子どもたちと考える「戦争と平和」展in高槻・島本、高槻市立生涯学習センター展示ホールにて開催中です。ぜひ、ご来場下さい。案内はこちら
朝日新聞8月1日朝刊に掲載されました記事です。
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今と戦時中 共通点ないか
子と考える戦争と平和展 8日から高槻
二度と戦争を起こさせない――。終戦記念日を前に、そんな願いを込めたパネル展「子どもたちと考える 戦争と平和展 in高槻・島本2017」が8日~11日、高槻市桃園町の市立生涯学習センターで開かれる。改憲の動きが進む中、子どもたちに加害と被害の歴史を伝える。
医師や弁護士、大学教授らでつくる実行委員会が企画。戦後70年を迎えた2015年に始めた。
呼びかけ人の1人、脳神経外科医の山口研一郎さん(67)は「今起きていることと戦時中と共通点はないか。夏休みを過ごす子どもたちに考える場を提供したい。」と話す。
満蒙開拓団やシベリア抑留、慰安婦、沖縄戦をたどるパネル、当時の軍刀、銃弾など約200点を展示。戦時中の宣伝用ポスターには「進め一億火の玉だ」「心も武装せよ」といった文言が並び、当時の風潮がうかがえる。
高槻市に残る「タチソ」と呼ばれる旧陸軍の地下倉庫や、広島や長崎で被爆したアオギリやクスノキを市内の公園・学校で植樹する取り組みについても紹介。来場者に平和への思いを書いてもらう「ピースツリー」と名付けた寄せ書きコーナーを設ける。
8日午後2時から、沖縄戦の遺品展を各地で開いている東京大1年の西尾慧吾さん(18)と沖縄問題を語り合う「平和カフェ」があるほか、「科学者と戦争」(岩波新書)の著書がある名古屋大の池内了名誉教授が11日午後1時半から講演。「科学の戦争加担を再び繰り返さないために!」と題し、防衛省による大学研究費の補助金の動きなどの問題点について話す。
無料。期間中の展示は午前9時半~午後7時。問い合わせは実行委(090・9870・3709)へ。 (室矢英樹)
朝日新聞8月1日朝刊に掲載されました記事です。
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今と戦時中 共通点ないか
子と考える戦争と平和展 8日から高槻
二度と戦争を起こさせない――。終戦記念日を前に、そんな願いを込めたパネル展「子どもたちと考える 戦争と平和展 in高槻・島本2017」が8日~11日、高槻市桃園町の市立生涯学習センターで開かれる。改憲の動きが進む中、子どもたちに加害と被害の歴史を伝える。
医師や弁護士、大学教授らでつくる実行委員会が企画。戦後70年を迎えた2015年に始めた。
呼びかけ人の1人、脳神経外科医の山口研一郎さん(67)は「今起きていることと戦時中と共通点はないか。夏休みを過ごす子どもたちに考える場を提供したい。」と話す。
満蒙開拓団やシベリア抑留、慰安婦、沖縄戦をたどるパネル、当時の軍刀、銃弾など約200点を展示。戦時中の宣伝用ポスターには「進め一億火の玉だ」「心も武装せよ」といった文言が並び、当時の風潮がうかがえる。
高槻市に残る「タチソ」と呼ばれる旧陸軍の地下倉庫や、広島や長崎で被爆したアオギリやクスノキを市内の公園・学校で植樹する取り組みについても紹介。来場者に平和への思いを書いてもらう「ピースツリー」と名付けた寄せ書きコーナーを設ける。
8日午後2時から、沖縄戦の遺品展を各地で開いている東京大1年の西尾慧吾さん(18)と沖縄問題を語り合う「平和カフェ」があるほか、「科学者と戦争」(岩波新書)の著書がある名古屋大の池内了名誉教授が11日午後1時半から講演。「科学の戦争加担を再び繰り返さないために!」と題し、防衛省による大学研究費の補助金の動きなどの問題点について話す。
無料。期間中の展示は午前9時半~午後7時。問い合わせは実行委(090・9870・3709)へ。 (室矢英樹)