ひらのかおるタウン通信

ひらのかおるの日々の暮らしや市民活動の中で、みなさんにお伝えしたい情報や雑感などを綴っています。

町長等3役は給料カット 議員報酬は据え置き

2008-01-30 | Weblog
今朝は寒さも和らぎ、青空も見えています。
午前9時15分からの特別職報酬等審議会を傍聴。
前回の議論を踏まえての答申案を審議されました。

答申案は「諮問案を概ね妥当」とし、付言として「厳しい財政状況等を考慮することについては、報酬等の月額に反映させるのではなく、期末手当の支給月額へ反映させるなどの新たな対応方策について、研究されることを併せて要望する」との意見も加えられました。

議員報酬については、前回に引き続き意見が沢山でました。「少数意見として議員全体の質をあげてもらうためにも報酬総額を据え置いても議員報酬を増額すべきことを付して欲しい。現状は悪く言えば、安もん買いの銭失いのよう。定数を減らし競争率を上げて質を高め、費用対効果を引き上げてもらいたい」と。一方「議員は減らすべきではない。報酬を上げたから資質が良くなるというものでもない」と逆の意見もあり。

事務局が報酬審議会の所掌事項は報酬と給与についてであり、議員定数については議会で検討することだと説明し、この議論はおさまったのでした。住民のみなさんの評価は議員は住民のために働いていないということにあるのでしょう。

特別職報酬等審議会でどのような議論があったのか議員にも住民にも知っていただくためにも要点録はぜひホームページに掲載して下さいと要望しておきました。検討するとの返事でしたが、そうすべきです。

午後2時からは国民健康保険運営協議会の傍聴でした。
前回に引き続き、後期高齢者医療制度支援金創設にともなって、諮問どおり賦課割合を50:30:20にした場合と50:20:30にした場合国民保険料がいくらになるのか、基準所得額が100万円の世帯と600万円の世帯をモデルとして、シミュレーションの資料が示され、検討されました。傍聴していても難解な内容でなかなか理解しにくいものです。

最終的には諮問内容通りで答申が町長に渡されました。今回の諮問内容を反映した条例改正案は3月議会で審議することになります。
それまで、しっかりと勉強しておかなくては。






公立保育所廃止はもったいない!

2008-01-29 | Weblog
明後日の1月31日に開催される住民福祉審議会は「就学前の子どもの教育と保育環境の整備について=基本方針」をめぐっての最終審議となります。町長が1月末で審議を打ち切ると宣言したからです。

これから基本方針の骨子にあたる〈町立保育所1園の民営化〉〈町立幼稚園の幼保一元化〉〈子育て支援〉の項目に入り議論が深まるところなのに、肝心のことが審議不十分な形で終了せざるを得なくなります。真剣に検討している委員のみなさんをないがしろにすることですし、審議会軽視もはなはだしいことです。

基本方針の本年4月実施は見送りとしながら、1月末で審議打ち切りとし、1月末で答申がでなければ、行政側で判断する~つまり指定管理者制度を導入しようが、保育所廃止条例を提案しようが勝手にさせてもらいます、ということでしょうか。

そのことに対し、1月17日付けで、島本町立保育所保護者会・島本町立幼稚園保護者有志・安心できる島本町の保育を考える会の連名で、「第8回島本町住民福祉審議会に対する川口町長による『基本方針に係わる意見具申等について』の質問状」が出されています。1月19日開催の第13回審議会に資料として提出されました。

「1昨年(06年)12月を皮切りに『基本方針』説明会が数回実施されたが、一方的なものであった。行政は保護者との紛糾を回避するかのような形で住民福祉審議会に諮問という方策に転換した。再三の説明会の再開要求が聞き入れられない今、私たち関係者が話し合う場は現在審議中の住民福祉審議会しかない(行政の強い要請により臨時委員として保育所・幼稚園保護者3名を選出)。なぜ、それにもかかわらず行政の都合で答申期限設定したのか。

本当に予算編成のために拙速な答申が必要なのか。基本方針について『審議会の答申を尊重する』ということを前提に諮問したのは町長なのに、1月末に答申がでなければ行政側で判断する、というのは矛盾している。諮問した責任者として今後どう対処するのか。」

質問状の主旨は概ねこのような内容でした。
町の不誠実さや当事者の意思を踏みにじる対応に、保護者の皆さんが憤りと理不尽な思いで一杯だということを察します。町からの回答は公表されるということです。

この日の審議会で、民間保育園関係者から「公立保育所は素晴らしい。公立でなければやれない保育をやっている。廃止するのはもったいない」、保育所保護者からは「財政難だから民営化するというが、民営化しても経費削減できないと議会答弁しているではないか」、幼稚園保護者からは「無理して一緒に(幼保一元化)にする必要性があるのか。経費が減らないなら考え直して欲しい」という意見がでています。

「3月議会で民営化のための保育所廃止条例や指定管理者制度の提案をしないんですね」との質問に民生部理事は「提案も選択肢の一つだ」と平然と答弁。「そんな重要な答弁をしていいのか、審議中であり、4月実施を見送り1年間の猶予があるにもかかわらず。民営化しかないという執念を感じる」という委員さんの発言に傍聴席からもおもわず同調の声。

審議会の後半は、答申についての対応をどうするのかを議論。基本方針の是非について各委員がリポートを出す、両論併記にする、審議がつくされていないので答申がだせない、答申をだすために審議をつくす、答申がだせないということを答申内容とするなどの様々な意見がでて、次回にまとめるということになりました。町の無責任さゆえに、会長も含め委員のみなさんも、対応に苦慮されているようでした。
〈次回審議会 31日、午後6時50~ ふれあいセンター1階 集団健診室にて〉

ケーブルテレビの「しまもとプラザ」には第二保育所の子ども達が淀川河川敷で連だこあげをしている様子が映し出されています。保育士と子ども達との信頼関係、保育の継続性は廃止・民営化により大きく影響を受けます。町はどれほどそのことがわかっているのでしょうか。

府知事選挙

2008-01-28 | Weblog
大阪府の新知事が決まりました。

告示前に行われた公開討論会で
環境問題で安威川ダムについては必要かどうかゼロベースで見直す、と公約。選挙で応援してもらっているダム推進の自民党や公共事業にからむ利害・利権団体と対峙ができるのか、疑問です。

教育については学校選択性や能力別教育を推進するとも。それで子どもたちが元気になる学校になるのでしょうか。

子育て支援にも違和感があります。男女の役割分担を固定化し男は仕事、女は家庭の意識にもとづいたもの。男女平等施策は後退するのではと懸念します。

格差社会が進み、不安定な要素が増大すると府民は強権的な指導者を望むのだろうか。


府政の行方は明るいとはいえないけど、少なくとも、行政としての説明責任を果たし、情報公開をしっかりやっていただきたい。





自然観察と自然保護

2008-01-27 | 自然
大阪府知事選挙の日です。
どの候補者が大阪府知事となるかで島本町の施策にも大きく影響します。選択する側も岐路に立っていると責任を感じながら投票しました。

午後は島本・緑と水を守る会の新春例会&総会。
新春例会の講師は滋賀県立琵琶湖博物館の布谷和夫さん。
「自然観察会と自然保護・環境保全」というテーマでお話していただきました。

自然観察の目的は、自然を楽しむこと、そして観察の場である自然を保護し次世代に残すこと、自然観察とはこの様な運動をすすめるための方法です、とおっしゃられたことは、すんなりと私の中に入ってきました。

1970年代、公害反対運動などの高まりや生態系を無視した工事に対し自然保護運動が起こり、それをすすめるための方法として自然観察会が行われるようになったこと、ご自身は学生の頃から「自然をかえせ!関西市民連合」の活動で自然教室に関わり始められたことなどお聞きして、同時代を共有したような気持ちでお聞きしました。

というのも当時「自然を返せ!関西市民連合」は私も所属している日本消費者連盟関西グループと一緒の事務所で、学生のみなさんが自然教室の運営などでわいわいと会議や準備をされていたのを覚えています。

子どもたちが野外で集団で遊ぶことは大事。人間が人間として生きていく身体や感性をつくることができる、子ども達に身近な自然を知ってもらい、好きになる人を増やす。
自然観察で一番大事なことは、自分で確認すること、自分の基準をつくること。
自然観察会では自然のおもしろさを参加者が自分で発見できるようにすること。
自分のフィールドを持つこと(毎日、普段みているようなところ、変化がわかる)。
などポイントになることをわかりやすく伝えていただきました。

私などは10年間も主催者なのに、いつまでも参加者気分で観察会に臨んでいますので、成長しません。今年はもう一歩観察の力をつけていきたいです。豊かな自然を残すためにも。

総会では2006年度活動報告、会計報告、2008年度活動計画案を承認。天王山の森林整備事業の問題、桐が原の開発、生物調査について、2009ヒメボタルサミット向けてなど活発な議論がありました。

今年の夏は「ヒメボタル観察大沢キャンプ」が新しい企画。もちろん明るい時間帯は植物観察もあり、楽しみです。

特別職報酬審議会

2008-01-26 | Weblog
1月24日 大寒を過ぎ本格的に寒くなり、雪の舞う1日でした。

50肩や腰痛など、ちょっとずつ身体のきしみがでてきているので、気力・体力保持も兼ねて気功に通い始めました。宇宙と溶けあうという感じが新鮮。
20代、30代太極拳や野口整体(活元運動)をやっていた時の感覚をなんとなく思い出します。

午後4時から 特別職報酬審議会を傍聴しました。

諮問内容は
1)議会議員は 同額諮問
2)町長及び副町長、収入役の給与 
  町長  760,000円←800,000円 -40,000円 -5.0%
  副町長 675,000円←705,000円 -30,000円 -4.3%
  収入役 635,000円←655,000円 -20,000円 -3.1%

施行日は2008年4月1日 但し減額期間は町長の任期の2009年4月20日まで

町税収の減少で厳しい財政運営を余儀なくされている、一般職の職員も地域手当を3%へ削減している、特別職給与もも府内の類似団体の状況や社会情勢等勘案して決定しなければならない、前回改正から4年経過しているなどの理由で提案されました。

委員からは「財政状況を見るなら、何故特別職は削減するのに議員はしないのか」「議員としてレベルの低い人を沢山抱えるより、住民の意見を吸い上げる質の高い人にでてもらいたい。そのための報酬なら、少し高くても良い」

事務局は「各界、各層からでていただきたい。島本町議会には政務調査費がないことや、2005年には議員定員を2名削減しており、そのころから9000万円削減している」と説明。


委員からは「政務調査費は全国で問題になっている。むしろないことが素晴らしいことである。住民感情からして議員が同額というのは理解してもらえるのか」「議員も本給は無理でも期末手当の減額等で財政削減の努力をお願いしたい」と厳しい意見がでました。審議会の議論を私たち議員は真摯に受け止めなくてはなりません。
諮問には全員が妥当ということで、次回答申が出されます。

第四次行財政改革プラン推進計画案は住民に痛みを強いるものです。議会も財政削減の努力を求められています。


住基ネット差し止め訴訟 結審

2008-01-26 | Weblog
【同 午後 住基ネット差し止め訴訟 結審 傍聴】
2003年4月1日に提訴した、住基ネット差し止め訴訟の控訴審の結審が大阪高裁でありました。

最終意見陳述を野村・坂本弁護士が行い住基ネットは憲法違反であることを裁判長に訴えられました。その後プロボノセンターで住基ネットの選択性を表明している箕面市の状況、原告が勝訴した大阪高裁判決の最高裁審理なども合わせて報告会がありました。

判決は5月8日に下されます。

町営住宅跡地開発工事

2008-01-26 | 環境
【1月22日 午前 大阪府庁へ】
町営住宅跡地開発造成工事に関わって建築審査室開発許可Gの担当者に面談しました。

府は事業者のフジ住宅から出されている開発許可申請を審査中。造成工事による大きく影響を受ける住民の方々の実情を伝えました。また、当該住民の敷地内に盛り土がされる計画図面となっており、明らかに違法。それにもかかわらず開発許可をだしていいのか、事業者に指導をすべきではないか、と要望しました。

府は「開発許可は可能。しかし住民には承諾を得なければ工事はできないし、得られないなら私有地内に盛り土をしないよう図面の変更が必要なので、その主旨を事業者には伝える」とのことでした。

島本町が私権を侵す造成図面を十分チェックすることなく事前協議の完了通知をしたことは大きな瑕疵があります。

ついでに大阪府子育て支援課で大阪府の保育所状況がわかる資料を入手してきました。


国民健康保険運営協議会

2008-01-26 | 暮らし
【1月21日 国民健康保険運営協議会 傍聴】
開会時間に遅れたため途中からでは会場には入れず、休憩をはさみ再開しようやく傍聴できました。

4月から始まる後期高齢者医療制度に伴って国民健康保険条例の一部改正も必要となります。 後期高齢者医療制度は75歳以上(および65歳以上75歳未満障害認定を受けている方)の被保険者の保険料と74歳までの保険制度(国保・社保)からの支援金、そして税金(公費)を主な財源とするためです。

諮問内容は
1)一部負担金条文を削除
2)葬祭費の改正 4万円⇒5万円
3)後期高齢者支援金等賦課額の創設にあたり保険料率を所得割50対均等割30 対平等割20とする
4)基礎賦課限度額 医療分53万円⇒47万円
後期高齢者医療制度にかわり老人保健拠出金をはずしたため
5)後期高齢者医療制度 賦課限度額新設 12万円 74歳までの支援金

47万円+12万+9万円(介護分)=68万円 国が政令で決めている額に島本町も設定されます。これまでは53万円+9万円=62万円でしたので、後期高齢者医療制度により現役世代にも負担が増えることになります。(最高額の場合)
*この点について担当課より、間違っていることの指摘をいただきました。お詫びして訂正いたします。

所得ごとに負担がどのようになるのかシミュレーションをして欲しいという意見を受け、次回提出し答申内容を検討するということになりました。


それでもつながりはつづく 

2008-01-26 | Weblog
【1月20日 ふぇみん大阪府協議会&新年会】 
私が生まれる前から婦人民主クラブで反戦や平和の闘いを続けてこられた方のお話しを聞き、私も頑張らなくてはと気の引き締まる思いでした。

新年会は各支部の交流と『それでもつながりはつづく 長居公園テント村でワカモノたちが体験したこと』ということで、長居公園で強制排除された野宿者と交流を続けた若い4人の方からお話をお聞きしました。

大学院生の女性は、うつ状態の自分を受け入れ、医者よりカウンセリングしてくれるホームレスの「おっちゃんたち」に支援者である自分が支えられたと話してくれました。

生活できる仕事につけないことがホームレスを生み出していることの根本解決をせずして、強制排除することは問題を見えなくしています。シングルマザーのふぇみんの仲間からは人ごととは思えない、非正規雇用の立場ではいつでも当事者になってしまうと、声がでていました。

皆さんがつくられた記録集「それでもつながりはつづく―長居公園テント村 行政代執行の記録」(問い合わせ 渡辺さん 090・9475・1504)がでています。


映画「終わりよければすべてよし」

2008-01-26 | 人権
【1月19日午後 「映画 終わりよければすべてよし」上映会】
島本町ふれあいセンター・ケリアホール(300名)はほぼ満席の観客でした。
北欧やオーストリア、日本の先進的な在宅ターミナルケアのあり方を描く映画でした。

羽田澄子監督はご自分の妹さんの「死」に対する医療のあり方、富山県射水市民病院の人工呼吸器はずし問題」により、より良い終わりを支えてくれる地域の優れた在宅システムをつくるきっかけになればと、作品をつくられたとのことです。(リーフレットによる)


昨年末義母が亡くなりました。いつでも訪問して診療してくれるお医者さんがいれば、安心して在宅医療・介護ができたのにと本当に痛感します。

また格差社会の進行により、お金がなければ医療や介護が受けられないという厳しい現状があります。どうすれば安心して老いて死を迎えることができるのか、沢山の課題を考えなくてはなりません。

スウエーデンのきれいな赤い色のシャツをはおった緩和ケアを受ける高齢の女性がステキでした。福祉の質の違いでしょうか。

私は当日スタッフだけの協力でしたが、『観る会』のみなさん、上映会を実現するまでは準備等、本当に大変だったと推察します。ありがとうございました。

午後6時50分からは住民福祉審議会の傍聴でした。この件はまた別の機会に報告します。

島本町都市計画審議会

2008-01-26 | まちづくり
しばらく更新してなくてすみません。

【1月18日午後 島本町都市計画審議会の傍聴】
案件は通称「楠公道路」の両側25mの用途地域を住居地域からパチンコ店、カラオケボックスなどが建築可能になる近隣商業地域に変更するものです。

「今回の用途地域の変更は、JR周辺の高度利用にとどまらず、西側農地のあり方も含め、まちづくり全体にかかわるもの。都市軸の形成を定めた、町のマスタープラン、総合計画策定時から10年間を経て、社会のあり方、住民の意識も変わっている。案に基づいた住民の意見を参考にすべきである。

審議会に先立って、昨夏に行われた住民説明会、大阪府の公聴会では『今の住環境を保ちたい、変更する前に地区計画(条例制定)をつくりパチンコ店などの規制をすべき』などの住民の意見を尊重すべきではないか」というN委員(議会選出)の意見・質問に大いに賛同いたします。

一方S委員(議会選出)からは「今回の変更は将来を見据えたまちづくりとなる。(地区計画など)あとで考えればいい」という無責任ともとれる意見も。

「変更は認めるが、交番の設置が条件」など。

榊原会長は「景観条例や地区計画などまちづくり全体にかかわるものがあって望ましい」と見解を示され、町が地区計画や景観法にもとづくまちづくりに積極的に取り組むよう付帯意見をつけることでどうだろうかという提案に多数が用途地域の変更に異議なしということで議決されました。

どのような付帯決議の内容になるのか文言は示されていないのでわかりませんが、規制緩和に対して歯止めとなるのか、行政がちゃんと実行するのか、やはり懸念はぬぐえません。



成人祭

2008-01-15 | Weblog
今日は島本町成人祭に出席しました。
新成人は324名だそうです。実行委員による「思い出のスナップ」という幼稚園・小学校・中学校時代のスナップ写真を映像にした新たな企画は、とても好評でした。

小・中の卒業の時の担任の先生も特別ゲストで出席され、お祝いの一言を述べられました。「島本町のぬくもりのある温かな町で育ったからこそ子どもたちも暖かく優しい」と言っていただき、同世代の子どもを持つ私も嬉しかったですね。

式典ということで、かしこまっているのもどうかと思いますが、会場全体が最初から最後まで私語でざわついていたのは、残念でした。

また、ちょっと興ざめの場面もありました。この数年、舞台にいる町議会議長・副議長以外は来賓の議員の紹介はありません。成人主体の場なので、そのことはとても良いことだと思っていました。ところが、何故か自民党のM衆議院議員のみ紹介があったのです。教育委員会の指示なくして司会者は紹介するはずはありませんよね。公平性を欠くことがあるのはいただけません。(私は町主催の行事に出席する場合、来賓紹介を辞退し、来賓席ではなく一般席に座りますが)

第四次行財政改革プラン推進計画(案)って どんなん?

2008-01-14 | Weblog
パブリックコメントを募集している第四次行財政改革プラン推進計画(案)は役場とホームページでしか閲覧できません。ほとんどの住民の目には触れないということです。

そこで、12日午後からは日頃議会リポート配布を協力していただいているみなさんに呼びかけて、推進計画(案)と財政収支見通し(案)を一緒に検討してみました。

下水道料金の値上げやふれあいセンターの使用料などの値上げ、個人給付の見直しなど住民生活に影響のある16項目が挙がっています。

「JR新駅をつくるときは財政は大丈夫いうて、値上げしたり民営化するときは財政難やいうのは、詐欺やな」
「ふれあいセンターの全額減免見直し(5割に変更)してもいいけど、公民館の役割もあるしもう少し減免率が高くてもいいな」
「高齢者の配食サービスは安否確認の福祉的要素も高い。変更したら(1食350円から500円に)利用しにくくなるやろな」
「平均寿命も85歳越えているし、年長者祝い金は99歳以上にして他は廃止しても良いのでは」
「障害者福祉金や難病者福祉金、遺児福祉金の減額や対象期間の引き下げはあかん。弱い立場の人への給付は必要や」などなどの感想がでました。

なんといっても、「こんな大事なことが住民が見られへんのはおかしいし、細かい字で書いた資料も説明がないとわかりにくい。説明会をしてもらわな」ということでした。


推進計画案にあがった内容は、予算や条例改正で議会に提案されます。住民の負担になることは反対ですが、財政健全化についての対案や、行政サービスの継続をするための財源をどうするのかについてしっかりとした意見も示さなくてはなりません。そのためにも、みなさんの意見を聞かせていただくことはとても大事です。

合間に乗願寺(浄土谷)の鏡開きの御餅入りぜんざいをいただきながらワイワイと賑やかな検討会でした。


花の街 アンダルシア風?

2008-01-14 | Weblog
フジ住宅による町営住宅跡地の住宅開発がすすんでいます。東大寺地区の半坂・岸ノ下にはモデルハウスもでき、販売中です。

今年からは鈴谷・滝谷地区の造成工事に取り掛かるということで、フジ住宅の地元折衝担当のHdk一級建築士事務所が、周辺住民への個別の説明に回り始めています。
ようやく1月中には周辺の住民への全体の説明会が開かれるということになっています。説明会は造成工事について熊谷組が行うとのことです。

以前に自治会からの回覧板で造成工事図面が示されていました。特に鈴谷地区は土地の勾配がきつく、大掛かりな造成が行われるので、問題も多いのではないかと心配していました。

1月12日午前、町営住宅跡地利用懇話会の山崎自治会の担当の方の同席のうえ、特に擁壁が住宅に接している数軒でHdkから説明を聞きました。

ある住民の方のお宅は、東も南側も宅地より高く造成され(盛り土)、その上に2階建ての住宅が建つことになり、住環境に大きく影響が出るようです。初めて図面を見られてかなりショックのようでした。

フジ住宅のイメージパースによれば鈴谷地区は「花の街 アンダルシア(スペイン)風」ということでしたが、隣接する住宅は洞窟?影響を最小限になるようすべきでしょう。

出席した住民の方の誰もが造成工事の説明も重要だが、いったいどんな住宅開発が行われるのか、それが聞きたいのだとおっしゃる。当然のことです。




大阪府知事立候補予定者のマニフェスト公開討論会

2008-01-09 | Weblog
1月8日夜、実行委員となっている知人の女性議員のお誘いもあり、大阪府知事選挙の立候補予定者マニフェスト公開討論会が大阪府立ドーンセンターで開催されたので、行ってきました。

太田府政の評価や年末に明らかになった3500億円の赤字隠しについての問いかけから始まり、財政問題、環境問題(ダムなど)教育・福祉・医療の問題、産業振興などについて多岐にわたる熱い討論が繰り広げられました。会場の市民もどんな政策を持っているのか、人柄も含めて、聞き逃すまい、見逃すまいという緊張感あふれるものでした。

この様な場は政治家(知事)は特定の団体・組織の利権や利害のために働くのではなく、真に府民のために働くということを政策マニフェスト通して府民と契約する場ではないでしょうか。府民に分かりやすく伝え訴えることは、重要ですし、市民の政治参加も高めることになることを実感しました。おもしろい、という表現は不謹慎かもしれませんが、おもしろかったです。
島本町でも是非来年の町長選挙では公開討論会を企画していただきたいですね。

公開討論会の実現にご尽力いただきました主催者の大阪府知事選挙マニフェスト討論実行委員会、共催のローカル・マニフェスト推進ネットワーク関西 のみなさんには本当に感謝します。

それぞれの候補者の政策・主張・人柄など、ここに記したいことはたくさんあるの
ですが、三候補のマニフェストをご覧下さい。
掲載されているHPのURLです。


熊谷貞俊さんhttp://www.kumagai-osaka.com/manifesto.html


橋下徹さんhttp://www.hashimoto-toru.com/osaka/index.html

梅田章二さん
http://www.umesyo.com/


また、女性運動の仲間の皆さんが「男女共同参画政策を知事候補に聞く」プロジェクト実行委員会をたちあげ三候補者に男女共同参画政策についての公開質問状をつくり提出、回答結果をまとめられました。私も賛同させていただき51人、12団体で提出したものです。ここに掲載したかったのですが、PDF化がうまくいきませんでした。(残念です)

代表的質問と回答1項目のみ掲載します。

1.男女共同参画政策はマニフェストに入っていますか。入っている場合には男女共同参画政策に関するマニフェストをお聞かせ下さい。

梅田候補~マニフェストには女性の登用などのポジティブアクションの施策を書いています。それ以外では「大阪府男女共同参画プラン」を補足・充実させます。女性の地位向上拠点施設としてのドーンセンター(大阪府女性センター)の機能を充実させます。

橋下候補~徹底した育児・子育て支援を基本政策の要としています。内容につきましては、私の「『おおさか』を笑顔にするプラン」をご覧下さい。メディアに公開していますし、近日ホームページで公開予定です。

熊谷候補~正直に言いますが、子育て支援や就労支援策など個別課題について触れたのみで、トータル的にはマニフェストに、男女共同参画についての政策は入っていません。しかし、21世紀の日本を考えたとき、真に女性が活躍できる社会作りは重要な政策であると思いますので、今後多くの女性たちの意見を聞かせていただきながらともに十分に考えていきたいと思います。