4月の最終日曜日は水無瀬川緑地公園で恒例のYY(わいわい)ワールドが晴天の下で開かれました。
たくさんの子ども達で大賑わいです。竹を組んでつくったアスレチックはいつも圧巻です。かつて我が家の息子達も焼きそばをつくったり、遊びコーナーを担当したりして関わっていました。いつまでも子ども達主体のイベントで続いてほしいものです。実行委員のみなさん、ご苦労様でした。
30分ほど参加して、淀川河川敷での観察会に合流しました。
12月の冬鳥観察の風景とは大きく変貌していた河川敷でした。柳の大木など、すべての高木は根本まで伐採されています。見通しは良いものの、高木を通り抜ける野鳥にとっては棲みかも失われ、ウグイスや低木の藪に棲むキジの鳴き声は聞こえますが、猛禽類は観察でませんでした。
国土交通省近畿地方整備局のホームページを見ますと、伐採に疑問を抱く住民からの質問への回答が載っていました。
「淀川河川事務所が管理します河川におきましては、近年、樹木(竹)等が著しく繁茂しております。その結果、樹木群は河川内の流水阻害を引き起こし、洪水時に水位上昇の恐れがあります。樹木が倒木し流木となって下流の堰や樋門、橋梁に引っかかり障害を招く恐れが生じます。さらには樹木群が生長することで見通しが悪くなり、不法投棄等を助長することにも繋がります。
そのため、予算の制限もありますが、適正な河川管理の観点から高木が樹木群として繁茂している箇所から河川内の樹木伐採を実施しています。樹木伐採にあたりましては、環境に関する学識者の意見も聞きながら生物の生息・生育・繁殖環境に配慮して実施しております。今後とも更なる河川環境への配慮に努めて参りたいと考えています。ご理解をお願いいたします。
また、河川の利用状況に応じて、河川公園のように高木をいくらか残すことについて検討中です。」ということです。
本当に生物に配慮して河川整備が行われているのだろうか、疑問です。
幸い、草木植物は影響はなく、貴重なオドリコソウの群生は以前より生息域が広がっていました。可愛い薄ピンクの花は名前のごとく踊り子のようです。キュウリグサ、タチイヌノフグリ、ノジシャ、ハナイバナなどルーペで見ると小さな野花の美しさに魅了されます。三川合流地点の淀川の水際でお弁当を食べていると、別世界にいるようで至福の時間を過ごしました。
写真:高木が伐採された淀川河川敷を歩く
たくさんの子ども達で大賑わいです。竹を組んでつくったアスレチックはいつも圧巻です。かつて我が家の息子達も焼きそばをつくったり、遊びコーナーを担当したりして関わっていました。いつまでも子ども達主体のイベントで続いてほしいものです。実行委員のみなさん、ご苦労様でした。
30分ほど参加して、淀川河川敷での観察会に合流しました。
12月の冬鳥観察の風景とは大きく変貌していた河川敷でした。柳の大木など、すべての高木は根本まで伐採されています。見通しは良いものの、高木を通り抜ける野鳥にとっては棲みかも失われ、ウグイスや低木の藪に棲むキジの鳴き声は聞こえますが、猛禽類は観察でませんでした。
国土交通省近畿地方整備局のホームページを見ますと、伐採に疑問を抱く住民からの質問への回答が載っていました。
「淀川河川事務所が管理します河川におきましては、近年、樹木(竹)等が著しく繁茂しております。その結果、樹木群は河川内の流水阻害を引き起こし、洪水時に水位上昇の恐れがあります。樹木が倒木し流木となって下流の堰や樋門、橋梁に引っかかり障害を招く恐れが生じます。さらには樹木群が生長することで見通しが悪くなり、不法投棄等を助長することにも繋がります。
そのため、予算の制限もありますが、適正な河川管理の観点から高木が樹木群として繁茂している箇所から河川内の樹木伐採を実施しています。樹木伐採にあたりましては、環境に関する学識者の意見も聞きながら生物の生息・生育・繁殖環境に配慮して実施しております。今後とも更なる河川環境への配慮に努めて参りたいと考えています。ご理解をお願いいたします。
また、河川の利用状況に応じて、河川公園のように高木をいくらか残すことについて検討中です。」ということです。
本当に生物に配慮して河川整備が行われているのだろうか、疑問です。
幸い、草木植物は影響はなく、貴重なオドリコソウの群生は以前より生息域が広がっていました。可愛い薄ピンクの花は名前のごとく踊り子のようです。キュウリグサ、タチイヌノフグリ、ノジシャ、ハナイバナなどルーペで見ると小さな野花の美しさに魅了されます。三川合流地点の淀川の水際でお弁当を食べていると、別世界にいるようで至福の時間を過ごしました。
写真:高木が伐採された淀川河川敷を歩く