ひらのかおるタウン通信

ひらのかおるの日々の暮らしや市民活動の中で、みなさんにお伝えしたい情報や雑感などを綴っています。

明日から町議会定例会

2012-02-27 | Weblog
2月28日から町議会定例会2月会議が始まります。3月27日まで委員会をはさんで行います。
2012年施政方針と予算を審議する議会です。初日は通年議会に関する条例の一部改正の議案の後に、一般質問が続きます。以下質問者と項目を掲載いたします。お時間ありましたら、傍聴をお願いいたします。


河野議員
1.マンション管理相談窓口・情報提供の充実を求めます
2.住宅リフォーム助成制度で住民も町内業者も元気に
3.悪法の下、障がい者・家族へのていねいな情報提供を求
めます
4.国の子ども・子育て新システム導入による、島本の公的
保育解体を許すな

高山議員
1.東大寺3丁目宅地開発に伴う、農水路の整備進ちょく状
況を問う
2.島本駅西側の水路改善の取組み
3.名神高速道路沿線の窓ガラス振動被害について

平野議員
1.島本の地下水は守られるのか~水道統合問題~
2.子どもたちの健康を守るために、保育所・学校給食の放
射能汚染対策を

外村議員
1.高槻市との広域行政勉強会を続行するなら今度こそ成果
を出そう
2.JR島本駅西地区に有数の中高一貫進学校が来る計画に
ついて

戸田議員
1.町長に問う!中高一貫進学校は「まちづくり」の核となるか
2.広域連携による都市間共創~し尿処理の課題解決に向けて~

冨永議員
1.町営テニスコートの根本的改善を
2.町役場窓口の人員体制の充実を
3.柳谷から大沢への道路拡幅を

山口議員
1.東日本大震災により生じた災害廃棄物の広域処理について
2.犬の糞放置対策について

写真:冬の天王山にて《2月26日》尾根のアオキの実は鹿にほとんど食べられていました。歩いていると鹿の鳴声が・・・。
   

災害廃棄物

2012-02-24 | Weblog
放射能汚染がれきについて、議会だよりの平野の一般質問記事をご覧になった、子どもを持つ若いお母さん方からFAXが議会に届いています。放射能の拡散を心配する切実なお声に、議会として、しっかり受け止めたいと思います。

門真市では災害廃棄物(がれき)の受け入れをしないことをホームページで丁寧に説明されています。島本町も住民の健康や放射性廃棄物の管理の原則に立ち、早急に判断をすべきです。以下、門真市のホームページより掲載します。

 ・・・・・・・ 東日本大震災により生じた災害廃棄物(がれき)の受け入れについて

門真市では、東日本大震災の被災地支援は、大変重要なことであると考えており、これまで職員の被災地派遣などの取組みを積極的に行なってまいりました。
災害廃棄物(がれき)の受け入れにつきましては、有効な被災地支援策と考えておりますものの、原子力発電所事故に伴う当該廃棄物への放射性物質の付着の可能性が否めないことや、焼却による周辺環境への影響が予測しづらいことから、国の基準、大阪府の処理指針、近隣市の考え方や対応状況、市民の方々からいただく貴重なご意見などをもとに、慎重に検討・議論を重ねてまいりました。

まず、本市の焼却灰につきましては、その埋立処分地であるフェニックスにおける、埋立て基準や管理等の問題について、国からの見解が未だ示されておらず、適切な処分が行なえないこと。  
加えて、大阪府より示された処理指針により、本市焼却施設での具体的な処理過程をシュミレーションした結果、受け入れたごみの保管、かくはんの役割を果たす「ごみピット」前において、ごみを持ち込まれた市民の方々の被曝の懸念が払拭できないこと。
さらには、本市施設での焼却により発生する、ばいじんへの放射性物質混入による大気への拡散、それによる被曝については、大阪府の処理指針等においても、専門家により「安全」と判断されておりますが、このことが、本市及び近隣市民の方々の「安心」につながっていない状況から、影響の範囲等を考慮した結果、近隣市とも歩調をあわせた判断をする必要があると考えました。

以上のことから、門真市では、放射性物質に汚染された可能性のある廃棄物の受け入れは、現状では困難であるとの判断に至りました。

門真市ではこれからも、被災地の早期復旧・復興を支援するため、可能な支援策を検討、実施してまいります。

写真:飯田市メガソーラー施設にて《昨夏訪問》

教育委員会議

2012-02-14 | Weblog
2月8日午前は教育委員会定例会議を傍聴しました。

議案「学童保育室の入室決定について」は、4月より入所する子どもが条例で定める定員220人を越えて222人となるので、定数の変更をするものでした。「教育委員会が特に必要と認めたときは、学童保育室の管理及び運営に支障のない範囲において、総定員を超えて入室させることができる。」という規定に基づいて行われます。

放課後児童クラブガイドラインによる保育室の床面積から導いた許容上限を上回ることはないようにされました。しかし、第2学童保育室は76人と許容上限一杯なので、保育ニーズがあっても受け入れられないことが発生するのでは、と予測します。

2011年度の最終補正予算案、2012年度当初予算案についても審議がありました。学校の耐震化予算等や中学校給食実施に向けての費用なども計上されています。桜井駅跡活用のための法令整備がされるようです。すべて議決されましたので、正式に議会提案されることになります。

このように教育委員会議で予算案などが審議されるようになったのも、数年前に一般質問で「首長が教育委員会の所管する事務に関係する予算案やその他の議案を議会に提出する場合には、教育委員会の意見をきかなければならない(地方教育行政法第29条)ことになっている」と、指摘したことからです。


琵琶湖集会

2012-02-13 | Weblog
2月4日、午後は琵琶湖湖畔での「大飯原発3・4号の運転再開を止めよう!関西集会&デモ」へ。ぴあ・ネット100万年の会のメンバーと合流しました。

政府と電力会社は福島第1原発事故の実態把握と原因究明も待たずに、ひたすら再稼動を画策しており、大飯原発3・4号炉のストレステスト(第1次)を妥当とし、原子力安全委員会に送ろうとしています。ストレステストは福島原発事故を反映させたものではありません。電力会社と政府は事故原因を津波に限定していますが、津波の前に地震によって配管が破損した可能性があります。事故はすべての原発の耐震性に疑問を投げかけています。

老朽化した若狭の原発(14基)も原発震災を免れません。ひとたび大飯原発が事故を起こせば、近畿1200万人の水がめ・琵琶湖はすぐに汚染されます。63kmの地点にある島本町も放射能汚染の影響を受けるでしょう(福島第1原発から福島市内は60km)

集会では福井から、関西各地から、福島からの避難されている方からアピールが続き、大飯原発再稼動の動きに抗議をすると共に、住民に説明をすること、国会設置の事故調査委員会による福島原発事故の実態・原因究明を尊重し、それまでは再稼動を認めないこと等の、決議をあげました。

美しい琵琶湖を背にして市内をデモし、偶然、島本から来られていたファミリーと共に、関西電力を取り囲む人間の鎖(ヒューマンチェーン)は圧巻でした。

写真:100万年の会のバナーを持って(メンバーの手作り)

第2保育所意見交換会

2012-02-13 | Weblog
2月4日午前中は町立第2保育所へ。保護者会から各議員への案内があり、意見交換会に出席させていただきました。保育所民営化方針や保育所の現状について、役場民生部子ども支援課と保護者との意見交換会ですが、本年度2回開催されたものです。

民営化を定めた基本方針は2006年11月に発表されましたが、保護者からも合意が得られず、諮問した住民福祉審議会でも、答申に至らず、結果的に認められなかったものです。しかし、町は基本方針に固執し、これまでの意見交換会だされた保護者の意見は全く反映されず、修正もされず、同じことを繰り返し説明されるのみ、と厳しいご指摘がありました。

「第2保育所の耐震化はいつしてくれるのですか」との切実な声があがっていました。老朽化した施設の建替えや定員を130%越えている過密状況が民営化で解決されるわけでもありません。
今より保育環境や保育の質が向上するという確たるものは、基本方針では何も示されていない限りは、理解は得られないのではないでしょうか。


写真:どんぐりの壁飾り

節分

2012-02-13 | Weblog
2月3日午後に高槻市・島本町広域行政勉強会の事務連携ワーキングが開催されています。
当日の資料や要点録を求めますと、情報公開請求してほしい、とのこと。合併議論をする「勉強会」なので逐一報告し、議会に情報提供すべきです。

写真:椎尾神社にて2月3日の節分祭 甘酒と竹に刺したお餅が配られます




都市計画マスタープラン パブコメ結果

2012-02-01 | Weblog
都市計画マスタープラン案に対するパブリックコメント結果が町ホームページに公表されています。と言っても、すぐにはわからず、トップページの新着情報一覧を開いて、ようやく見ることができます。

30人、1団体から85件(匿名意見8人の方は除く)の意見が寄せられています。是非ご覧下さい。市街化開発ではなく、自然豊かな町、希少な田園風景を残してほしい、という切実な声が溢れています。
http://www.shimamotocho.jp/gyousei/kakuka/sougouseisakubu/seisakusuishinka/youtochiiki/1327885525905.html

都市計画審議会は2月20日(午前10時)に開催されますので、傍聴もよろしくお願いいたします。

それにしても、現在、5件のパブリックコメント募集中ですが、役場とホームページでしか見ることができません。1月16日からパブコメを募集している男女共同参画プランのみ、各公共施設においています。障害者計画・介護保険事業計画など重要な計画です。広報には案の概要をのせるべきですし、膨大な内容を検討するにも時期をずらして意見募集するようできないものでしょうか。

不親切というだけではなく、情報公開・説明責任、住民参加の姿勢を疑います。

民生部には、すぐにふれあいセンター、図書館、人権文化センター、歴史資料館、教育センターに置くよう、求めました。