ひらのかおるタウン通信

ひらのかおるの日々の暮らしや市民活動の中で、みなさんにお伝えしたい情報や雑感などを綴っています。

戦争させない!ターミナル行動&東電元会長ら3人強制起訴!

2015-07-31 | Weblog
戦争させない!ターミナル行動に参加しました。5時からはJR高槻駅にて高槻・島本の超党派議員の共同アピール、6時からは高槻・島本の各鉄道駅ターミナルで、チラシ配布、リレートーク、署名運動など行いました。「戦争法案NO!、60日ルールを使うな!参議院で廃案に!」と駅行くみなさんに訴えました。暑い中で、ターミナル行動に参加された方は総勢300名であったことが報告されました。配布したチラシは2500枚、集まった署名は450筆です。

地域から国会まで戦争法案撤回の熱気を届くよう、引き続きがんばりましょう。

自宅へ帰り、パソコンを開くと、うれしいニュースが。 福島第1原発事故をめぐり、業務上過失致死傷容疑で告発、東京地検が2度にわたり不起訴とした東京電力の勝俣恒久元会長(75)ら旧経営陣3人について、東京第5検察審査会は31日、「起訴すべき」だとする議決をしました。今後、3人は強制起訴され、今回の原発事故ではじめて、法廷で刑事責任を問う裁判が争われることになります。

詳しくは福島原発告訴団の声明をご覧下さい。私も告訴人14,716人の一人ですので、感激です。告訴団事務局や弁護士のみなさま、ここまで来るのに本当にご苦労様でした。そして、ひとりひとりの脱原発を進めていくのも、これからです。東京第5検察審査会の良識にも感謝したいです。

憲法白熱教室!お知らせ

2015-07-30 | Weblog
憲法カフェなどを開かれている「あすわか」の弁護士さんに憲法のことを学びます!
ご案内いたします。ぜひ、お越し下さい。

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憲法白熱教室!
施行68年 若手弁護士と語りあう日本国憲法

■2015年8月1日(土)13:30~15:30
■島本町ふれあいセンター1階 健康教育指導室
■おはなし 諸富健さん(弁護士)
■参加無料・申込み不要

主権者であるわたしたちが、わたしたちの「日本国憲法」を自ら知ろうとすることが、今、とても大事
明日の自由を守る若手弁護士の会京都支部「あすわかKYOTO」事務局長として、
草の根の活動を展開されている諸富健さんに、
集団的自衛権・解釈改憲の問題点をわかりやすくお話ししていただきます

護憲・改憲、まずは知憲、いっしょに学びましょう!ご参加をお待ちしています。

主催:人びとの新しい歩み(戸田靖子・平野かおる)

■会場:島本町ふれあいセンター
駐車場(無料)あります  JR島本駅から徒歩圏(約8分) 阪急水無瀬駅からは15分強


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戦争させない!7/31駅前ターミナル行動にもご参加下さい

□7月31日/金 午後6時~ 
どの駅で参加されても結構です。メッセージを持ってスタンディング、チラシの
配布、リレートーク、署名(実行員会独自署名)など行います。

JR高槻/摂津富田/島本駅
阪急高槻市/富田/上牧/水無瀬

5時からはJR高槻駅南で議員アピール
◆主催:戦争させない!高槻・島本実行委員会

戦争法案(安保法制)は、自衛隊が海外で戦争するためのもので、憲法違反です。
衆議院では、7月16日に、野党退席のまま強行採決が行われました。
26日(月)から参議院で審議が始まりました。廃案めざしてがんばりましょう!


教科書採択

2015-07-27 | Weblog
公立中学校で来年度から使用される教科書が市区町村の教育委員会で8月末までに採択されます。
安倍政権の「教育改革」後に初めて検定に合格した教科書の中から選ばれます。安倍首相グループがバックアップする育鵬社の社会(歴史・公民)教科書の採択が最大の焦点です。

教科担当教員の調査員による調査、教科書見本展示会の市民意見、教育委員会・学校長・保護者で構成する選定委員による意見具申をもとに、教育委員会で審議し採択する手続きとなっています。

島本町でも北摂自治体のトップを切って、本日の教育委員会議で採択が行われました。傍聴は原則定員10名のところを、傍聴席を25席設けられ、傍聴者17名が全員入ることができました。

9時30分から2時間半かけて、意見具申された選定教科用図書について4人の教育委員と岡本教育長が、それぞれ意見を述べ、どの教科も合議(全員異議なし)で採択されました。心配していましたが、歴史・公民の教科書は育鵬社・自由社以外の出版社のものが選ばれました。

採択結果は町ホームページで8月末以降に公表されます。

市民の意見については、教科書展示期間中のもの22件で、市民団体などからの要望・申し入れ9件で、ほとんどが「憲法にそっておらず、歴史をゆがめて戦争を美化している、育鵬社・自由社の教科書を採択しないで下さい」という主旨でした。

実は、教育委員会議に参考資料として提出された市民意見をまとめたものに、一部の意見が含まれていないことに気づきました。会議終了後に教育委員会教育推進課に指摘すると、「確認します」とのことでした。翌日、6件分を別のところに置いていたため気づかず、意見集約に漏れがあったと、謝罪と説明がありました。

昨年も同様のことがあり、教育推進課は「今年は絶対にそのようなことがないようにする」と断言していたのに、また、生じたのです。対応としては、追加分の6件の意見を教育委員にお渡しする、傍聴者にも対応するとのことでした。貴重な6件の意見はないものと扱われたわけです。緊張感がなく、なにより住民の意見を軽視していることです。猛省を求めます。

今回の教科書採択については育鵬社の歴史・公民教科書の執筆者・監修者に町内学校関係者がおられたので、かなり危機感を持っていました。教育委員のみなさんが良識ある判断をしていただいたものです。

宝塚プラザ・コム

2015-07-23 | Weblog

宝塚市の宝塚福祉プラザ「プラザ・コム内」こむの事業所で開催された、近畿市民派議員勉強・交流会に参加しました。

➀障害者の社会参加と自立に向けて 松藤聖一さん(NPO法人こむの事業所理事長)

障害者と健常者がともにはたらく「こむ事業所」でレストランなどを運営されており、福祉のエキスパートとして知られる元宝塚市の部長の松藤さんに現場の見学の案内と事業の概要などお話いただきました。

「こむの事業所は、障害者をはじめとして社会的に仕事を得にくい人々への仕事を創出し、社会的意義のある仕事を創造します。くわえて、一時的な居住の確保や相談といった生活サポートを行うことによって、社会的排除のない地域を中心とした社会づくりを行います。」という主旨で事業運営されています。

コムの土地・建物も財団所有市からの補助金はなく公益財団法人プラザ・コムへの市民の支援と自立支援給付のみの財源で運営されているそうです。ビルの管理事業(公共施設の清掃・駐車場管理など)、食事サービス事業(配食など)、レストラン・こむの市場・こむの修理屋(パソコンなど)を行っています。

社会的排除につながるあらゆる地域社会の課題に向き合っていく、というのもコムの事業で、ひきこもりやホームレスの人の支援や就労支援などもされています。

「こむ」は円形の茶色い建物で、植物と共生している景観です。敷地には児童・高齢者が利用する施設もあります。一見の価値ある空間です。


②電力自由化に向けて 石井伸弘さん(「電気をカエル計画」代表)
来年からスタートする電力自由化。PPS事業についてや自治体でできる節電など提案のヒントを学びました。島本町も来年度の電力調達は、なんとしても入札にすべきです。    

③地方財政について 脇本篤さん(芦屋市財務担当部長)より、マクロの地方財政(および交付税)とミクロの交付税を、6月発表された「2015年骨太方針」の解説を交えて説明していただきました。

ビッチリ学習、美味しいこむレストランのお弁当、とても充実した勉強会でした。宝塚市・西宮市・芦屋市の議員のみなさま、お世話になりました。

自産自消

2015-07-19 | Weblog
京都生協会館で開催された「六次産業化を考えるシンポジウム」(主催:NPO 法人日本都市農村交流ネットワーク協会・NPO 法人農楽マッチ勉強会)に参加しました。

農業の六次産業化ということを初めて知りました。農産物を生産するだけでなく、加工・流通なども含めての産業化することだそうです。京都府立大学 講師 中村 貴子さんより「地域を元気にする女性起業の6次産業化」、大阪商業大学 講師 中塚華奈さんは「神戸のトーホーと淡路島の新家青果がおもしろい」、マイファーム 代表取締役社長 西辻一真さんは「『自産自消』の循環で農業界に革命を」というお話でした。

関心のあった西辻さんからは「自産自消のある社会を創ることで世界を変えたい。野菜づくりで得られる「気づき」で世の中を良くしてゆきたい」という理念で実践されているマイファームの事例を多く紹介していただきました。

西辻さんの農業への目覚めは子どもの頃、家庭菜園にて両親と一緒に野菜を栽培されたことから始まり、
大学農学部で学ぶ過程で、一人当たりの生産性を増やす研究が主流である中、農地を増やすという方向で生産を考えるようになられたそうです。

世界の耕作放棄地38%、国内は約10%という現状から、耕作放棄地を再度農地へできるかを考え、“自産自消”への実現のため、世界の耕作放棄地を農地へ!を、理念として起業されました。

最近では、東日本大震災での惨状を見て、農業で地域復興を実現してゆくという実践も取り組まれました。

耕作放棄農地を借り受け体験農園事業から始めて、農産品をつくるだけでなく、直売や農産品の加工、レストランさらに農業希望者への教育(アグリイノベーション大学)までをビジネスとされています。

マイファームは年間7万円の体験農園事業には多くの利用者があるとのことで、各地で運営されています。2007年に創業時は25歳、現在33歳という西辻さん、農業ベンチャーとメディアでも取り上げられていますが、根っこをしっかりはった生き方をされている、と講演からよく伝わりました。すべての人が自産自消(たとえわずかでも)する社会、希望が見えます。*我が家の畑の手入れをさぼっててはいけませんね。とても貴重なシンポジウムでした。


台風11号の被害等

2015-07-18 | Weblog
議会事務局からは、刻々と台風11号の対応状況が、深夜まで議員のもとにはFAXで届けられ、状況を把握することができました。みなさんの所は、被害等はありませんでしたでしょうか。

朝9:42分発FAXでは、「避難所は多いときで3ヶ所28人ほど避難されておられたが、現在はおられない」「尺代5号線に10トンほどの土砂が流入して、通行に支障があるレベル」との報告でした。

11時頃に見回りを行いましたが、東大寺の緊急土砂置場は山からの雨水が水無瀬川に道路をまたいで流入しており、尺代5号線では、朝早くから職員による復旧作業も行われ、片側車線は通れるようになっていました。

尺代5号線は、尺代地区の幹線道路が使用できなくなった場合の災害時の緊急道路という目的でつくられましたので、通行ができなくなるようなことがあっては、機能が果たせなくなります。あらたな課題です。
町内の被害等については、正確な報告があるかと思いますが、大雨の影響は侮れません。

避難勧告

2015-07-17 | Weblog
台風11号の影響で島本町に大雨警報<土砂災害>と土砂災害警戒情報が発令され午後9時に災害対策本部が設置されました。以下、議会事務局よりのFAXの情報です。

また、午後9時15分に土砂災害の恐れのある地域(尺代、大沢、桜井2~5、桜井台、山崎4~5、大字広瀬などの一部)に避難勧告がだされました。

避難所として、ふれあいセンター、二小、三小の体育館も開設されています。

新川(堤防高170cm)については、警戒水位(90cm)に達している模様ですが、順次町内の危険箇所等を巡回するなどの対応にあたっている、とのことです。

島本町土砂災害情報で 観測雨量や川の水位がわかります。

先ほど、私の住む地域にも「避難勧告」のアナウンスをする広報車が回ってきました。近隣の状況に注意しておきます。

アベ政治を許さない! 全国一斉行動

2015-07-17 | Weblog
台風の影響で大雨が続いています。みなさんの所は大丈夫でしょうか。

本日の戦争させない!「ターミナル大行動」は大雨警報が解除されませんので、中止となりました。戦争法案を廃案にするまで、取組みたいと思っています。早速ですが、明日のお知らせです。

明日18日、全国午後1時きっかり「アベ政治を許さない」掲示行動を高槻と島本で取り組みますので、参加可能な方は一緒にスタンディングしましょう。場所と時間は下記のとおりです。

1.「アベ政治を許さない」全国一斉行動

 7月18日(土)午後1時~1時30分

【高槻】 JR高槻駅南側陸橋 (松坂屋寄り)
【島本】 大阪北生協島本店前 (三島郡島本町青葉1-2-10)



澤地久枝さんがホームページ
でアベ政治の非道に、主権者一人ひとりの抗議の意思をいっせいに示そう、7月18日午後1時きっかりに「アベ政治をゆるさない!」という言葉を同時に掲げる、というものです。文字は俳人の金子兜太(かねことうた)さんの揮毫によるメッセージです。

澤地さんHPでA4サイズにプリント可能です。

2.街頭アピール こちらもご参加下さい。
7月19日(日)午後1時30分~2時30分
 JR高槻駅 南側陸橋(松坂屋寄り)

主催:変えたらアカン!平和憲法in高槻・島本

 


台風11号 衆議院強行採決は暴挙

2015-07-17 | Weblog
台風11号は各地で暴風雨をもたらし、被害がでています。島本町では昨夜は暴雨風警報がでていましたが、今朝は大雨警報(土砂災害)となっています。台風状況は島本町HPでご確認下さい。内水氾濫、土砂災害の危険性もありますので、ご注意下さい。

昨日、衆議院本会議で野党欠席の中で、与党単独で安保法案は強行採決されました。この暴挙は許されるものではありません。しかし、決めるのは主権者の私たちです。戦争法案の廃案まであきらめずに行動しましょう。

本日18時から戦争させない!高槻・島本の全駅ターミナル行動の予定ですが、台風の影響で、16時に「暴風や大雨洪水の警報」が発令されていたら中止となります。

今朝の朝日新聞の天声人語コラムでFBで32万件の画面表示があると紹介されていた「明日の自由を守る若手弁護士の会」の黒澤いつき弁護士がアップした">☆安保関連法案 まだ阻止できます☆に「そうだよね!」と共感!リンクがうまくいかないので、以下に掲載します。
 
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☆安保関連法案 まだまだ阻止できます☆

 安保関連法案、さきほど衆院特別委員会で強行採決
されてしまいました(明日、本会議で採決とのこと)。

 政府がなに一つ誠実に質疑に答えず、日本語として
理解できないような答弁で逃げ切ったあげく
「時間がたった」と、怒号の中で多数決。

まるで、映画のような、ドラマのような、暴力的な政治です。


 もしかして、衆院特別委員会通過と聞いて、
「あぁもう成立してしまった」
…かのように落胆されている方はいらっしゃいませんか?

 もちろん、あすわかも落胆しています、が、まだ国会は続く
のです。
私達の声が法案成立を阻止できるチャンスは、ま~だまだ
残されてます!


 そもそも法案というものが成立する道のりは2つあります。

 1つは、同一の会期内に衆議院と参議院の両方を過半数の
賛成で通過する道のり。
 もう1つは、参議院が衆議院から法律案を受け取って60日
以内に議決しないときに、衆議院の3分の2以上の賛成で
再議決する道のり(最近よくきく60日ルール)。

 ですから、衆議院特別委員会で強行採決されて本会議で
採決されても、参議院で可決されなければ法案成立しません。
参議院で可決しないまま60日経ったとしても、衆議院で
再議決しない限り成立はありえない。

 この国会(臨時国会)の会期は、9月27日までです。
 会期中に議決できなかった案件は廃案となるのが原則です。

 

 また、今回たとえば衆議院で可決して、参議院に送られた
ものの会期末となり、「継続審議」になった場合、
次の国会では、参議院は審議の続きから始まりますが、
衆議院はもう一度最初から審議やり直しになります。
 なのでこの場合には、臨時国会でなされた衆院採決は
意味が無くなるわけです。


 廃案または継続審議となっても、次回以降の国会でまた
法案提出、審議して成立を目指すことはできます。
 しかし、法案の内容がもっともっと国民に広く知られ、
もっともっと反対される時間ができると、ますます支持率は
下がりますし(ますますアベノミクスのボロも出るし)可決し
づらくなるので、政府としては世論がこれ以上反対で盛り
上がる前に早く可決してしまおうと考えるわけです。


 まだ諦めなくてもいいのです、
というか諦めてはいけないのです!
まだ私達はこの法案の成立を阻止できます。

 対抗手段は、とにかく問題点を広く知らせ、反対意見を
あらゆる方法でアピールし続けて、会期内に参院で通させ
ないことです。
 先日書いたように、議員さんにFAXやメール、手紙で直接
声を届けましょう。
 デモや集会をしっかり報道した新聞やテレビには応援の
メッセージを送りましょう。
 強行採決を中継しなかったNHKには、きちんと「それでも
公共放送のつもりですか」と批判の声を届けましょう。


 共同代表の黒澤は、ついこないだ、さる集会で「これは
安倍首相の執念と、私たち国民の執念のたたかいです」と
お話しました。
 諦めないことです。
 衆議院を通過してしまったとしても参議院で通過させないよう
粘りきることです。毎日、声をあげ続けましょう☆

個人情報保護条例改正案パブコメ

2015-07-16 | Weblog
午前10時より個人情報保護運営審議会が開催され傍聴しました。
案件は、共通番号制(マイナンバー制)に対応するための個人情報保護条例の一部改正に関するものです。

条例の一部改正案は6月1日より1ヶ月間のパブリックコメントが実施され、25件(3名)の意見が寄せられ、ました。それらの意見と町の考え方(案)について審議会委員に意見を諮られたところです。今後、ホームページで公表されます。

マイナンバー制度導入にあたり個人情報保護という基本的人権が個人情報保護条例で守られるのか、問われます。9月議会に改正案は提案される予定です。

午後は議会だより編集委員会。8月1日発行号の編集作業の後、来年度からスタートする予定のA4版化について検討しました。他の自治体議会の広報誌を参考にしながらページ数、印刷色などについては意見をまとめ、次回は内容や記事配分等について議論することになりました。A4版化したら内容が充実した、と評価されるようにしたいです。

強行採決に抗議!

2015-07-15 | Weblog
今日は午後、議会運営委員会でした。
会議規則、傍聴規則、申し合わせ事項などの一部改正案を検討しました。会議規則は、議会を欠席する場合に出産の規定を追記しました。傍聴規則は、杖・帽子・外套・襟巻きを禁止している内容を削除、「児童・乳幼児は傍聴席に入ることができない」としていた規定を撤廃するものです。

どちらも前進です。全員協議会で諮られ合意を得れば、会議規則は9月会議に提案される運びです。

朝9時から衆議院特別委員会の様子をインターネット中継で観ていましたが、アクセスが多いため接続できず、結局審議内容がほとんどわからないまま。お昼ごろ、国会内外の抗議の中で強行採決し、法案は可決したことをニュースで知りました。

安倍首相は委員会答弁で「安保法案への国民の理解が進んでいない」ことを認めていましたが、憲法違反の法律をつくろうというのですから、国民が理解できるはずありません。どうして、そこがわからないのか、全く裸の王様です。

違憲法案を強行採決することは、いくら手続きが合法的であっても、ファシズムです。強行採決させたことに怒りで一杯で、京都三条での抗議行動に参加しました。 


議員研修 公共施設マネジメント

2015-07-13 | Weblog
午後2時より島本町議会前期議員研修で「森 裕之 立命館大学政策科学部教授」に「公共施設マネジメント」の講演をお聞きしました。

政府は「公共施設総合管理計画」を各自治体に策定を義務付けていることについて、地方創生の政策が背景にあり、公共施設を統合・廃止しコンパクトシティ(中心部に都市機能~医療・福祉・商業等の整備)を進め、周辺部を切捨て、地方への国の支出を抑えていく方向である、と指摘されました。

また、公共施設等の再編するにあたっては、2つの視座を統合しなければならない、と示されたのが次の点
1.公共施設のマネジメント~人口変化や財政状況の観点から、行政効率的な公共施設の再編・運営を進める。
2.地域住民の自治計画~公共施設をつかう主体である地域住民の暮らしや経済活動の観点から、維持可能な地域社会の持続を見据えた再編・運営を進める

これまで公共施設のマネジメントに関する研修なども何度か受けましたが、ようやく納得できる考え方に出会いました。

島本町でも「公共施設総合管理計画」を策定中です。いかに2つの視点を活かしていけるのか、議員にも市民の取組みにもかかっていると思います。良い研修ができました。


夕方は『戦争法案を廃案に!強行採決NO!』のアピール行動をしました。街の声も安倍首相への強引さに批判が聞かれます。憲法違反の法案を審議し採決するようなことがあってはなりません。地元選出の自民党・公明党国会議員にも声を届けましょう!

澤地久枝さん呼びかけ「アベ政治を許さない」

2015-07-11 | Weblog
澤地久枝さんがホームページでアベ政治の非道に、主権者一人ひとりの抗議の意思をいっせいに示そう、呼びかけられています。

7月18日午後1時きっかりに「アベ政治をゆるさない!」という言葉を同時に掲げる、というものです。文字は俳人の金子兜太(かねことうた)さんの揮毫によるメッセージです。

先日は瀬戸内寂聴さんも病を押して国会前の座り込みに参加されていました。私も国会前の行動に参加したい思いで一杯です。

今日は、午後はしまもと9条の会主催の元自衛官の方の貴重なお話をお聞きすることができましたし、夕方には「変えたらアカン!平和憲法」のアピール行動に参加しました。「憲法違反の戦争法案は廃案に!強行採決NO!」のチラシを中学1年生くらいの男子が、「戦争するの?絶対戦争したらアカン」と言いながら受け取ってくれました。私たちは子どもたちへの責任があります。

朝日新聞のアンケートによれば、憲法学者122人のうち「憲法違反」と答えた人は104人「憲法違反の可能性がある」は15人。「憲法違反にはあたらない」としたのはたった2人だった、とのことです。JNNの調査では、「法案の説明は不十分」という人が85%にのぼっています。

戦争法案の廃案や慎重審議を求める意見書が、すでに300以上の地方議会から出されています(残念ながら島本町議会では採択できず)。このように戦争法案反対の声が日増しに高まっているにもかかわらず、
安倍自公政権は、安保関連法案を7月15日~17日に衆議院での採決を強行するつもりです。

国会前では連日、戦争法案反対の行動が行われています。私たちも引き続き、地域から戦争につながる法案を廃案に!の行動をしていきます。

7月17日(木)午後6時 高槻・島本のJRと阪急全駅でターミナル抗議行動を予定しています。
島本では水無瀬駅と島本駅で行います。どなたでも参加できます。メッセージボードなどつくってきて下さい。チラシ配布・署名活動も行います。主催は戦争させない!高槻・島本実行委員会 

戦争法案反対市民行進に600人(高槻)

2015-07-04 | Weblog
雨にもかかわらず、戦争法案反対市民行進に600人もの参加がありました。主催は戦争させない!高槻島本実行委員会。

夕方5時より高槻市役所前にて集会をスタート。二木洋子さん(前高槻市議会議員)の力のこもった「戦争させない!」という挨拶、高槻・島本で憲法9条を守る活動をしている団体の紹介、国会議員の辻元清美さん・宮本たけしさんの緊迫した国会報告、そして高槻市議会・島本町議会議員の一言アピールなどの後、デモ出発。

戦争法案いますぐ廃案、憲法9条を守れ!などのチャント(リズムのある掛け声)と鳴り物でアピールし松坂屋前まで行進しました。高槻・島本のデモとしては規模の大きいものとなり、戦争法案に対する危機感があらわれています。

安倍首相は安保関連法案を中央公聴会を経て、衆議院特別委員会で15日に採決をめざしています。十分な審議が尽くされたとは言えません。なんとしても衆議院の強行採決をさせないよう、ひとりひとりができることを精一杯やりましょう。2度と戦争をさせない、起こさないために。


マイナンバー

2015-07-04 | Weblog

6月会議の一般質問でも取り上げましたが、すべての国民に番号をつけ、税や社会保障情報を一括管理する共通号制度(マイナンバー制度)が、10月から始まります。10月に番号通知、来年1月から番号利用が予定されています。

そして、今国会では、銀行口座や予防接種・特定健診結果などにも対象を広げるための改正法案が審議中です。安倍政権はさらに民間利用を拡大する方向です。しかし、日本年金機構おいて約125万件もの大量の個人情報流出が起こり、マイナンバー制度への不安と批判は高まっています。マイナンバー制度で情報漏えいが起きれば年金情報漏えいとは比べられないほどの多くの情報が流出し、なりすまし・詐欺被害、プライバシーの侵害が起こる可能性があります。

マイナバー制度で従業員の給与から税や社会保障の天引きを行う全ての事業所に番号利用を義務付けられています。情報管理措置のためのシステム変更などの費用は多大な負担となります。その準備も間に合わない事業者が多くあります。

国民の利便性向上という目的より、所得や資産をチェックし、社会保障の抑制や徴税強化を図るためのものでもあります。このように多くの問題を抱えたまま、また年金問題の原因究明も再発防止もできていない中で、改正法は成立させるべきではありませんし、マイナンバーの10月実施は中止すべきと考えます。100歩譲っても延期すべきです。

全国一斉キャンペーンの一環で、阪急水無瀬駅にて街頭キャンペーンを行いました。共通番号いらないネット作成のリーフレットを市民のみなさんと一緒に配布しました。

やはり年金情報漏えい事件で身近な問題となったせいか年配の方が、「あんな危ないもの、いらん」「預金もおろさなあかんようになる」などの感想が聞かれました。また「これも戦争とつながってるね。やめてほしい」という声や、一方「法律が決まってしまっているから中止は無理やろ」「番号カードは持たなあかんの?」など、いろいろの反応や問い合わせがあり、ビラの受け取りは良かったです。引き続き街頭キャンペーンは行います。みなさんからも疑問などお寄せ下さい。

今回は「どよう会という市民グループで呼びかけました。今後は、メンバーの住む、京都市長と島本町長に「共通番号制度の中止を求める要望書」を提出予定です。

画像:急遽作成したパネルでアピールした様子