ひらのかおるタウン通信

ひらのかおるの日々の暮らしや市民活動の中で、みなさんにお伝えしたい情報や雑感などを綴っています。

中学生 町議会傍聴

2015-02-28 | Weblog
昨日の本会議を町立第二中学校の生徒さんが傍聴に来られました。

ちょうど一般質問の最中で佐藤議員、戸田議員の時でした。子ども子育て事業(子どもの権利を視点として)や中学校給食(和の献立を中心とした米飯給食を求めて)をテーマにした戸田議員の質問は、中学生にとっても関心を惹いて、町政や議会を身近なものとして感じていただけたのではないでしょうか。

それにしても残念なのは、中学生が傍聴席を埋め尽くす光景が写真などの映像で記録に残せなかったことです。事前にわかっていましたので、議会だより編集委員として提案できたのに、思いが至りませんでした。

議事の進行が早く、私の一般質問(し尿処理問題・共通番号制)も最後に終えました。沢山の質問を通告したため再質問する時間が十分とれなかったと反省しています。し尿処理問題については、来週の本会議(たぶん3月4日)の予算に対する各会派および議員による大綱質疑でそれぞれの考えや意見が明らかになるでしょう。共通番号制も1億円を超える予算が組まれていますので、常任委員会での深い審査につなげることができたのではと思います。


百山の桜について、みなさん、気にかけておられることがわかりました。【しまもと百山の桜を、のこすよう声を届けませんか?】という呼びかけをしてくださった住民の方から、経過の報告がありました。

27日の伐採は一旦、見送られたそうです。「(土地所有者)内部で検討し、町とも相談する」とのお返事があったとのことでした。この数年、街中の住宅開発がすすみ、何本の桜が切られたことでしょう。島本に親しまれた風景を残すことも、町らしさを残すことになります。なんとか百山の桜が残してもらえるよう、知恵を絞ります。


高浜学園 3月1日開設

2015-02-26 | Weblog
3月1日に開設する、高浜地区にできた認可保育園の社会福祉法人「博乃会」高浜学園の内覧会がありました。定員200名の大規模な保育園です。施設は広々としています。1階は0・1歳の保育室と職員室、調理室、ランチルーム、遊戯室、一時保育室、2階は3・4・5歳児保育室、多目的室、会議室です。

3月1日には約40名の子どもの入園が予定されており、4月にはもっと入園は増えるとのことです。若い保育士さんたちが多く、これから島本の子どもたちの保育や子育て支援を担っていただくことになります。
以前から、議会質問で求めていた、(保育室ではなく)玄関での子どもの引渡しについては、一考をお願いしたいと思います。

写真:高浜学園の広い玄関

百山の桜

2015-02-25 | Weblog
住民の方から次のようなメールをいただきました。同じ思いを持っていただけたら、どうぞ形にして伝えて下さい。

【しまもと百山の桜を、のこすよう声を届けませんか?】

先週から撤去作業がはじまった、島本町百山の水無瀬グリーンテニスクラブ。その敷地内とあたり一帯には、見事な桜の大木が息づいています。水無瀬のなかで
も一番、大きな幹といっていい見事な桜は、ここを通る人、通勤のひとの心の支えのような存在。4〜50年ほどは経っているのかもしれません。

突然の工事に、驚いた人多数。少し前に隣接する関電社宅内の桜並木は、無残に大枝がすべて切り落とされていました。
工事の発注者は、関電不動産、テニスコートの運営も同社のようです。
また、敷地フェンス外で息づいている幹については、
島本町がどうやら管轄のようで、業者さんからの問い合わせには、
都市整備課は、合わせて伐採を依頼しているようです。

27日、伐採が予定されているそうです、あと2日あります。
いつか誰かが植えてくれた桜の木。もしかしたら、サナトリウム時代から
あった木なのかもしれません。
跡地がなにになるのか、事業整理のため売却前に伐採が予定されているのかも
しれませんが、地域・近隣のひとにこよなく愛されてきたみごとな並木です。
(極めて敷地際ののり面上に位置している桜です。)
よかったら、木を残していただくよう、同じ思いの方、それぞれに、町と関電不動産に声を寄せていただけませんか?あと2日あります。

島本町都市整備課 075-962-2848
関電不動産 06-6446-8821

写真は2年前の春のテニスコート脇の桜の様子です。

議案調査

2015-02-24 | Weblog
2月27日から始まる議会のための議案調査で、資料をひっくり返したり、ネットで国会や大阪府議会の会議録を閲覧したりしています。明日には再度議運が開かれ、追加の条例案と補正予算案が提出されるとのこと、しばしヒアリングが続きます。

沖縄の辺野古基地反対の抗議行動で不当逮捕された山城さんたちが釈放されました。那覇市議会も23日、海上保安庁と県警の市民らへの過剰警備に抗議し、政府・沖縄防衛局の埋め立て作業の即時中止を求める意見書案を賛成多数で可決しています。命を守る表現の自由・集会の自由・抗議をする自由という基本的人権を強権的につぶすな、と声をあげましょう。

西川農水相が「政治と金」問題で辞任しました。安倍首相の任命責任も問われますが、自ら説明責任を果たさないままうやむやにするのはもってのほかです。また安倍首相も事実に基づかない答弁や野次で発言の修正をしています。政治の最高責任者としての自覚に欠ける、驕りがあるのだと思います。

沖縄弾圧に抗議!

2015-02-23 | Weblog
沖縄で「止めよう辺野古新基地建設! 国の横暴・工事強行に抗議する県民集会が22日、辺野古の米軍キャンプ・シュワブゲート前で開かれ、県内外から2800人(主催者発表)の参加があったとのことです。ところが当日の朝に、抗議行動を行っていた沖縄平和運動センターの山城博治議長と男性1人を米軍が拘束しました。沖縄タイムズの写真には山城さんの足を持って基地内に引きずり込む米軍と協力する警察、機動隊のようすがハッキリと写っています。このような沖縄への弾圧、基地反対運動潰しは絶対に許せません。

昨日、沖縄の友人が、思いがけなく立ち寄ってくれて、久しぶりにいろいろお話したところでした。

新オレンジプラン

2015-02-22 | Weblog
午後からぴあ・ネットの学習会に参加しました。テーマは「認知症と精神科病院」ということで、作業療法士として精神や身体の障がい当事者や認知症の方に係る佐能みやこさんからお話を聞きました。佐能さんはぴあ・ネットの発足時からのメンバーで、NPO法人自立支援センターたかつきの職員です。

「政府が1月27日に打ち出した新オレンジプラン(認知症施策推進総合戦略)の柱の一つである、「認知症の容態に応じた適時・適切な医療・介護等の提供」について、精神科病院のかかわりが強められる内容が盛り込まれた。BPSD(徘徊(はいかい)や物とられ妄想、幻覚、暴力など慢性の行動・心理症状)などへの対応には、新たに「長期的に専門的な医療サービスが必要となることも」と加えられ、本人がどこに住みたい、とかどこで介護ケアを受けたい、という意思尊重より、精神科医療が司令塔となって病院への入院を促していく方向が打ち出された。

認知症は初期からの適切なケアがあれば多くが在宅で暮らせる、と介護現場での取組みが実践がされている。ところが認知症の方を精神科に長期入院させる風になるのでは、と懸念している。新オレンジプランの「認知症の人の意思が尊重され、できる限り住み慣れた地域のよい環境で自分らしく暮らし続けることができる社会の実現を目指す」という謳い文句とは逆の施策である。

精神科病院の状況だが、日本は世界有数の病床の多い国。日本の人口は世界の2%なのに、世界の20%が日本にある。他の国は病床数を減らしているのに日本はいまだに約30万床でダントツ1位。退院促進、地域移行が取り組まれているが実際退院した人は750人~850人ぐらい。厚労省データによれば近年病院の中で隔離・拘束されている人は増えている。認知症の人も法的手続きを経てドクターが判断のうえ拘束されている。隔離拘束しないで対処する技術、態度、ケアが育っていかない。精神科病院の医師・看護師の配置人数は一般病院よりずっと少ないため、お薬に頼って、丁寧なケアが難しくなる。(もちろん患者さんの権利を大事にした医療実践をしている精神科もあります)

やはり認知症の方も本来は住宅改装して在宅で、またはグループホームや小規模多機能施設などで介護や医療のケアを受けながら暮らすほうが良い。なぜなら障害者権利条約第19条「特定の生活様式で生活する義務を負わないこと」を明記し、どこで誰と暮らすのかの自由がある、とした。認知症の人にとってもその視点が重要。新オレンジプランに精神科病院のかかわりが強められる内容が盛り込まれたのも、入院患者が減ると困る病院団体の意向が反映されたもの。認知症の人で精神科病院の空きベットを埋めていいのか、ということを考えてほしい」

参加された方からも高齢の家族などを抱えているので、介護する側の状況も切実であることや介護施設で働く方からは厳しい労働環境で十分なケアをすることの難しさを抱えながら働いている、という生の声を聞くことができました。私も一人暮らしの母のことを考えると身につまされます。認知症や精神の病を持つ当事者の立場に寄り添っての貴重な話をしていただき、ありがとうございました。

資料請求

2015-02-20 | Weblog
2月定例会の議案審議に必要な資料請求のための一覧を担当課にヒアリングしながら作成し提出しました。
大綱質疑の提出日でもあり、今回は人びとの新しい歩みは戸田議員が担当です。一般質問・大綱質疑・総務建設水道(3日間)と続くので大変ですが、日頃の調査と課題を活かすときでもありますので、体調を整え頑張りましょう。

午後はピッコロ保育園へ行き、第二名神高速道路に係りNEXCO西日本が実施している自然環境調査について報告をお聞きしました。保育園のすぐ近くが高速道路が走る計画です。自然環境の良さを活かした保育をしていますので、大きな影響があります。事業者の責任として、もっと住民の意見を聞く姿勢をもってもらいたいものです。

夕方6時からは憲法アピールでした。安保法制について与党協議が始まっています。安倍首相は、自衛隊派遣の恒久法制定方針を明言し、いつでもどこでも自衛隊が戦争に加わることに意欲を示しています。マイクを握っているとき、顔見知りのお母さんとお嬢さんからもお声かけいただき、私たちの活動を知っていただきました。諦めないで、チラシを渡したり、アピールしたりする行動を継続しなくては、と思います。

一般質問

2015-02-19 | Weblog
島本町議会では会期の初めに一般質問を行います。今日は質問通告書の提出締め切り日でした。届出は10名のはずなのに通告したのは8名でした。下記に各議員の質問項目を載せます。初日の2月27日で終わるか本会議2日目の3月2日にかかるかは、議事の進行によりますので、平野は8番目ですので微妙なところです。

村上議員
「まちづくり事業推進プロジェクトチーム」の組織と職務

関 議員
これまでに一般質問で取上げた諸課題のその後について

河野議員
1.住民(文化)ホール・町立プール廃止後の弊害を問う
2.第四保育所建て替え―超過密化解消を問う
3.し尿中間処理施設 町内建設について問う

佐藤議員
1.高齢者の交通権について
2.JR島本駅の西側を出て桜井方面に至る里道の拡幅について

戸田議員
1.子ども・子育て事業の充実をめざして 子どもの権利の視点から
2.中学校給食に完全米飯導入を~和食を中心とした献立の意義~(その2)
3.JR島本駅西土地区画整理事業の進捗状況を問う(その3)

田中議員
ふるさと納税について

外村議員
し尿中間処理施設の町内建設事案と今後の広域行政への取り組み姿勢について問う

平野議員
1.島本町のし尿処理問題について
2.プライバシー侵害はないのか、共通番号制(マイナンバー制)

議案発送

2015-02-16 | Weblog
午後に議案書をいただきました。2015年度施政方針および主要施策、予算書に目を通しました。法律や国の制度により地方自治体や住民に負担と影響を与えるものが増えていますし、気になる予算もありますが、施政方針の最後の言葉はちょっと心に響くものがありました。一部紹介します。

「本町にある山崎蒸留酒は『日本のウィスキーのふるさと』として各メディアに取り上げられ、本町の誇りである名水とともに、その魅力を町内外に広く知っていただく機会となりました。(中略)ウィスキーづくりとまちづくりは非常によく似ています。ウィスキーは、豊かな地下水と森の中で、時間と労力をかけて、一つひとつ丁寧に作り上げるものです。また、様々な原酒を掛け合わせ、調和のとれた深みのある味わいを生み出します。
 住民のみなさまが、そしてこれから島本町に住んでいただく方々が、島本の水とみどりに囲まれ、過ごしやすい静かな環境の中で日々の生活をしながら、お互いを尊重し、助け合い、じっくりと時間をかけて丁寧に作られていくものが、本当の『味わい深いまち』であると考えます。」

島本町の施策や予算がこの言葉にふさわしいものになるよう、町行政も議会も頑張らなくてはなりません。

画像:桜井のどんど焼き お正月の風景です

地域の防災訓練

2015-02-15 | Weblog
東大寺自治会自主防災会防災訓練に参加しました。会場は滝谷公園。自宅から一番近い避難所となるので、災害の際にはお世話になる所です。

炊き出し訓練・消化訓練・防災器具取り扱い訓練・AEDの取り扱い訓練などがありました。消防本部の指導のもと、地域のみなさんが実際に自家発電機やチェーンソーの実践や演技派消防職員さんの臨場感あふれる説明があり、真剣さの中にも笑いが入り混じった訓練でした。朝早くから準備していただきありがとうございました。

画像:訓練の様子

高浜原発 無謀な審査『適合』

2015-02-14 | Weblog
原子力規制委員会は2月12日、関西電力高浜3・4号機の設置変更許可申請書の審査書案を新規制基準に「適合」と判断しました。

福島事故で深刻な汚染水問題への対策は審査では対象とされておらず、原発で同時に事故が起きる可能性(高浜原発が立地する若狭湾は高浜のほか、大飯、美浜、敦賀の3原発と高速増殖炉「もんじゅ」を合わせ、計14基がある)や、近隣住民が安全に避難できるかどうかは検討されていません。先日高浜原発から30キロメートル圏内の滋賀県高島市を訪れ、避難計画が実効性がないことについて申し入れしたところです。(2月3日ブログに報告)

さらに高浜原発はプルトニウムとウラン混合のMOX燃料を使うプルサーマルで、その危険性はウラン燃料原発より高まります。私も提出した審査書案へのパブリックコメント(意見公募)約3600件の意見は無視されたまま。安全性の保証のない『合格』で再稼動されてはたまりません。

一度過酷事故が起きれば放射能汚染を防ぐ壁はないのですから、立地自治体のみならず周辺自治体も影響受ける被害地元です。京都府・滋賀県はもとより大阪府もこのような無謀な審査に抗議し再稼動反対表明をして下さい。




2月定例会議 議運

2015-02-13 | Weblog
9時30分より開催の教育委員会議を傍聴しました。案件は4月から始まる子ども子育て支援新制度に伴う「特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の利用者負担額等に関する条例の制定について」「学童保育室の入室決定について」「教育費に係る補正予算及び2015年度予算案」などでした。

幼稚園保育料や保育園保育料(17階層区分に変更)も新たに設定されます。学童保育の入室申請(2月4日現在)の状況によれば、定員(220人)及び許容上限を超えて298人の申請があります。お部屋の確保は喫緊の課題です。

途中退室し、10時から開催の議会運営委員会を傍聴しました。2月27日から3月26日まで開かれる2月定例会議の議事について協議されました。一般質問は10名が届出しているとのことです。来週には議案発送されますので、追って詳しくお知らせいたします。一般質問通告書提出が19日、大綱質疑が20日、資料請求締め切りも同日午後となりますので、しばし忙しくなります。

国民健康保険運営協議会

2015-02-12 | Weblog
午前中は情報コーナーにある会議録や文書処理簿、各種計画の資料などに目を通しました。
午後2時からは国民健康保険運営協議会の傍聴です。諮問案件は「国民健康保険料賦課限度額の改正について」でした。

改正内容は「賦課限度額を51万円から52万円に、後期高齢者支援金等賦課限度額を16万円から17万円、介護納付金賦課限度額を14万円から16万円にそれぞれ引き上げる」というものです。所得の高い層について限度額を引き上げることによる中間所得者層の負担軽減となる、ということです。協議会では全員一致で議決されました。

2015年度国民健康保険事業特別会計予算案の説明があり、保険料歳入は8億1219万6千円で前年度より1530万円減額で、一人当たり105,078円、前年度は105,534円なので、値上げとはならないようで安心しました。


画像:解体が始まった住民ホール

議案説明

2015-02-10 | Weblog
午前中は予算要求書のチェックと情報コーナーにファイルがある各種審議会の会議録を閲覧しました。
午後は2月会議の議案説明がありました。1時から4時過ぎまで各課から説明していただきました。1週間前から各会派ごと順次行われており、最後のようでした。それでも昨年9月議会まではなかったのですから、議案発送を待たずとも、少しでも早く調査に取り掛かれるので助かります。

画像:3月1日開設の高浜学園

議員活動報告会

2015-02-08 | Weblog
高槻市議の二木洋子さんの議員活動報告会が開かれ参加しました。

6期24年のまとめとして、議員になるまでの活動(伊方原発反対運動・行政訴訟、都市での反原発運動など)、1991年JT医薬研究所建設反対運動から議員になり、市民運動の側に立つ議員としての活動、市川房江さん・山本健治さん・長谷川俊英さんを目標に調査・質問・報告を欠かさず行ってこられたことを報告されました。

また地方自治といいながら中央集権化進んで行っていることや憲法『改正』・戦争する国に進む政治に対し危機感を持ち、国政の状況・市政の課題に対し24年の経験を議会で活かしていくため、次の選挙にチャレンジをしていくことを表明されました。

参加された市民の方からは「二木さんは議会に、市政になくてはならない、来期といわず、何期も死ぬまで頑張って欲しい」と力強いエールがありました。私もいつまでも目標にさせていただき、議員のネットワークで共に頑張っていきたいと思います。4月の選挙、「自治と参加で いのちとくらしを守る」というスローガンのもと、なんとしても7期目当選してもらいたいです。私もしっかり応援します。