ひらのかおるタウン通信

ひらのかおるの日々の暮らしや市民活動の中で、みなさんにお伝えしたい情報や雑感などを綴っています。

個人情報保護運営審議会

2013-01-15 | Weblog
今朝は少し遅れましたがJR島本駅で朝街宣をしました。それほど寒くなくて助かりました。

11時からはぴあ・ネット/100万年の会の会合に参加し、1年間の活動予定などを相談しました。映画「シェーナウの想い~自然エネルギー社会を子どもたちに~」という2008年ドイツで製作されたドキュメンタリーのDVD上映会を計画しました。(2月10日予定)

映画は「 ドイツ南西部、黒い森のなかにある2500人の小さなまちシェーナウ市。チェルノブイリ原発事故後、シェーナウの親たちが、子どもの未来を守るため、自然エネルギーの電力会社を自ら作ろうと決意する。」という内容。自然エネルギーのまちづくりを進めるためにも参考になると思います。詳細が決まりましたらお知らせいたします。


午後は2時より開催された個人情報保護運営審議会を傍聴しました。

審議会に諮問された「個人情報保護条例の趣旨と解説」の改定の審議でした。死者の個人情報に関しても検討され、近隣自治体の事例を参考にして、どのように取り扱うかについても案が示されました。吹田市や箕面市などは条例で規定されていますが、高槻市や茨木市のように「趣旨と解説」で明文化する案が出されました。

「行政機関個人情報保護法」第2 条第2 項で、対象となる個人情報を「生存する個人に関する情報」に限定しています。このため、開示請求等の権利を遺族、相続人等が行使し、死者の個人情報の開示等を請求することができません。しかし、個人情報保護条例の運用で遺族、相続人等が報告書、カルテ・レセプト、救急搬送記録等の死者に関する個人情報の開示を求める例が数多くあります。

損害賠償訴訟の証拠となり、権利回復ができることもあります。死者の個人情報についても開示請求等の権利を認める規定を条例に明確に盛り込むべきと考えます。

写真:2011年7月30日 高知県梼原町の自然エネルギーの取組みを見学 ペレットストーブ
   町役場は地熱発電を利用されていました。