテステフ村のワイン。若くして美味しく抜栓直後からとっつきやすい、外れ無しのワイン)
シャトーベイシュベル(サンジュリアン村のワイン。ボルドーワインの中では繊細ですべるような口当たり。ブルゴーニュ的ですね)

カジュアルに週に1,2回飲めるものでお勧めはシャトーボーモン。

いつ飲んでもおいしいですよ。

最も印象深いボルドーワインはシャトーモンローズ1982. ボルドーへ一人で行って酒屋さんへ入って引き出しをそっと開けたらございました。グレートヴィンテージの1982年。
どうしても何か一つ自分で買って飲みたかったヴィンテージ。日本へ帰って父と飲みました。果実味は華やか、でも熟成からくるジビエの香りや土の香りが印象的でした。

もう一本。OL時代の上司の家で頂いたシャトードュクリュボーカイユ1998年。力強く、明るくでも複雑で最高。仲の良い、気の置けない同僚と飲み、奥様の手料理がまた最高。

さて今宵あなたは何を召し上がりいます?


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