町立2つの幼稚園と山崎保育園では運動会が開かれました。第2幼稚園の運動会を参観しました。
3人の子ども達が通った所、お世話になった先生も元気にメガホンを取っておられました。プログラムには未就園児の親子競技もあります。幼稚園も地域の子育て支援に取り組まれているのですね。
町立幼稚園の定員の充足率が6割と低いので、町立幼稚園に親しみを持っていただく努力もされているのだなと思いました。
幼稚園も今、大きな課題を抱えています。
「就学前の子どもの教育と保育環境の整備=基本方針=」の中で町立保育所1箇所の民営化とセットで町立第1幼稚園就労支援型幼稚園(3歳児保育も含み)を来年4月を実施目標とする方針を町は出しています。
しかし私立幼稚園の募集が始まっている中で、いまだ来年度実施については確定していません。住民福祉審議会に基本方針の是非を含めて諮問しており、審議が続行中ということもありますが、そもそも保育所民営化とセットで幼稚園の就労支援型を行おうとすることに無理があります。
行政は民営化して保育士を幼稚園に配置したらいいんや、幼稚園で3歳児保育をすることで、町立第2保育所の過密化(定員の113%受け入れ)を解消できるんや、と安易に考えています。
就労支援型を実施した場合でも、通常保育を希望しても定員超過で入園できず、第2幼稚園に行くことを余儀なくされることや、6クラスしか部屋が確保できていないので、あらたな保育室は会議室を使用せざるを得ないなどの解決しなければならない課題が起こってきます。
3歳児保育や幼保一元化については、保育所民営化と関係なく、ニーズ調査を行い、現場職員の参加の下、教育委員会が主体的に検討すべきことです。
あわただしく幼稚園を後にして、大山崎町歴史資料館を訪ね、午後は環境課主催第3回環境まちづくりセミナーに参加しました。今日も沢山の学びがあり、グループワークも活発に意見交流ができました。非常に価値のある取り組みで、毎回楽しみです。
詳しくは町ホームページで掲載されています。