ひらのかおるタウン通信

ひらのかおるの日々の暮らしや市民活動の中で、みなさんにお伝えしたい情報や雑感などを綴っています。

発言の保障を

2009-06-05 | 議会
6月3日午後は戸田議員・澤嶋議員と共に菅議長と面談をしました。

臨時議会の議事運営について異議を唱えていた件で、菅議長と西島議会事務局長と妹藤議事課長に会議の録音テープを聴いてもらいました。明らかに議長は「戸田議員」と指名しているにもかかわらず「(討論を)閉めました」と進行されたという事実を双方で確認しました。(結果的に戸田議員の会派を代表しての討論は認められなかったということ)


議長からは「議会運営は完璧ではなかった。おっしゃるとおりの意味合いはわかる。改善の余地はある。非がありませんとは申しません。不慣れなところもあったかと思うので、今後配慮して取り組む」という弁明がありました。

瞬時の判断ができず、休憩に入り、すぐ録音のテープおこしをして確認するよう議長・局長に申し出ましたが、すでに遅しで直後に開催された議運で諮られることもなく、そのまま議事が進行していくことを許してしまったということも反省のひとつです。

あらためて、議長そしてサポートする局長には、議員の発言の保障と公正・公平な対応を求め、面談を終えました。



夜には、我が家の猫(チビコ)が、この1週間ほど全くえさを食べなくなって、じっとしていて様子がおかしいので、動物病院につれていきました。獣医さんに診てもらうと、やはり熱がありました。血液検査の結果、ウイルスの病気は陰性ですが、骨髄の機能が低下していて貧血状態。免疫力がかなり低下しているとのこと。6年前、まだ子猫の時に野良猫としてふらりと我が家に現れて依頼、小学生だった娘にせがまれて飼ったのですが、今では大事な家族です。良くなってくれるといいのですが。



臨時議会が開かれました①

2009-05-15 | 議会
新緑の5月です。議員3期目がスタートし、昨日、初めての臨時議会が開かれました。ブログで事前にお知らせができていなくて申し訳ありません。

草の根市民派議員として、共に当選した澤嶋真紀子さん、戸田靖子さんと会派『人びとの新しい歩み』を継承して議会活動をします。開かれた議会運営のために、共同可能なことは行い、個々の議員の意見や議案への態度は尊重しあうということを確認しました。

臨時議会は役員改選が主でした。議長・副議長については、役員選考委員会で協議をした結果、まとまらず指名推薦とならなかったので本会議で選挙となりました。選考委員会では菅(山吹民主)議員が有力でしたが、予想通りの結果です。

菅 議員(山吹民主クラブ) 9票 
藤原議員(山吹民主クラブ) 3票
高山議員(共産党) 2票 
河野議員(共産党) 2票

副議長選挙は
伊集院議員(自由民主党クラブ) 9票
河野議員(共産党)  6票
高山議員(共産党)  1票     

菅議員・伊集院議員への9票は自民・公明・民主会派の議員の数と同数なので、一致して推したのでしょうか。
監査委員は町長提案です。すでに8日の段階で、選考委員会で一致をみなかったため議員全員で選挙を行いました。結果は

山口議員(山吹民主)9票 
高山議員(共産党) 7票 
山口議員が監査委員の選任同意として提案されました。

結局、議会の3役の重要ポストは与党会派が独占した結果となりました。今回の選挙により野党的立場の議員勢力とは拮抗しているにもかかわらず・・・。議長・副議長は希望しませんが自公民系会派は監査委員のポストを譲るというくらいの民主的配慮があってしかるべきです。

平野は2年間、総務文教・民生消防常任委員会、国民健康保険運営協議会に属することになりましたので、がんばります。

(初議会の報告に添えた写真は4月7日選挙初日の共同街宣にて~澤嶋さん、戸田さん、南部さんと共に~)


12月議会 一般質問のお知らせ

2008-12-18 | 議会
暖かな師走なのに、非正規雇用を中心とした首切り、住居の保障もなく年の瀬を迎えなければならないという冷たい嵐が吹き荒れてます。働くものを大切にしない社会のあり方は根底から変えなければなりません。

島本町議会も12月議会の最中です。すでに一般質問は6名終え、19日に6名が行います。各議員の一般質問項目を掲載します。

*一般質問(質問順 答弁入れて50分 質問者の持ち時間は20分の一問一答制)
千頭議員 1.島本町人材育成基本方針策定後における取組み状況について

      2.「まちづくり基本条例」制定に向けた現在の進捗状況及び今後の具体的なスケジュールについて

      3.今後の行財政運営における基本的な考え方及び自主財源の確保などの取組みについて

杉本議員 1.いきいき百歳体操について

      2.阪急水無瀬駅高架下等周辺のハト糞対策は進んでいるか

      3.防犯灯の設置について

岡田議員 1.妊婦健診の完全無料化について

      2.『保育ママ』・『こんにちは赤ちゃん』事業について

野村議員 1.「JR島本駅」周辺等について

      2.「福祉施策」について

藤原議員 1.川口町長四年間の実績と今後について

      2.住民センターの核である住民ホールのあり方を問う

南部議員 1.「健康モールビル」建設は、住民要望を受け入れた計画変更を行うのですか。

      2.副町長の空席は行政運営に支障をきたしませんか。なお当質問は町長の答弁を求めます。 

冨永議員 農業の再生をめざして      

河野議員 1.安心して利用できる介護保険制度を

      2.障がい者・児の居場所づくり・地域支援の充実を

平野議員 1.町営住宅跡地開発事業に係わり行政は近隣住民の生活環境を守るために尽力すべきです。

      2.女性・障がい者の視点を反映させた防災施策を求めます。

      3.財政健全化のために互助会に対し不当利得金の返還請求を行うべきです。

伊集院議員 1.ふるさと納税について

      2.子育てと小中一貫教育について

山口議員 1.土地の有効活用について

      2.観光行政について

清水議員 1.長期財政収支見通しについて

      2.危機管理について


      

12月議会が開かれます

2008-12-13 | 議会
◆日程 12月16(火)17(水) 19(金) 
*一般質問を行う議員が12名のため1日追加。1日空けて19日は午後5終了予定。

◆議案のおしらせです。主なものは

○損害賠償について 山崎1丁目の水道管から漏水により埋設されていたガス管を損傷、漏水した水道水がガス管に侵入しガスの供給が一時停止したもの。大阪ガスに損害賠償金3,977,970円 を支払うため(保険金で対応)

○川口町長の退職金を半分にするための特別職の職員の給与に関する条例改正 (任期は来年4月にまで。公約通り退職金は800万円となります)

○島本町立やまぶき園の指定管理者の指定~公募しましたが、現在の指定管理者の社会福祉法人四天王寺福祉事業団以外に応募申請なし。選定委員会で決定し提案される。09年度から5年間 指定管理料は83,707,920円/年

○職員の特殊勤務手当に関する条例改正~救急救命業務に従事したときに支給し、手当ての額は出動1回につき300円とする。併せて清掃業業務従事職員・年末年始作業従事職員の特殊勤務手当を削除

○国民健康保険条例改正~健康保険法施行令の改正により、産科医療保障制度に加入している医療機関等で分娩した場合、出産一時金に3万円を加算し38万円とするため。 同医療機関で通常の妊娠・分娩にもかかわらす脳性麻痺となった場合のみ医療過失の有無にかかわらず3千万円補償される。そのための3万円を出産費用に上乗せ、出産一時金の一部をあてるもの。

○一般会計補正予算 (主なもの)
      ・障害者作業所が障害者自治支援法にもとづく生活介護事業に移行したための補助金の変更増額
      ・11月7日突然、健康を理由に退職した副町長の退職金 7,61万4千円 
      ・水無瀬駅自転車駐車場整備負担金 100万円~自転車整備センターが建設・運営するための町の負担 整備後は有料化される。
      ・第1小学校給食の米飯委託を自校炊飯にしたことによる臨時職員の雇用賃金不足分 50万円
      ・教育委員会の点検評価のための協力謝礼 3万円
                               他

*債務負担行為(2008年~2009年にわたるもの)2010年度からごみ焼却処理施設運営を民間委託するための検討支援 コンサルに委託 830万円 については、議案提案されていたにもかかわらず11日に急遽取り下げとなりました。

それも、総合政策部長が取り下げ理由を説明することなく、議案の差し替えにこられたのですから、唖然としました。直前に開かれた議員全員協議会では一言も触れられていませんでしたし、前日、担当の環境課にヒアリングをしたばかりでしたので、事態の展開に驚きです。

確かに、ごみ焼却処理施設運営全面民間委託(現在は場長含み7名の町職員と委託業者により直営で運営)については、住民・職員組合・議会への説明もなく、当然合意も経ることなく唐突に提案されたとの感は否めません。

しかし議案を提案したり、取り下げたりすることがあまりに安易になされていることは、十分な検討がなされず提案されていることの証明ですし、議会軽視も甚だしい限りです。先日の副町長の議会への退任挨拶拒否(辞任を伝えて数日は来庁されていたにもかかわらず)も異常なことですが、このような事態に行政運営に対し不安と不信がつのるばかりです。
      

9月議会が開かれます③

2008-08-31 | 議会
議会の議案書と資料と「にらめっこ」が続いています。時々携帯ストラップの「ポニョ」を眺めては気分をほぐしています。この夏「崖の上のポニョ」を観た後、娘が買ったものをちょっと拝借。宮崎駿監督の映画にでてくる少女はみんな「凛」としていて好きです。

9月5日に2007年度決算に対する各会派代表による大綱質疑が予定されています。質問項目は以下の通りです。質問順です。

人びとの新しい歩み 南部議員 
1.川口町政一期目における最終の決算を、どのように総括し
ていますか
2.財政の健全化度は、今決算より公開された健全化判断比率
値からどう読み取れるのですか。また、判断比率値と経常
収支比率の相関性を示してください
3.歳入額の予測は困難なのでしょうか
4.JR島本駅が無事に開業しましたが、事業費等の検証が遅
いのではありませんか。また、桜井村踏切拡幅についての
進捗状況はどうなっていますか
5.町公共施設耐震化は基本計画通りに行われるのですか。
また基本計画には歴史文化資料館を入れていますか 
6.森林再生と「第2期地球温暖化対策実行計画」
7.既存の住民を泣かせるような開発・建設計画は認めないで
ください
8.弱い立場にある人たちの“声なき声”を聞いていますか
9.「就学前の教育と保育環境の整備について」(基本方針)
現況認識と今後についてうかがいます
10.消防職員のパワーハラスメント事件は、全職員にとってど
のような教訓を与えましたか
11.今年度決算における、学校での教師の体罰・不適切な指導
の内容をすべて示してください
12.町内福祉施設における水道メーターの検針ミスによる“時
効”分は、納入のお願いを施設とどのように行ってきまし
たか  
        
自由民主党クラブ 野村議員 
1.行政改革と財政状況について
2.総合計画見直しについて
3.市町村合併について
4.JR「島本駅」について
5.廃棄物処理について
6.防災計画・危機管理について
7.人口問題について
8.保育と子育て支援事業について
9.福祉施策について
10.商工業の活性化について
11. 上・下水道について
12. 教育について
13.農林業について
14.消防活動(救急救命活動)について

公明党  岡田議員 
1.「広報力」、「営業力」の充実・強化について
2.歴史と文化を大切に自然環境を生かした個性と活力のある
まちづくりについて
3.公共下水道事業について
4.不用額の理由について
5.JR島本史跡公園について
6.JR島本駅自転車駐車場について
7.JR東海道本線桜井村踏み切りについて
8.総務管理費訴訟に伴う弁護士費用について
9.保育所民営化について
10.教育センターの役割について       

山吹民主クラブ 山口議員 
1.タウンセールス・プロジェクトチームの提案について
2.財政健全化のための施策について
3.地域の力を結集したまちづくり「地域力」の推進について
4.町立保育園民営化方針について
5.JR桜井村踏切の改善策について
6.公用車の廃止について
7.勤務評定制度の構築について
8.教育環境について
9.町立幼稚園での預かり保育の実施について
10. 衛生化学処理場について
11. 財政健全化法に基づく指標について
12.町長席について
13.第四次行財政改革について
14.事務改善提案制度について
15.学校協議会について
16.町への要望・苦情などについて

日本共産党 冨永議員
1.「住民参加のまちづくり」を問う
2.大型公共事業の連続と三位一体改革などの影響による、町
財政問題を問う
3.広域行政について近隣市町村との協議経過を問う
4.地球的規模の温暖化防止、水と緑のまちづくり、環境対策
を問う   
5.住民福祉の増進―地方自治法・自治体としての役割果たし
国・府の悪政に対してどう立ち向かったのか 
6.同和・人権事業のあり方を問う
7.子どもたちが安心して学べる教育環境整備を問う

写真は友人の家に設置された雨水タンク(府のモニター制度活用)
           

9月議会が開かれます①

2008-08-31 | 議会
夏の終わりの昼下がりツクツクボウシと鈴虫が鳴いています。鈴虫は昨年自宅で孵化したもの。風情を通り越してうるさいくらいです。
明日から9月です。
長らくブログの投稿を怠っていました。訪問してくださった方には申し訳ありません。

9月定例会議の議案を主なもののみ、3回に分けてお知らせいたします。

□9月4・5日本会議~人事案件、契約議案、07年度補正予算に続き2007年度決算にたいし各会派代表による大綱質疑があります。
人びとの新しい歩み(今回は南部議員)、自民、公明、山吹民主、共産の順です。

□各常任委員会で07年度決算審査
11・12日総務文教 
17・18日民生消防 平野は委員として審議   
24・25日建設水道 平野は委員として審議  

□10月7・8日本会議~決算に対する討論、賛否。ふれあいセンターの指定管理者の指定、一般質問   *すべて10時より

〈主な議案 ①〉
●島本町財政は早期健全化基準未満で「セーフ」!~2007年度財政健全化判断の4指標等の報告 
〔島本町の「健全化判断比率」は (単位:%)〕
実質赤字比率     ー (14.53)
連結実質赤字比率  ー (19.53)
実質公債費比率   12.7(25.0)
将来負担比率     62.9(350.0)
*該当ない場合「ー」で表す 本町の早期健全化基準は括弧内に表す

なんと、報告に対しては「質疑はしないこと」と議運の多数意見で決定されました。それでは財政健全化法が求める議会の責任を果たせません。

●新しい教育委員会委員に中学校の保護者(清水裕美さん)任命~教育委員に保護者を入れるよう数年前から指摘していたことですが、数ある保護者の中から選ばれた理由は?

他に人事案件は公平委員会委員、人権擁護委員、大字尺代・大字桜井財産区委員の任命選任同意~大字桜井財産区の管理委員には清水議員の名も。町条例「財産区域内に引き続き1年以上住所を有する者で、町議会議員の被選挙権を有する者の中から町長が議会の同意を得て選任する」という要件に見合っていても、議員は望ましいのでしょうか。  
 
●清掃工場補修工事請負契約締結 7,854万円契約金額 ユニチカ(株)環境事業部
*長年契約はユニチカ独占という議会での指摘を受け、初めて総合評価方式を採り入れるなど一定努力しています。それでも応募はユニチカ1社のみということで決定。

●JR島本駅工事委託協定変更 駅工事のうち東西を結ぶ自由通路(エレベーター、エスカレーター含む)は100%町負担となっています。工事金額確定のため委託金額の変更 7億2,731万6,218円(変更前7億4,235万円) 

●議員のみなさん、議員報酬に見合う働きをしっかりしなさい!地方分権により地方議会・議員の役割はより重要となります。ということでしょうか。~地方自治法改正により報酬の支給が実績払いの他の行政委員の報酬と分けて議員の「報酬」を「議員報酬」に改めるもの。町の議員報酬条例を改正。
参考までに、島本町議会の議員報酬は33万円/月額です。

写真は帰省の際にプールと温泉と森林浴を満喫した旧グリーンピア施設

6月議会が開かれます

2008-06-21 | 議会
6月議会が始まります 6月24日、25日(26日予備日)10時 役場3階
主な議案をお知らせします。どうぞ傍聴におこし下さい。

■随時監査結果報告 民間福祉施設における水道メーターの検針ミスによる上下水道料金過小請求に係わるもの ~町の正規のメーターと私設水道メーターを民間委託の検針員が間違って検針していたものだが、町上下水道部が現地確認する等、適切な指導を行わなかったことを指摘。時効分380万円の損失を与えており、「公営企業の経営に対する責任感の薄さと怠りを感じる、住民の町へ信頼を失墜させた行為は甚だ遺憾」と手厳しい監査報告がなされている。

■行政報告 ①水道メーターの検針ミスによる上下水道料金過小請求に係わるもの      ②町立第4保育所のアレルギー事故について

■農業委員会委員に南部・冨永議員を推薦(昨年に引き続き)
■公用車(救急車)事故! 損害賠償の額を定めること及び和解の専決処分~町営緑地公園住宅敷地内で消防本部救急車が大阪府高槻警察署の車と接触し損害を与え、町側に過失責任があり115,804円賠償するもの *ほんの少し注意をすれば避けられた事故。公用車事故は物損とはいえ相手方への損害、町への損害(保険払いであっても)、住民の町への信頼を損なうことになる。

■税条例の一部改正専決処分~省エネ改修工事を行った住宅等に係わる固定資産税の減額適用に係わるものなど
■老人保健特別会計補正予算専決処分~07年度医療給付費支払い資金不足に充用したもの
■土地取得事業特別会計予算事故繰り越し 繰り越し計算書~未整備のJR西側道路(約延長60m)の用地取得8,308,080円について、2007年度内に所有権移転が完了しなかったため

■住民税を公的年金から天引き! 税条例の一部改正~個人住民税について公的年金等から天引きする特別徴収する制度の導入に係わるもの、ふるさと納税の寄付控除に係わるものなど地方税法「改正」による問題のある税条例改正。

■消防団員等公務災害補償条例の一部改正~消防団員の損害補償の加算

■ふれあいセンターの指定管理者制度導入! ふれあいセンター条例の一部改正~第4次行財政改革プランに基づき、複合施設ふれあいセンター・住民ホールの管理業務・受付業務を民間業者に行わせるもの。

設備・施設維持管理業務もこれまで民間業者に委託していたが一括して指定管理者が行うことになる。改正されれば7月初旬に指定管理者を公募し選定委員会で選定し、9月議会で指定の議決後、10月1日から三年半の指定期間で実施、という厳しいスケジュールである。

公の施設の使用許可権限も委任することになる。指定管理者の選考にあたって公正さを図れるのか、約1200万円の経費削減効果があるというが根拠があるのか、障がい者・高齢者の施設もあり、命や健康を守る公的責任を果たせるのか、町の他部局・事業(図書館、生涯学習事業、健康福祉事業)との連携などはスムーズに行くのか、臨時職員の雇い止めについての対応は可能か、課題解決がなされ住民サービス向上が図られるのか等々十分な審議が必要である。

使用料はこれまで通り町の収受となる。(施設使用料の減免見直しは10月から行われる可能性は今のところはない)
 
*議会への説明会で民間委託推進派議員からは「図書館や健康福祉事業や食堂なども総合的に指定管理者制度にしないと経費的メリットがない」との発言あり。施設や事業の実績や公的役割を十分理解してるの?

■町営住宅集会所受付業務も指定管理者に~町営住宅管理条例の改正 ふれあいCで受付のため

■一般会計補正予算 
①住民ホール横の公用車及び職員駐車場として民有地を賃借しているが、隣接する町有地を整備して使用するための費用など計上。 
②マイクロバスの故障のため代車の賃借料 2度のマイクロバスの事故が起きている。そのことに起因する故障かどうかは判明していないが・・。
③指定管理者選定委員会謝礼 ふれあいセンター、やまぶき園の指定管理者選定のため
③町道高浜7号線用地測量業務予算 江川2丁目大型マンション建設による交通安全対策のための道路整備を検討しているため。

④スクールソーシャルワーカーサポーター謝礼 課題を抱える子どもたちと家庭や学校の調整を行う文部科学省事業の活用~子どもに寄り添ったサポートを期待する。府から派遣のソーシャルワーカーをサポートする。社会福祉士等1名を1小を拠点にして小学校を中心に全小・中学校の問題解決にあたるというもの。(23日追記)

⑤そのほか臨時職員賃金など

■ 一般質問は議案審議の後に12名の議員が行います。(質問順)
1.冨永千尋議員 
①町財政について  ②町内建築物の耐震対策について
2.河野恵子議員 
①大阪府による4医療助成制度の改悪許すな ②町「開発要綱」を条例化し「町の調停・あっせん」を明記するなど住民生活環境守る町政を求める
3.野村行良議員 
①「新総合計画策定」に向けた取り組みについて ②「島本町の地域資源を生かしたまちづくり」について
4.藤原靖彦議員 
①第4次行財政改革プラン推進計画案の実施に係る件いついて
5.千頭八重子議員
プログラムに対する島本町としての今後の対応について ③島本町における再任用制度のあり方について
6.岡田初恵議員 
①小、中学校の耐震化を早急に ②学校アレルギー疾患の子どもの取り組みは ③通学路の路側帯をカラー舗装へ
7.南部由美子議員
①近隣住民の生活環境を著しく悪化させる「島本健康モール」ビルは、計画を見直して下さい
8.杉本敦義議員 
①町道高浜幹線の交通安全対策と通学路の安全対策及び淀川堤防への道路の設置について
9.伊集院春美議員
①ふるさと納税について ②財政問題にタウンプロジェクト ③遊具の点検について
10.山口博好議員
①町有財産の有効活用について ②迷惑防止条例等の制定について ③第二中学校の防球ネットの修繕について
11.清水照光議員
①災害に強いまちづくり ②島本町の特色と魅力について
12.平野かおる 
①住環境や自然環境を守るまちづくりを求めます ②公募委員の選考の透明化を求めます ③住民の暮らしに影響を及ぼす大阪府の財政再建プログラム及び島本町第4次行財政改革プラン推進計画について

(写真は 6月17日ドーンセンターで開かれた東大大学院教授 神野直彦さんの講演会にて 「地方財政問題と男女共同参画を考える」というテーマでお聞きしました。橋下知事の緊縮財政の名の下、男女共同参画施策を後退させないために開かれたもの。タイムリーで十分すぎるほど魅力的(?)な引き込まれるお話でした。またの機会に報告します。)
      

決算否決!

2007-10-18 | 議会
9月議会は2年続きで決算(06年度)不認定で終えました。
教育委員会所管の学童保育の保育料未請求及び過大請求など事務処理の不適切な問題が03年度から07年5月まで、監査委員の指摘で調査するまで続いていました。担当職員のみならずチェックする監督体制もなく公金の扱いのズサンさが明らかになっています。
保護者の指摘により6月議会の一般質問で取り上げた内容は氷山の一角だったのです。(前号の議会リポートに載せています)

全会派がこのことを理由に2006年度決算に反対し、認定せずという結果でした。役場への信頼を失わせたことは、責任を問われます。

本年9月3日、関係職員5人の懲戒処分(減給100分の5 1ヶ月)にしましたが、過去2年間で教育長、教育次長、事務局次長が代わっています。 03年度~05年度に在職していた管理職は問われなくていいのでしょうか。

一般質問は、「就学前の子どもの教育と保育環境の整備について=基本方針=」「ひとり親(母子)家庭の支援制度の充実を」という項目で行いました。

「基本方針」については9月27日開催の住民福祉審議会で民生部理事が「保育士配置基準については、保育所を民営化できないなら町基準を見直す」との主旨の発言をした事に対し問い質しました。

島本町独自配置基準は1歳児4:1(6:1)、3歳児15:1(20:1)、4・5歳児25:1(30:1) *保育士配置基準 保育士一人当たりに対する子どもの人数 かっこ内は国の最低基準

保育士配置基準の引き下げについては島本町の保育水準を守るのかどうかに係わる重大な問題で、公立・民間を問わず保障してきた保育の質を大きく低下させるものです。子どもの最善の利益という視点が全く欠けた、コスト論でしか保育について検討していないことを如実に示した発言です

基本方針にも保育士配置基準の見直しに触れ「各自治体ともにこの基準を各年齢区分にばらつきはあるものの段階的に国基準へと改められてきています。」とありますが、府内各自治体の実態は決して国基準に改められていないことを大阪府調査結果を示し反論しました。
例として1歳児では最低基準の配置は6自治体のみ。他31自治体は独自基準です。
*政令指定都市・中核市・公立のない町村は除く

また、児童福祉施設最低基準4条には「児童福祉施設は最低基準を超えて、常に、その設備及び運営を向上させなければならない」(設備・運営の向上義務)「最低基準を超えて、設備を有し又は運営している児童福祉施設においては最低基準を理由として、その設備又は運営を低下させてはならない」(設備・運営の低下の禁止)と定めています。町独自基準の根拠となる規定です。この点に照らしても基準引き下げは問題です。

民営化に反対するなら基準を引き下げるぞ!と脅しているとしか思えません。一番弱い立場の子どもの視点に立つべきです。


清掃工場、エアコンなし!

2007-09-01 | 議会
遡りますが、8月30日には他の2人の議員とともに、尺代にある清掃工場を視察。
7千万円を越える工事費が計上されている工事請負契約議案の調査をしました。

年に1度、定期に行われる清掃工場の補修・改修工事の請負契約議案が出る前には現場を視察し、補修・改修箇所を確認しています。
技術的には全く素人なので、わかるわけではありませんが、多額の税金が投入されますので大まかには内容を把握する必要があります。図面だけのチェックではわからないことも、現場を見れば理解できることもあります。

また、公務労働としては一番過酷な条件で働いている職員・委託業者職員などの労働環境を確認するのも目的です。

この日も、エアコンが調子が悪いと、職員は扇風機のみの中央操作室で働いています。休憩室にもなく、事務室にあるのみです。

施設内は高温での焼却処理を行っています。訪問日は比較的涼しかったのですが、施設内を案内してもらっている間も汗が流れます。40度近い日もあった、この夏、どんなに暑かったことでしょう。働いている職員の安全な労働環境・健康管理がなされていない状況です。

すぐにでもエアコンが使えるようにすることが必要です!


(写真は 補修箇所の灰押出機 穴が開いて灰が漏れているのを容器で受けているそうです。灰はダイオキシン等有害物質も含みます)

9月議会が始まります

2007-09-01 | 議会
残暑の中にも秋の訪れを感じる9月がスタートしました。

今朝早くに、娘は寮生活に戻るため、父親と荷物を車に詰め込み出発。
入れ代わりに1ヶ月のタイ滞在から息子が帰ってきました。
3回の野外キャンプや海へ、田舎へ、学校関連の行事へと、殆ど家にいない高校生最後の夏休みを過ごした、もう一人の息子は、新学期の始まりが休日でほっとしていることでしょう。

9月議会も始まります。私も気分を入れ替えてがんばります。

8月29日に開かれた議会運営委員会で9月議会の議案が決定されました。
議案はすべて町長提案で人事案件1件、議決案2件、条例改正案1件、予算案件5件(補正予算)、2006年度決算報告14件 です。

町長の行政報告は予定されていないとのこと。
学童保育室保育料の不適切な事務処理について、当然行政報告がなされるものと思っていました。議員全員協議会での報告のみならず、議会の場で正式に議事録に残る形で、報告があってしかるべきです。

議運では、この件で同じ日、分限懲戒審査会が開かれており、その報告と徴収および還付等の状況も含めて、行政報告を議会として求めることになりました。
        
主に2005年度の決算審査で、会派代表の大綱質疑の後、各常任委員会で審査することになります。

前半議会には、そのほか
清掃工場ごみ処理施設補修工事をユニチカ(株)環境事業本部と7140万円で工事請負契約を締結する議案や補正予算では特別職報酬等審議会の委員報酬が計上されています。町長の公約である「退職金を半額にすること」が諮問される予定です。

議会日程は
9月10日・11日 本会議 大綱質疑(平野も行います)
18日・19日 総務文教委員会
21日・25日 民生消防委員会(平野所属)
27日・28日 建設水道委員会(平野所属)
10月3日 議会運営委員会 (午後)
10月9日・10日  本会議 一般質問 
日程は延長する場合もあります。

(写真 8月30日補修工事予定のごみ処理施設見学にて 補修する破砕機~大型ごみなどを破砕し、鉄、アルミなどに磁選)

子どもまちづくり議会開催

2007-08-05 | 議会
8月3日、10時より子どもまちづくり議会が開かれました。
小学5年生から中学校3年生までの子どもたちが議長1名、15名の議員と
なって、一般質問を想定しての模擬議会を行いました。

町長の公約で開催されたとあって、町長もいつになくリラックス。
ひとりひとりの質問も、島本町のまちづくりに係り、環境について、遊び場について、水道代についてなど、私たちも参考になることばかり。JR新駅にかかわることは3点もありました。
 
子どもたちは総じて島本町を自然豊かな町と称しています。そして、島本の町が好きだという想いが伝わってくる議会でした。議長の中3生もとてもりっぱな議事進行でした。頼もしい限りです。

ご家族などの傍聴も多数あり、これを機会に少しでも町政のこと、議会のことに関心を持ち、身近に感じていただけるといいな。期待したいですね。


町村議会議員ミナー 「町村財政のゆくえ」

2007-08-04 | 議会
8月3日、午後2時より
町村議会議員ミナーが午後2時よりホテルプリムローズ大阪でありました。府内の10町村議会議員対象に、講師の中井英雄氏(近畿大学大学院経済学研究科長、経済学部教授)により「町村財政のゆくえ」と題したセミナーでした。

地方財政計画の説明や決算カードを使っての自治体財政の分析がなされ、府内の町村でも都市部に近い町と離れている町では、財政状況を分析する基準が違うといわれた点は、新鮮な見方でした。

例示された忠岡町の経常収支比率は05年度決算で104.2%ですが、それほど驚くことではないです、とおっしゃる(へーっ。ウチは財政破綻になると大騒ぎしているのに)。

経常収支比率の内訳からみて、下水道会計への繰り出し金が多いことを指摘し、都市部に近い町なので下水道100%にするためには支出はやむを得ないと・・。
島本町とよく似た財政状況なので、もう少し見解をお聞きできれば、参考になったのですが。

公民連携の限界責任というというお話は、講師の著書があるようなので、また読んで参考にしてみたい内容でした。規制緩和・行革がすすんでいるが、生命、財産を守ることや、そこでしかやれない場合などは、お金がかかってもやるべきではという論も主張されていました。

このセミナーの会場費はいくらかかっているのだろうかと気になりました。

学童保育料の徴収ミス 207件 請求漏れ、過大請求もあり

2007-08-04 | 議会
31日、午後から議員全員協議会(全協)が開かれました。

町教育委員会から03年度から5年間で学童保育料の未請求138件で231万円6530円、請求誤りが69件、その内請求額が少なかった18件は17万7950円(追加徴収する)、過大請求の51件は50万円(還付する)あったことが報告されました。
あまりの公金の扱いのズサンさに驚き、あきれて声もでないという事態でした。


そもそも、このことに関連して、6月議会で私は「学童保育室保育料の徴収ミスを招く事務について」という一般質問を行っています。

以下、1問目の質問のみ抜粋掲載いたしますが
「 昨年度、学童保育室保育料が9ヵ月分も徴収されないままになっていたことが起こっています。預金口座から保育料が引き落とされていないことに気付いた保護者が教育委員会に問い合わせ、判明したものです。

保護者の方は、一人目の子どもさんが入室したとき保育料を納付するための預金口座振替手続きをしたので、二人目の子どもさんについては自動的に口座振替ができるものと思って、手続きをされておられなかったということです。結果的には、この保護者は9ヵ月分をまとめて払わなければならなくなり、金銭的には非常に負担であったということでした。
  
この事実は、保護者からの問い合わせがなければ保育料の徴収ミスを招きかねないところでした。しかも、同様のケースが数件あったということです。保育料が納付されているかどうかのチェック体制及び保護者への周知はどのようになっていますか。本件についての経緯と、今後のこのようなことを防止するための改善策をお伺いいたします。」

これに対し教育次長の答弁は
「~学童保育室の保育料の件に関しましては、特に収入未済額、滞納等含めた収入未済額に関しまして、去る5月23日の平成18年度下半期の定例監査におきまして、学童保育の保育料の滞納額が増加している件について調査をすることと指摘を受けておりましたので、この件も含めて今後徴収事務の不備がないか、徹底的に調査を進めてまいりたく存じます。ご指摘のようなミスが生じましたことを心からお詫びいたしますとともに、再発防止に向けてチェック体制を強力に立て直し、全力で取り組んでまいりたく存じます。」というものでした。

町に入るお金の事務がいいかげんで、全くチェック体制ができていないではないかと憤って、保護者はこの事例がなぜおきたのか調べてほしいと相談されたのです。

少なくとも、この保護者が教育委員会に問い合わせた昨年末の時点で、教育委員会は内部調査を徹底的に行うべきでした。この5月に監査委員に指摘され初めて調査をするなど、お粗末極まりません。担当職員のみならず、教育委員会全体の責任を問われなければなりません。

今回報告された207件の徴収ミスの要因は、保育料決定通知書や口座振替の書類を送っていなかったこと、手続きされても口座振替申請事務を放置していたこと、保育料の金額や利用日数の誤りなどです。

町教委は全協終了後、全保護者に謝罪文を配布するとしていますが、保護者にも大きな負担となります。役場の仕事への信頼が大きく失墜した問題です。

財政難といいながら、町自らが、この様な公金の扱いをしていては、住民への説明にも説得力がありません。教育委員会で起きたことですが、町長部局も身を引き締めて事務をすすめてもらわないといけません。



第1回大阪府後期高齢医療広域連合議会を傍聴

2007-08-02 | 議会
7月26日(木)、第1回大阪府後期高齢医療広域連合議会臨時会を傍聴しました。2時からということで、傍聴定員30名、先着順と聞いていたので住民のSさんと1時には会場のシティプラザ大阪へかけつけました。

驚くことに50名を越える傍聴者がきているのに傍聴制限。傍聴者には議案書さえも配布されず、私たち傍聴者は怒りと不満で一杯でした。
事務局と押し問答。定員を定めた傍聴規則も可決されていないので、全員議場に入りました。市民派議員の仲間たち以外にも、高齢者の方々が多数来られていました。
43市町村から1名ずつ傍聴しても30名の傍聴定員ではゆうに超えてしまいます。

来年4月から後期高齢者(75才以上~一定障害がある人は65歳以上)だけの新しい医療保険制度となります。いままでは国保や健保組合などの医療制度に加入しながら「老人保険制度」で医療を受けていたものが06年6月の医療制度改革により変更されました。
この制度の運営は都道府県ごとに全市町村が加入する後期高齢医療広域連合が行います。そして連合議会がおかれ、広域連合の事務の指針や事務の計画的実施のための広域計画や保険料などを議決します。

このように大事なことを決める広域議会は大阪府内の43市町村議会あるのに選出される議員定員は20名であり、うち4名は大阪市の議員で、それ以外はブロック別に選出された議員で構成されていますが、島本町からは議員は出ていません。北摂では、豊中市、池田市、吹田市、能勢町から選出されています。

臨時議会は第1回目ですので、議長や副議長を選び、会議規則や傍聴規則など議員提出議案3件、副広域連合長、監査委員の選任同意等の人事案件3件、広域計画、個人情報保護条例等10件の議案、2007年度一般会計専決処分等の14件の報告を行いました。

議員提出案の会議規則・傍聴規則に対し北山大阪市議から「なぜ、30名なのか?大阪市会をはじめ、本会議施設を利用すれば、経費もかからない上、傍聴人数を制限する必要がないではないか?専門的な議会なので委員会の形態をとらないのなら発言回数の制限はすべきではない、(通常、委員会では発言回数制限がない)動議の提案要件も緩和を」など議会が活性化するため、住民に開かれた議会にするのために質問、修正案が提出されました。
しかし「傍聴者は30名まで」ということを含め2件とも原案が賛成多数で決まり、失望しました。

2007年度予算も専決処分という扱いです。広瀬枚方市議の質問で明らかになっていますが、多額のシステム費用などが計上されており、個人情報保護の問題の指摘がありました。しっかりと議案としてあげるべきです。
統一地方選挙のため議員選出が遅れ広域議会が開催できなかったためとの説明もされていました。

また、広域計画についても、他府県では住民からのパブリックコメントを実施して意見反映をしているとのことです。そのような手続きぬきに提案されていながら賛成多数で可決されました。

質問者は先の北山議員と広瀬議員のみで、他の議員からは全く質疑がありません。市町村の住民の意見反映、代弁ができているのか、前途多難です。

 このような場で、来年から始まる後期高齢者医療の保険料が決まっていくのです。しっかり市町村議会からも監視、要望していかなくてはなりません。
次回の議会は10月予定です。

島本町議会からの傍聴は1人でした。

(写真 傍聴者で一杯の会場は座れない方もいました)

議員の政務調査費

2007-07-20 | 議会
7月9日 
9時30分より 教育委員会定例会傍聴。星野教育委員長が「人権と平和の集い」で上映された映画「硫黄島からの手紙」に触れ、あらためて戦争の悲惨さが浮かび上がり、2度と戦争を起こさないということで、これからの人生を送っていきたい、と述べられたあいさつの言葉に共感を覚えました。
 
議案としては08年度小・中学校使用の教科用図書の採択について、06年度から使用のものを引き続き使用することが可決されました。

7月10日 
前回継続となった個人情報保護審議会が午前中に開催されていたので傍聴を予定していましたが、緑と水を守る会のニュースレターの編集に時間を要し、傍聴は欠席。

印刷のため原稿を障害者協働作業所に届け、午後1時には住基ネット差し止め訴訟の用事で大阪地裁近くのプロボノセンターへ大急ぎで駆けつけました。

毎回、事務局のNさんが準備をしてくれたニュースや準備書面を封入し、原告や支援者に発送する作業です。控訴審もあと2回ですので、頑張らなくてはなりません。

作業を一緒にしたSさん、Iさんと大阪府議会の政務調査費の返還請求のことが話題になり、帰りに知り合いの府議の事務所で、分厚い外部監査の結果を閲覧しました。

府議会は政務調査費月額59万円の使途について公開・領収書が義務付けられていません。公金の扱いについては透明化を図り、何にどのように使ったかを府民に明らかにする必要があります。府議会内部では政務調査費のあり方について検討されています。

調査研究・政策立案などの政務調査以外の支出(事務所費、人件費、広報費など)は目的外の使い方だと考えます。飲食費、ガソリン代などは論外です。島本町議会には府内唯一、政務調査費はありません。議員の活動とは何なのか議論が必要です。

7月11日
1時より、緑と水を守る会ニュースレターの発行作業。集まったのは4人。東北の山登りのお話を聞いたり、定例会の相談をしたりと楽しいひとときです。

町立図書館にもニュースレターを置いていただけるようになり、また、町の生涯学習関係団体の中では一番会員が多いようで、会も少しずつ市民権を得てきたのかな、なんておしゃべりしていました。
毎月10人程のメンバーがそれぞれ近くの会員宅へニュースレターを届けます。