午後2時より個人情報保護審議会の傍聴をしました。
マイナンバー制度(共通番号制)に対応するための島本町個人情報保護条例の改正案について審議されました。
番号法に基づき国民一人一人に新たに個人番号が付番されます。この個人番号を含む個人情報は「特定個人情報」と位置付けられており、従来の個人情報よりも格段に厳しい取扱上の制限が設けられている、と国は説明しています。この制限規定が、既存の島本町個人情報保護条例の規定と相当に乖離(かいり)することから、両者の整合性を図る必要があるため、条例改正するもの、とのことで、すでに審議会で2回審議されました。
これまでの「電子計算機の接続の制限」規定も「特定個人情報は除く」ことになり、本人の同意なしに、審議会の意見も聞くことなしに、コンピュータ結合が可能になるものです。まさにデータマッチングの法的仕組みができる、ということになります。
特定個人情報の目的外利用や外部提供をはじめ、自己情報開示請求等に関して、また情報提供等の記録については削除請求や中止請求は及ばないとされており、訂正請求のみ認められている、ことなどについて議論があり、委員の意見を参考に、パブリックコメントに付す案を作成するとのことです。
今後は条例改正案を6月にパブリックコメントをし、7月に審議会で審議した後に、9月議会に提案というスケジュールの予定です。パブコメの際は十分な説明をすべきです。
画像:4月26日 淀川河川敷観察会 鵜殿のノウルシ 開花も終わり頃でした
マイナンバー制度(共通番号制)に対応するための島本町個人情報保護条例の改正案について審議されました。
番号法に基づき国民一人一人に新たに個人番号が付番されます。この個人番号を含む個人情報は「特定個人情報」と位置付けられており、従来の個人情報よりも格段に厳しい取扱上の制限が設けられている、と国は説明しています。この制限規定が、既存の島本町個人情報保護条例の規定と相当に乖離(かいり)することから、両者の整合性を図る必要があるため、条例改正するもの、とのことで、すでに審議会で2回審議されました。
これまでの「電子計算機の接続の制限」規定も「特定個人情報は除く」ことになり、本人の同意なしに、審議会の意見も聞くことなしに、コンピュータ結合が可能になるものです。まさにデータマッチングの法的仕組みができる、ということになります。
特定個人情報の目的外利用や外部提供をはじめ、自己情報開示請求等に関して、また情報提供等の記録については削除請求や中止請求は及ばないとされており、訂正請求のみ認められている、ことなどについて議論があり、委員の意見を参考に、パブリックコメントに付す案を作成するとのことです。
今後は条例改正案を6月にパブリックコメントをし、7月に審議会で審議した後に、9月議会に提案というスケジュールの予定です。パブコメの際は十分な説明をすべきです。
画像:4月26日 淀川河川敷観察会 鵜殿のノウルシ 開花も終わり頃でした