みおつくし料理帳で有名な高田郁さんの小説、あきない世傳金と銀をよみはじめました。
ここ最近じっくり小説。。。という時間がなかったので久しぶりに心躍ります。
内容はというと江戸中期早くに父と兄を亡くし五鈴屋という呉服店に奉公に出された聡い幸がなんらかの過程をへて良き商売人になっていく様をつづるのだと思いますが、当時のヒエラルキー構造、食事、大阪天満のなんとも言えない方言や(笑)のセンスが物語の進行の良いアクセントになってます。
日本の小説って死ぬほどあるからあまり意識しませんが、イギリスで発行される25%の小説が日本の作品というのだから、そのレベルは古典から時代小説まで言わずもがななんでしょうね。
昨日の賄い:酢豚