ひらのかおるタウン通信

ひらのかおるの日々の暮らしや市民活動の中で、みなさんにお伝えしたい情報や雑感などを綴っています。

20年ぶりに保育士2名採用!

2010-08-31 | Weblog
今朝、配布された広報しまもとを見て、びっくり! 「2011年4月採用 町職員募集に保育士2人程度」と載っているではありませんか。後で人事課に確認してわかりましたが、保育士は、なんと20年ぶりの採用です。

ここ数年、予算・決算委員会では職員採用計画に係り保育士の採用を要望してきましたし、採用計画では2012年に1名ということでしたので本当に嬉しかったです。現場からも、子育て支援課からも強い要求があり、人事課も努力され、町長の決断になったと思います。

保育所民営化が遠のいたわけではありませんが、現在、2つの保育所合わせて正職員が17名(2つの保育所定員合計は270名)しかいないという状況が改善されます。安心できる保育体制につながると確信します。


昨日は決算審査にも係るので、例年通りに2箇所の町立保育所の見学をし職員体制などについてもお聞きしたところでした。2009年度で実施された施設の改修や設備の更新などを確認し、保育の様子も見せていただきました。

本日(8月31日)は山崎保育園の見学もさせていただきました。少子化ですが保育ニーズは高まっていますし、今後予測される待機児童対策のために園庭に増築し、0、1歳20名を受け入れることになっています。そのための整備予算が9月議会に計上されていますので、園長さんにお話を伺いました。

児童相談所に長年勤務され、この3月まで同じ社会福祉法人が運営する情緒障害児短期治療施設長をされていた方ですので、虐待を防止するためにも子育て支援に力を注ぎたい、町に協力したいと使命感と熱意が伝わってきました。「給食を子どもたちと一緒にどうぞ」とのことで、免疫力の高まりそうなおいしい給食をいただきました。園舎は広く、きれいで家庭的な雰囲気があります。公立保育所の施設の貧しさがよけいに気になります。

町立保育所、山崎保育園の職員のみなさん、ありがとうございました。

写真:山崎保育園

清掃工場補修工事

2010-08-30 | Weblog
9月議会には清掃工場ごみ処理施設補修工事の工事請負契約の締結議案が提案されています。
◇ 請負者 ユニチカ(株)環境事業本部
◇ 契約金額 89,250,000円

毎年多額の費用が計上され、定期補修が行われます。焼却炉・粗大ごみ処理施設の保守点検が実施されますので、それに基づき次の年の補修工事がなされるというサイクルとなっています。

今回は契約方法が昨年までの総合評価型一般競争入札から参加意思確認公募手続きによる随意契約に変更されました。より公正性・透明性、契約金額の精査が求められます。

議案審議に先立ち、8月26日に9名の議員(外村・戸田・平野・河野・高山・冨永議員)で清掃工場の見学を行い、補修箇所の説明を受けました。施設内部は53度という暑さで、日頃の過酷な業務の大変さがわかります。技術的なことは理解するには難しいのですが、机上で図面を眺めているより視察して少しでも現場や設備の状況を知る努力はしておきたいと思います。

都市環境部、現場職員のみなさん、暑い中、丁寧な説明をありがとうございました。

滞っていたブログを2週間分アップしましたので、8月29日のアクセス数は 閲覧数:658PV とぐーんと増えました。訪問ありがとうございます。

写真:排ガス処理設備のバグフィルター 補修箇所の一つ

9月議会が始まります

2010-08-30 | Weblog
9月議会が始まります。9月3日~10月5日まで決算委員会をはさんで、前半本会議、後半本会議となっています。傍聴よろしくお願いいたします。

◆前半議会 9月3・6・7・8日 
・住民ホールの廃止条例案の討論、採決(委員会では可決でしたが、本会議での可決は微妙)
・一般質問 10名の議員が3日、6日にかけて行う予定です。合併議論もする高槻市島本町広域行政勉強会について4名の議員が質問します。

*他の議案については順次お知らせいたします。

【一般質問の質問者と質問項目】

高山議員
1.都市農業の振興のために
2.地デジ対策 地域への支援を求める
3.バリアフリー化対策前進のために
岡田議員
1.子宮頸がん予防ワクチン公費助成と「女性のがん検診無料クーポン」の継続を!!
2.「こんにちは赤ちゃん事業」をなぜ中止したのか
3.高齢者に優しい街づくり
4.JR島本駅から駐輪場への利便性
河野議員
1.8月4日上下水道部「にごり水」発生事案の再発防止、危機管理のあり方を問う。
2.福祉事務所・民生部の体制を問う。
3.ふれあいセンター減免制度改悪は撤回、再検討を求める。
4.人権文化センターの充実、解放同盟支部の撤退を求める。
5.第五次行財政改革は住民参加の議論を。
外村議員
1.高槻市との広域行政勉強会の進展とありかたについて
2.JR島本駅開業後の周辺活性化策について
冨永議員
学校施設の改善は進んでいますか
1.第2小学校の雨漏り対策は完了しましたか。
2.第3小学校 支援教室のエアコン修理を早急にすべきで
す。
平野議員
1.JR島本駅西地区の田園風景は景観財産、開発は避けられないのか。
2.住民参加で財政再建プランをつくるべき~第5次島本町行財政改革プラン(案)を問う~
戸田議員
1.子どもを紫外線から守る対策を求めます~保育・教育現場における意識改革を!~
2.アライグマの危険性周知について~人獣共通感染症の視点から~
澤嶋議員
1.しまもとはどうなるの?~広域行政・合併問題について~
2.行政サービスの手続きにも「当事者」の視点を!

藤原議員 「高槻・島本広域行政勉強会の成果品を期待する」

清水議員 「高槻市・島本町広域行政勉強会」及びワーキンググループ
について

広域行政・合併問題学習会

2010-08-30 | Weblog
8月21日午後は第3回 しまもと広域行政・合併問題学習会を開催。
       
島本町の財政はどうなっているの? と題して 初村尤而(はつむらゆうじ)さん ( 大阪自治体問題研究所理事・主任研究員、 大阪経済大学非常勤講師(地方財政論))にお話を伺いました。 

島本町は財政力があること、しかし過去の大型公共事業~ふれあいセンター、水無瀬川緑地公園、町営住宅、JR新駅~のために多額の町債を発行したこと、公共下水道への繰り出し金が多いことなどで、経常収支比率が悪く、財政が硬直化していることを指摘されました。2008年度で人口1人あたりの借金は43万3,200円です。

私見ですが、と断って「水無瀬駅、山崎駅、上牧駅すべて1キロ圏内にあり、島本町は利便性が高いので、JR新駅設置事業に関しては、緊急性があったか疑問である。財政が厳しくなった結果でもあるが、議会や住民のみなさんがそれを選択されたのですから・・。」とも述べられていました。

第5次行革プランとともに長期財政収支見通しも示されました。「JR新駅ができる前は、財政は大丈夫、と言い、できてからは財政が厳しい、という説明は恣意的。また、財政運営がうまくなされていないことではないか。住民への十分な説明が必要である。」「合併をしないとやっていけないのではなく。どういうまちづくりをするかである」ということです。

「財政の使い方を町民と相談して決める」という財政民主主義の原則を教えていただきました
適正な財政運営ができれば、合併の必要性もない、ということになります。秋に高槻市・島本町広域行政勉強会では合併した場合の財政シミュレーションが出されるそうです。どのようなものなのか、注目しておきましょう。

当日は、会場はスタッフ入れて50名と関心の高さが伺えました。沢山参加していただき、ありがとうございました。

チラシの会場案内が間違っていて大変ご迷惑をおかけしました。

写真:対岸が辺野古崎

議会改革?

2010-08-29 | Weblog
翌18日は第5回 議会改革等特別委員会が開催されました。

議会基本条例も他の課題も2つの部会を設置し、調査・研究・検討するということになっており、部会の記録をどのようなものにするかで、部会長会議も含めて、すでに3回話し合っていて、当日は4回目です。

部会の記録については箇条書きで発言者を記載しない事務局案がだされましたが、否決。私たち会派の求める議会運営委員会と同様に発言者も記載し時系列に発言も載せる記録とする意見と発言者は載せるが箇条書きの記録にする意見とに概ね分れて、採決で後者の意見に決定されました。納得ができませんが事務局体制が無理とのことでやむを得ません。

一言一句正確な会議録が作成される委員会でしっかり議論することにします。
ようやく、次回から本題の審議にはいることができます。

議員全員協議会

2010-08-29 | Weblog
ゆっくり夏休みをいただきリフレッシュでき活動再開です。それにしても、九州より沖縄より「大阪は暑い!」ということを実感しました。

17日には議員全員協議会が開催され理事者から4件の報告を受けました。

1.島本町まちづくり基本条例(案)について~ようやく提案されます。しかし決算審査の委員会では十分な審議は難しいです。

2.第5次島本町行財政改革プラン(案)について~個人給付の見直し、保育所民営化等の第4次行革を継続し、あらたに統廃合を視野に入れた学校の適正規模の検討、公立幼稚園保育料・入園料の値上げなどもあがっています。同時に長期財政収支見通しも発表されました。2014年には財政は好転するとの見通しです。理由は若山台調整池2haを売却して22億1100万円を見込んでいるためとの説明です。防災上や農業用水に影響がないのか、慎重な検討がいります。

3.保育所待機児童対策について
保育ニーズに対応して山崎保育園の園庭に増園して0・1歳を20名まで受け入れるとのことです。保育所整備は財政状況からして困難ということでの対策です。

保育ニーズは保育所民営化を掲げた基本方針の保育所入所児童数の推移とはかけ離れ、大きく上回っています。根拠の乏しい基本方針にまだ固執するのでしょうか。

4.大阪広域水道企業団の設置に関する協議について~予定通り来年4月の企業団設置に向けて規約案が提案されました。町長は一度も議会に説明することなく受水市町村首長会議で同意をして、提案してきました。橋下知事の府市水道統合から始まったことですが、島本町の水を守ることができるのでしょうか。

このような重要な案件を2時間で説明するには不十分です。特に第5次島本町行財政改革プラン(案)については住民対象の説明会を求めました。

1,3,4の案件は9月議会議案で審議しますし、2は一般質問いたします。

辺野古へ

2010-08-29 | Weblog
辺野古が対岸に見える海で朝の散歩をして、民宿を後にしました。

広大な米軍基地キャンプシュワブを横目で見ながら、辺野古のテント村へ。辺野古に基地をつくらせないと座り込みを始めて2310日目ということ。粘り強い闘いは続いています。じりじりと照りつける太陽の中で、いくつかのグループの来訪者に熱心に説明をされていました。

5月28日の日米共同声明で、両政府は普天間基地移設の代替施設を「キャンプ・シュワブ辺野古崎地区及びこれに隣接する水域に設置する」としました。鳩山元首相が掲げた「沖縄県民の思いを受け止めて、普天間飛行場は、国外か県外に移設する」という公約は反故にされ。沖縄の人びとは、あまりに残酷な結果で、耐えがたい怒りを覚える、と発言されています。国や政治に対しての不信感、悔しさは計り知れないでしょう。少しでも痛みを共有しなければと辺野古を訪れました。

「子どもたちに豊かな海を残したいのです」と説明の女性は静かに語られました。海を埋め立てること、戦争のための基地をつくることの愚かさを問われているのは、本土の私たちなのです。

海と風の宿

2010-08-29 | Weblog
名護市の大浦湾沿いの民宿「海と風の宿」に着いたのは夜の10時。
南洋の植物の森に囲まれた開放的な所で、ちょうど、中学生が映画の撮影をしていたところでした。確か『人魚ジュゴンのすむ海』がテーマだと言っていたような。屋上へ上って、10人くらいで寝転がりながら満天の星を眺めていると、地球と一体となった気分です。夜中でもみんなわいわいがやがや。初めて会った人たちでも親しみを感じます。

大浦湾というのは辺野古の海に続いていて、生態系が豊かなジュゴンの棲む海です。数年前には巨大なアオサンゴが発見されたそうです。ヤモリのなき声を聞きながら眠りに入りました。

海と風の宿

沖縄へ 佐喜眞美術館

2010-08-29 | Weblog
8月14日~16日、実家のある福岡経由で沖縄へ。
首里に住む友人が空港まで出迎えてくれて、まずは昼食を共にしながら再開を喜び会いました。精神障がい者の就労支援を兼ねている食堂「じーぶ」の絶品の沖縄そばに感激。ぜんざいは美味でした。ぜんざいと言っても、金時豆と白玉もちの上に氷がのっているもの、 暑い沖縄ならではの夏の風物詩のひとつだそうです。..

閉館する前にと、宜野湾市の佐喜眞美術館へ案内してもらいました。2度目ですが、ぜひとも訪れたい所でした。普天間基地に隣接して建っています。基地の一部を取り戻した土地に沖縄戦にこだわった建物・展示となっています。慰霊の日(6月23日)には、太陽が一直線に沈むよう配慮して設計されており、そこへ上ると普天間基地が広がっています。

丸木位里・俊夫妻による「沖縄戦の図」は圧倒されます。

恥かしめを受ける前に死ね
手りゅうだんを下さい
鎌で鍬でカミソリでやれ
親は子を夫は妻を
若ものはとしよりを
エメラルドの海は紅に
集団自決とは
手を下さない虐殺である
-
との言葉が書き添えられていて、沖縄戦の悲惨さ、過酷さがさらに伝わります。


【佐喜眞美術館】
1. 設立趣旨
沖縄の植物たちは、台風のただ中に枝葉をひきちぎられても、しなやかに揺れながら“根太く”成長していきます。しかし鉄の暴風(沖縄戦)以後の変化は、あまりにも急激であります。私は情況が厳しければ厳しいほど静かに心を落ちつけて“もの想う空間”をつくりたいと考えました。  蹂躙された魂は、まず癒されることが必要です。我々は、そこから反転する力を身につけていきたいと考えます。  1992年、米軍普天間基地の一部を返還させ、93年11月23日に開館しました。平和学習で沖縄を訪問する高校生が、数多く来館してくれます。“芸術の力”が、世代を超えて戦争の真実を伝えてゆきます。

市町村への教職員人事権の移譲

2010-08-29 | Weblog
8月6日 大阪府議員会館にて、小沢福子府議が企画された「府から市町村への教職員人事権の移譲問題」についての学習会に参加しました。やはり関心が高く大阪府内の市民派議員のみなさんも多数参加されています。大阪府教育委員会の職員さんが説明をして下さいました。

地方教育行政法は、公立小中学校教員の採用・管理職登用・転任・懲戒処分などの権限を都道府県と政令指定都市の教育委員会に持たせています。市町村の教職員は市町村の職員ですが、人事権は都道府県にあります。

橋下大阪府知事の要請に応えて都道府県教委がもっている教員人事権を市町村教委へ移譲することを文部科学省は認め、すでに大阪府北部の5市町の池田、豊中、箕面の3市と豊能、能勢の2町では2011年度移譲に向けてプロジェクトチームが発足しています。5月27日には島本町も含む高槻市・茨木市・吹田市・摂津市の三島地区でも会合が持たれて検討が始まっています。

先立つ6月議会で伊集院議員が市町村への教職員人事権の移譲問題については質問をされています。その時の川口町長の答弁を一部紹介します。

「川口町長: まず、大きな課題でございますけど、先ほど教育次長のほうからご答弁申し上げましたように、財源の移譲が伴うのかどうかというふうなことが、まず大きな課題でございます。そのあたりは、財源の移譲が確実にされるのかどうかというのは、まだ明確なご回答はいただいておりません。
  それと、あと人的な支援がございますよね。教職員を採用するにあたっては、当然、担当する職員が必要でございます。それと、今、大阪府全体で、大阪府の教育委員会が中心になって、他府県で、いろんな試験なんかを行って多く人材を求めているわけでございますが、それが三島地区という中で人事、教職員の採用ということの事務を行う場合に、かなり限られて、制約を受けるのではないかな、そのあたりが。
  それとか、あと、いろいろ課題がございまして、教職員の身分をどうしていくかというふうな問題もありますし。具体的に言いますと、島本町の職員として採用するのかとかそういうふうな問題もありますし、当然、そのご本人の同意も要りますし。それとあと、今、大阪府の教育委員会からそれぞれの市町村に加配をしていただいている教職員、それがどうなるのかというふうなこともございますので、様々な課題がございますので、その課題をこれから積極的に整理していこう、そういうことでございます。」

「川口町長 :その日の朝の10時からでしたか、知事と市町村長との意見交換会がございました。その際、知事から具体的な内容は何も示されておりません。地域主権ということで、この一字が盛んなに言われていた言葉ですね、「Near is better」と盛んにおっしゃっていました。それともう一つは「大阪府は支援するお金はありません」、この2点を強くおっしゃられていましたので。その日の午後にこういう会議を開いたものですから、本当に財源移譲が行われるのかどうかというのは首長の中では大変不安に思っている、そんな感じでございます。」

ということで、移譲を受ける町側も大きな不安を持っているということです。このような中で、学校現場の教職員の声も保護者の声も聞かずに大きな制度変更をするのかと疑問を持ちます。

地域に愛着を持つ教師が配置される、と担当職員さんの説明でしたが、現場の教員は子どもたちのことを理解するために地域や家庭のことを十分把握しているのでは、と思います。

「個別に採用を行うと、自治体の財政力で給料など労働条件に格差が生まれる」「コネ採用や情実人事がはびこる」「教育の独立性が失われ、真理・真実を教える教育がゆがめられる」ことになるなどが危惧されるという声もあります。慎重な検討が必要です。

学習会を主催していただいた小沢さんありがとうございました。


写真:我が家のネコ







精神病院をなくした国イタリア/トリエステ・ローマ・ベネツィアを訪ねて

2010-08-29 | Weblog
ぴあ・ねっと主催で2つの学習会を持ちました。

7月31日は「在宅で、納得の人生を生き切る」として、箕面市のAさんに話題提供していただき参加者で話し合いました。

「在宅介護=家族の犠牲」ではなく、制度等を活用しながら、ある人生の終末を自宅で迎えるには、どうしたらそれは可能になるかなどのお話から「人生を主体的に生きる」ということをAさんの姿勢に学ぶことができました。ソーシャルワーカー、看護士、介護ヘルパーの立場から、介護をされた経験から、病気を抱えた状況から、みなさんと意見交換でき貴重な会となりました。

8月7日には「精神病院をなくした国イタリア/トリエステ・ローマ・ベネツィアを訪ねて」ということで、精神医療に携わる医師・看護士の方からお話をお聞きしました。同行したぴあ・ネットのメンバーも沢山の写真を展示して報告してくれました。

イタリアは、30年前に“自由こそ治療である”と精神医療改革を唱えたフランコ・バザーリアを中心としてバザーリア法”を制定して、精神病院のほとんどを廃止しました。メッカといわれるトリエステを中心に、精神博物館、精神保健センター、共同住居、社会協同組合工房、精神保健局などを訪問した報告からは、大きな医療制度の違いはもとより、だれもが人権を尊重される人生を送ることができる、という強烈なメッセージを受け止めました。

多くの方に聞いていただきたかったお話でした。事前のお知らせが十分できていなくて残念でした。関心のある方は、またお知らせ下さい。

写真:自由を象徴する青馬の像


精華町議会視察 議会基本条例について

2010-08-28 | Weblog
2010年8月2日、京都府精華町へ議員研修に行きました。精華町議会では議会基本条例を制定し2010年1月1日から施行されています。条例制定の過程を詳しくお聞きすることができました。

議会運営委員会のメンバーが条例検討委員会委員となり、ほぼ1年間かけて案作りを行い、その間5つの小学校区ごとに住民との意見交換会を開催し、全国町村議長会の指導も受けながら制定に至ったそうです。そのご苦労と努力に頭が下がります。

住民に開かれた議会にするための条例づくりという視点は揺るがないという姿勢が根底にあるのではないかと中心になって説明してくださった佐々木議員の熱い思いが伝わりました。

現在、島本町議会でも議会改革等特別委員会で議会基本条例の審議をはじめていますので、精華町議会の取り組みは刺激になりました。議会事務局、議会のみなさま、本当にありがとうございました。

し尿の広域処理施設の見学 

2010-08-28 | Weblog
7月29日に京都府八幡市にある城南衛生組合のし尿処理施設「クリーンピア沢」と隣接する京都府「洛南浄化センター」を見学しました。7月17日のしまもと広域行政・合併問題学習会で参加された市民の方から広域処理の施設の一つとして見学されたら、と紹介されたものです。

城南衛生組合は宇治市・城陽市・八幡市・久御山町・宇治田原町・井手町で構成の組合です。「クリーンピア沢」の位置は淀川沿いで周辺は田畑で民家はありません。
処理能力115kl/日で標準脱窒素処理方式+高度処理されています。1日平均処理量は300t(4tのバキュームカー75台分)。現在は処理能力を超えるので一定量を希釈後、浄化センターで処理委託しています。2012年度以降は、下水道接続率が高まるに従い、クリーンピア沢だけで処理可能になる予測です。

「洛南浄化センター」【流域下水道】は京都市・宇治市・城陽市・八幡市・京田辺市・木津川市・久御山町・井手町の下水処理を行っています。

府域を越えての廃棄物処理の可能性も検討していく必要があるのではないかと今回の見学は大いに参考いなりました。暑い中、丁寧な説明と案内をしてくださった両施設の職員のみなさん本当にありがとうございました。



ヒメボタル大沢キャンプ

2010-08-28 | Weblog
記事日程が前後して申し訳ありません。

7月10日~11日にはヒメボタル大沢キャンプでした。

大沢地区には平地型より少し遅く発生する山型のヒメボタルが見られます。毎年観察をしている島本・緑と水を守る会のIさんを中心にしてキャンプをしながら観察をする行事を企画しました。前回参加した子どもたちからの要望もあって実現。

カレーの材料を買い込み、子どもたちと一緒に作ったかまどでまきを使ってできたご飯とカレーは最高でした。野鳥やセミ、虫の声、風の音、市街地とは違う時間の流れの中で過ごすことは、至福の時です。

当日はあくあぴあ芥川の館長の田口さんにもきていただきヒメボタルの生態など詳しいお話もお聞きしました。

ヒメボタル・ヘイケボタル・ゲンジボタルが同時に観察できる貴重な地区です。大事に生態系を守っていきたいですね。


島本反核・平和・人権フェスティバル コンサート&模擬店

2010-08-28 | Weblog
7月24日開催のフェスティバルには澤嶋さんと炊き込みごはんをつくって販売、あっという間に売れました。

はるか学園の子どもたちのエイサーや町教組の平和の歌、メキシカンダンス、ロックなどのコンサートや子ども向けの遊びもあり大賑わいでした。

いつまでも非核都市宣言をした町として平和を願ってのフェスティバルが続きますように。