ひらのかおるタウン通信

ひらのかおるの日々の暮らしや市民活動の中で、みなさんにお伝えしたい情報や雑感などを綴っています。

裁判所へ

2013-08-31 | Weblog
8月30日、午前中に役場へ行き、請求していた議会資料が提出されたので受け取り、閲覧資料はコピーしました。議会質問と同じくらいに議会から行政に請求する資料は重要です。

しかし、請求するのは人びとの新しい歩み、共産党、外村議員のみです。委員会など質疑時間が決められていますので、質疑はできなくとも事務事業の中で、チェックしておきたいことがあるはずです。

午後は、大阪地裁へ。
昨年、懲戒免職処分となった職員に関わる給与返還請求事件(原告:島本町 被告:元町職員)の裁判記録を閲覧するためです。情報公開請求しても議会で求めても、黒塗り文書しか行政はだしません。双方の主張を知らなければ、この事件の真相も原因もわからず、再発防止もできないと考えます。

当該元職員から処分取り消しを求め町公平委員会に不服申し立てがなされ審査が継続しています。9月には口頭審理が開かれます。委員会開催が当初予定より増えるため9月議会補正予算には公平委員会委員報酬の増額予算が提出されています。

その後、大阪高等裁判所で午後2時30分より開かれた「大飯原発3・4号機運転差止仮処分審尋」の傍聴をしました。裁判は4月16日、国内で唯一稼働している関西電力大飯原発3・4号機の運転差止を求めた仮処分申請で、大阪地裁は関西一円の原告住民からの申し立てを却下しました。そのため253名が即時抗告(控訴)し、大阪高裁での仮処分審尋が行われています。私も原告ですので抗告人の一人です。

地震の際の原発を止める制御棒の挿入時間および敷地内断層(F-6)の問題、大飯原発は規制庁の新基準を満たしていない、ことなどについて主張、争っています。(原子力規制庁大飯原発破砕帯調査評価会合でも関電は「F-6破砕帯は活断層ではない」と主張しています)

弁護士のみなさん、事務局のみなさんの不断の取組みに感謝です。なかなか傍聴ができませんが、原発を止めるために頑張らなくてはなりません。

写真:大飯原発 美しい若狭湾にあります。

障がい者雇用

2013-08-31 | Weblog
8月29日、午後2時には茨木市役所へ。

一般質問している「障害者雇用及び庁内実習体験」の件で、障害福祉課の担当の方に詳しいお話を伺いました。また「障害者雇用(スマイルオフィス)及び実習体験」の様子を見学させていただきました。沢山の資料も用意していただき、参考になりました。担当課のみなさま、大変お世話になりました。

島本町は障害者雇用率(今年から引き上げ 国、地方公共団体は2.3%)は3.25%と高いのですが、知的障害者・精神障害者の雇用はゼロです。精神障がい者の雇用を義務付けた「改正障害者雇用促進法」も6月に成立しています。義務化は5年後の2018年4月からですが、精神障がい者の働く場をつくることに自治体も積極的でなくてはなりません。質問で島本町の対応を質します。

午後6時からは、戸田議員が参画していますザ・ギャラリーの定例会が島本町ふれあいセンターで開かれましたので、参加しました。北摂の市民および議員の方が20名ほど参加され、各自治体や議会の様子や問題を報告され、熱心に意見交換されました。

お話をお聞きして、行政や議会を監視する市民が要るということは、その自治体の住民自治がレベルアップすると確信しました。

写真:スマイルオフィスの案内

人権啓発施策審議会

2013-08-31 | Weblog
8月29日は10時より開催された人権啓発施策審議会の傍聴をしました。

案件は
(1)会長等の選出 
(2)男女共同参画の推進に関する施策の実施状況についてでした。
2012年度の実施状況と2013年度の実施予定について、各部署の施策にそって男女共同参画の施策の詳細な報告がなされました。質疑や意見はあまり活発とは言えませんが、一人の委員さんが私が以前から、気になっていることについて意見をだされていました。

島本町の女性施策費は2012年度決算で109万9000円とわずかです。先ごろ高槻市や豊中市の女性センターを訪れる機会がありましたが、島本町もふれあいセンターの女性交流室の機能強化・拠点施設(スペース)としての充実を小さい町なりに工夫できるかと思います。そのためにも利用団体などと意見交換したら良いのではないでしょうか。


議案調査

2013-08-30 | Weblog
9月3日より10月2日まで第4回定例会9月会議(通年議会のためこのように呼びます)が開かれます。連日、議案調査です。

8月28日は尺代にある清掃工場の視察を戸田議員・外村議員・佐藤議員・河野議員と一緒に行いました。定期検査に基づき毎年ごみ処理施設補修工事が必要です。そのための工事請負契約議案が提案されていますので、そのための調査です。

契約金額:95,550,000円
請負者:エス・エヌ環境テクノロジー株式会社(ユニチカが事業譲渡した会社)
契約方法:随意契約 (昨年度も随意契約)

補修箇所を一つずつ図面を参考に環境産業課担当者及び場長に説明して頂きました。例年のことですが、排ガスバグフィルターのある最高部のろ過集塵機のところまで、高温の炉のそばを潜り抜け、工場内を見学します。

中央管理室での運転管理業務は昨秋より、町職員の欠員によりSNT(エス・エヌ環境テクノロジー株式会社)に業務委託しています。粗大ごみ処理業務も同会社に委託していますので、現在では事務所の業務と施設の監理監督業務のみが直営です。

来年3月末で1名退職の為、正規の現職職員は1名のみで再任用及び非常勤嘱託職員の体制となります。そのため町の方針としては再来年には包括民営化(補修工事と施設の運転管理業務を数年間に亘り委託)することを打ち出しています。コスト削減にもなるといいますが、十分な検討が必要です。

図面で見るだけでなく、現場を確認でき参考になりました。暑い中、案内をしていただきました現場の職員のみなさん、担当課のみなさんありがとうございました。

写真:前年度の保守点検の写真を示し、補修箇所の説明

大飯原発

2013-08-29 | Weblog
脱原発交流ツアー2日目の8月25日、おおい町にある西方寺の住職の宮崎慈空さん・副住職の宗真さんとの面談が実現しました。20年前から西方寺の住職となられています。

「福島原発事故でひとたび大事故が起きればどうなるのか、わかったにもかかわらず、関電は大飯原発を再稼動する、という。許していいのか」と反対運動を始められたのです。おおい町も原発立地計画があがったとき、町を二分し、町長リコール運動がありましたが、原子炉が増設される度に、原発関連の仕事や雇用が増えていき、反対の声もあげにくくなったとのこと。

再稼動するかどうかが焦点になっていた、2012年度予算にも相変わらず多額の原発交付金事業が計上され、すでに歳入の6割近くは原発関連となって、住民に本当に必要なのかどうかわからない施設が次々と建てられている、とのことです。

「福島の声を聴く」という催しのために予約した公的施設の使用許可が突然取り消されたり、反原発の動きへの圧力は想像を越えるものです。原発がなくても暮らしていける、産業の自立を打出さなければ、原発をなくす運動は広がらない、と宗真さんは「ooi自然エネルギー未来塾」をつくり「地場産業を育成し、自然循環型の自立した経済をめざす」」活動もされています。

大飯原発は現在国内で唯一稼動している原発ですが、敷地内に断層があり、活断層の可能性があると専門家の指摘に、原子力規制委員会が調査をしていますが、関電は活断層ではない、と主張しています。そのことで「関電の『大飯原発破砕帯F-6は活断層ではない』に大きな疑問あり」緊急署名も行われています。どうぞご協力下さい。

表立って原発に反対しなくとも、福島原発のようにならないか心配という住民は多い、ということが外部の団体が実施したアンケートでわかっているそうです。宮崎住職さんのように少数ですが、仏教者として、いのちを守られる社会を築きたい、との信念で行動されていることが広がっていると確信します。今回、お話を伺えて本当に感謝いたします。

原発交付金事業でできたばかりの「うみんぴあ大飯」に寄り、船のクルージングで海から大飯原発を見てきましたが、狭い敷地に4つも原子炉があり地震・津波に耐えられるとは到底思えません。もうすぐ、定期点検に入り運転は止まります。こんどこそ再稼動させてはならない、とこのツアーで意を強くしました。

写真:海から見た大飯原発

もんじゅ

2013-08-29 | Weblog
24日午後には美浜町を後にバスで1時間、高速増殖炉「もんじゅ」のある敦賀市の白木の海岸に行き、遠くから見学しました。

核爆弾の材料にもなる、わずか1gで何百万の人も殺せる猛毒プルトニウムを燃料にする高速増殖炉。世界でも事故や故障が続き先進国もすべて開発をあきらめたのに、日本では原子力研究開発機構が開発を続けています。しかし、1995年のナトリウム火災事故を起こし停止したまま。最近では1万件も点検漏れが発覚し、原子力規制委員会が運転再開禁止を命令しています。断層調査も予定されていますが、このような危険な原発は廃炉しかありません。

浜辺では海水浴の人たちが楽しそうです。若狭湾にはもんじゅも含め15基の原発があります。
地震や津波で複数の原発の過酷事故が起きれば、被害は福島事故の規模の何倍にもなることは予測でき、気が重くなりました。

美浜原子力発電所のPR館に寄り、関電の説明を聴きましたが、私たちの疑問に答えてはくれず、相変わらず安全神話を繰り返すのみでした。

バス、電車を乗り継ぎ、おおい町へ、翌日に訪れる西方寺の隣の農家民宿「アルプス」で宿泊しました。築100年を超える古民家が民宿に蘇って、癒しの空間となっていました。野菜中心のお料理も美味しく、温かなもてなしに懐かしい気持ちで一夜を過ごしました。

写真:高速増殖炉「もんじゅ」


原発の町へ

2013-08-28 | Weblog
2013年8月24日(土)~25日(日)は、ぴあ・ネット主催 大飯原発見学&脱原発交流ツアー
で敦賀市・美浜町・おおい町を訪れました。

福島事故で思い知らされたように、立地地域の住民や原発に従事する労働者に多大な犠牲を払って原発は成り立っています。原発のある若狭湾地域とそこで反原発の活動をされている方々との交流であらためて、そのことを学ぶことができるのでは、という思いで参加しました。

敦賀駅から車で30分のところにある美浜町の森の中の森と暮らすどんぐり倶楽部の松下さんを訪ねました。前夜の豪雨で隣接する谷川は土砂崩れで、重機で復旧作業中という所にお邪魔し、大変申し訳なかったです。ロッジ風の喫茶店兼倶楽部ハウスで、快く迎えていただき、原発に依存する町が、原発に依存しない町として再生していくために、森林を活かす産業、再生エネルギーシフト、自然体験事業など取組まれていることのお話をお聞きしました。

原発産業で成り立ている美浜町で町議を2期努められ、ただ一人議会の中で原発反対を貫くことの過酷さがどのようなものであったのか、静かに語られる中でも伝わってきて、胸がつまりました。

福島原発事故後は、松下さんの取組みに行政や住民もじょじょに理解を示してきている、とのことでした。美浜原発1・2号炉は運転40年を超え、数年後には3号炉も同様なので、廃炉に向けて取組む段階に来ている、廃炉事業をすすめ、自然エネルギーで溢れる町にビジョン作りを提案されています。

マキストーブのある、森の恵みの干しキノコ、リースなどが溢れたお店で、お連れ合いの作られる軽食も美味しく頂きました。「都市部でも節電をし、原発に頼らない再生エネルギーを取組むことが、原発をなくすことになるのです」との助言を、活かせるよう研究したいと思います。夏のキャンプ事業や土砂崩れの影響で大変な時に、暖かく迎えて頂き、本当に感謝いたします。


写真:森と暮らすどんぐり倶楽部ハウス

Pray

2013-08-27 | Weblog
8月23日は、午前中に一般質問の通告を終え、午後には子ども・子育て議員研修、少し早めに会場をでて、高槻現代劇場にかけつけました。

沢田研二LIVEコンサートのためです。10代、20代は追っかけファンで、高槻にジュリーが来るとあっては、見逃せません。35年ぶりのジュリーのコンサートで、早めにチケットを購入し、友人たちと楽しみにしていました。

会場は50代、60代のファンで一杯。曲にあわせ、最初から観客は総立ちで、野外ロックコンサート並みです。「65歳を迎え前期高齢者になった」といいながら舞台を走り回るジュリーのパワーには圧倒されます。「TOKIO」「君をのせて」などのヒット曲の後、東北大震災の追悼と励ましを謳う「Pray」(祈り)は心に響く曲です。

コンサートはアンコールに入ったところで、ハプニング。市内の落雷で突然停電、マイクも演奏もできず、明かりは会場のわずかな照明のみ。ジュリーはあわてることなく、生声で「静かな湖畔」の輪唱や、ハンドマイクで岡崎中学校の校歌を歌ってくれ、観客も落ち着いて聴いていました。最後に「ヤマトより愛を込めて」をアコースティックギターとシロフォンの演奏と生声の歌を聴くことができ、感動でした。中断したコンサートの観客のために、精一杯尽くす誠実さに心うたれます。

沢田研二さんは憲法9条を歌う我が窮状、原発をテーマにしたF.A.P.Pという曲も作っています。

そのため、全国のコンサート会場の受付で、「さよなら原発1000万人署名」を集めることも認めていただいています。当日は署名のスタッフとして開演前と後で署名集めをして100筆も集めることができました。心に残るLIVEでした。

子ども・子育て支援新制度研修会

2013-08-27 | Weblog
8月23日、午後は大阪社会福祉会館で、大阪保育研究所主催の「子ども・子育て支援新制度議員研修会」に参加しました。島本町議会からは5名も出席です。

講師の中山徹(奈良女子大)先生、奥村隆一(仏教大>先生から「子ども・子育て支援新制度」の概要、国において子ども子育て会議で検討されている基本方針案、今後のスケジュール、保育の必要性の認定、保護者と施設・事業者との利用契約、地方版子ども子育て会議などについて、市町村で決める条例や事業計画について、お話をお聞きしました。

「そもそも制度のスタートは保育園・幼稚園・学童保育・子育て支援についてあらたな産業分野として育成する緊急経済対策として始まったもの。規制緩和で民間解放がすすみ公的保育が後退することが懸念されていた。保育所に関しては保育運動の力で児童福祉法24条、市町村の保育の実施義務はなんとか守ることができた。国は制度を実施するため税と社会保障の一体化の中で議論し、消費税の内、7000億円を財源とする予定としている」とのことです。

制度は2015年4月より施行の予定で、市町村は国の基本方針や基準をふまえて事業計画を策定しなければなりません。その際、子ども・子育て会議を設置し、広く関係者の意見を聞いて策定することになっています。

これまでは利用に際し、市町村と契約してましたが教育・保育施設と契約することになります。また介護保険のように保育の必要性を市町村は認定し、利用する施設の斡旋、調整をすることになります。本当に必要な保育が受けられるのか、まだまだ不明な所があります。

また、島本町も含め大阪府内の保育所では、就労していなくとも、障がい児保育を保障してきましたが、新制度で保障されるよう求めていかなければなりません。施設の基準なども含め制度の中身は国の子ども・子育て会議の議論で決まっていきますので、しっかり注視していきたいと思います。

写真:研修会

一般質問通告

2013-08-23 | Weblog
一般質問通告の締め切り日でした。12名の議員が質問届出をしていましたが、通告したのは10名ですので2名の議員が取り下げたことになります。

一般質問は町議会9月会議の最初、9月3日~4日に行われる予定ですので、お時間ありましたら傍聴をお願いします。平野は9月4日午前11時前後か午後1時頃と予測します。役場議会事務局(961-5151)にお問合せ下さい。質問項目は以下の通りです。

関 議員
1.合併してでも学校の耐震化を最優先にするべき
2.町役場の危機管理について
村上議員
1.放課後の全小学校庭開放実施について
2.町道尺代5号線整備工事について
野村議員
1.「商工業の活性化」について
2.「空き家対策」について
外村議員
1.本町の公共施設更新問題と「公共施設白書」作りへの取組みについて
2.水無瀬神宮「離宮の水」は節度ある取水を呼びかけるべきではないか
岡田議員
1.「入札と町内業者」育成について
2.居所不明児について
3.小、中、高校でがん教育の実施について
田中議員
1.若山台-尺代の町道に歩道の設置を求む
2.若山台公園管理棟の屋根等の本格的な修理を求む
3.町内主要施設の長期修繕計画の策定を求む
4.町内におけるボランティア活動を活性化させるために
佐藤議員
1.町道東大寺水無瀬鶴ヶ池幹線の交通安全対策について
2.自然エネルギーの利用について
河野議員
1.介護保険改悪にストップを
2.第二保育所の安全・安心の確保について
3.保育所待機児童に対する「緊急支援策」を問う
戸田議員
1.公共施設適正化調整会議
~子ども、若者、次世代のための適正化を~
2.「共通番号制度」の問題点を問う
平野議員
1.改定中の地域防災計画に原子力災害対策を!
2.島本町役場に障がい者の働く場の保障を

写真:保育所の新設計画のある場所

保育所の新設

2013-08-20 | Weblog
13日~16日まで福岡の実家に帰省していましたので、ブログをお休みさせて頂きました。お盆はお寺参りや体調を崩し急遽入院した母のお見舞い、ひとり暮らしの今後のことを考えて、役所への介護保険の申請など、兄夫婦と一緒に、いつになく忙しい夏休みを過ごしました。

今週から多忙になります。昨日は会派代表者会議、議員全員協議会、議会だより編集委員会と3つの会議がありました。本日は議会運営委員会(傍聴)、議会だより編集委員会があり、明日からは9月会議の議案がでますので、本格的に議案調査が続きます。

議員全員協議会にて、理事者(民生部長)より保育所の新設について報告がありました。
7月31日、民間法人から保育所新設の申し出があり、保育所用地について地権者と仮の売買契約を締結されたということで、公表されたものです。

・新設される保育所の場所~高浜地区(ライオンズガーデン水無瀬グランリバーの向かい側の農地)
・新設を希望している法人~社会福祉法人「博乃会(ひろのかい)〈高槻市〉 介護施設2箇所・保育園3箇所運営
・定員200名 (240名まで収容可能)
・2階建て園舎 用地面積2842.70㎡
・開所までには1年程度かかる

報告は以上の内容で、資料は計画地が示された周辺地図のみでした。

民間法人による認可保育所の運営と言えど保育所整備は島本町が計画し実施するものです。法人から申し出があったとしても、認可権限も島本町にありますので、認可前に運営法人が適正かどうかを選考する必要があります。その手続の有無や開設までのスケジュールについても質疑で確認しました。

「選考委員会を設置し選考を行う、9月会議には関連の議案を上程する。スケジュールについては、農地転用許可の手続、地元協議、開発許可手続、認可手続、安心子ども基金活用は本年度中なので、年度内には整備補助金の予算を提案する」という説明でした。

保育所の新設については、いろいろ調査・検討すべきことは沢山ありますが、取り急ぎ全協の報告といたします。

写真:保育所の計画地の地図

追記:昨夜は伊方原発行政訴訟の弁護団長でいらした藤田一良先生が84歳でご逝去され、お通夜に参列させていただきました。日本で初めて原発の安全性を問うため訴訟を率いてこられました。お別れの場には多くの反原発を貫く良心的科学者の方々のお顔があり、あらためて先生の存在の大きさを認識しました。心よりご冥福をお祈りいたします。









議員全員協議会のお知らせ

2013-08-12 | Weblog
本日の午後は議会だより編集委員会でした。6月会議の報告となる第157号の編集作業を行いました。
今号から、一般質問の記事には質問した議員名が載ります。長年要望して検討してきたことなので、感慨深いです。紙面をもっと住民のみなさんにわかりやすいように、との編集委員メンバーの前向きな姿勢により実現できたことです。楽しみにして下さいね。

お盆があけると、9月会議です。議会運営委員会が8月20日にあり、21日には議案がでます。

それに先立ち、8月19日には議員全員協議会の開催が予定されています。町の懸案課題である、民間保育所の新設について、JR島本駅西土地区画整理事業に係る進捗状況について、大薮浄水場中央管理センター更新事業について理事者から報告があります。

日時:8月19日(月)午後1時30分から3時まで
場所:役場3階 委員会室

傍聴可能ですので、ご都合付きましたらお越し下さい。

写真:記事とは無関係 2中学校図書館で取組まれている「読書の木」

パブリックコメント

2013-08-11 | Weblog
町では、現在島本町暴力団排除条例(素案)」に関するパブリックコメントを募集しています。(8月13日締め切り)

反社会的な犯罪行為により住民の暮らしを脅かす暴力団の存在を擁護するつもりもありませんし、暴力団による違法行為は厳しく取り締まるべきです。暴力団への対応は警察の業務としてしっかりと遂行してほしいと考えています。しかし、取締りの方法は憲法を遵守し、かつ民間人の「安心・安全」が守られるものでなければなりません。その点に照らし島本町暴力団排除条例素案はいくつかの問題を含んでいると考えています。

まず、犯罪の取り締まりは社会的身分ではなく、証拠を裏付けとした犯罪行為を理由にすることが原則です。

暴力団排除条例素案には、住民や事業者に暴力団排除に協力するよう義務を課しており(第5条)、住民や事業者が暴力団と対峙することで否応なく事件に巻き込まれる可能性があります。暴力団との関係を断つ立場にある民間企業などが、襲撃される事件が起こっています。警察の仕事を住民や事業者に義務とさせることには無理があるのではないか、と考えます。暴力団の違法行為に対しては法律(「組織的な犯罪の処罰及び犯罪収益の規制等に関する法律」)で取り締まれば良いのではないでしょうか。

また、誰が暴力団や暴力団密接関係者であるかを判断することは難しく、暴力団排除を口実に一般市民の活動が規制されたり、町営住宅に住居できない、公共施設の利用ができないなどの人権侵害が行われていくことを危惧しています。暴力団かもしれない、ということで一般市民について警察に個人情報を提供し照会することが常態化すれば明らかに個人情報保護に反しますし、人権侵害にもつながります。事実、本町でもそのような事例があることは6月議会の関議員の暴力団排除条例制定を求める一般質問で明らかになっています。

以下、執行部答弁より・・・・・・

総務部長「生活保護の申請者で、風体ですとか外形的な見た目、それと言葉遣い等々で、暴力団でないのかなというふうな可能性のある方については高槻警察署に照会しているということは、私、認識をいたしております。」
民生部長 「生活保護に関わります、先ほど総務部長がご答弁申し上げました件数でございますが、平成22年度中は1件ございました。平成23年度も1件、平成24年度は6件の照会をしております。ただ、いずれも該当せずとの回答をいただいてございます。」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
見た目で判断されてはかないません。
ぜひ条例素案をお読み頂き、考えてほしいと思います。

パブリックコメント募集中というのにホームページのトップページにパブリックコメントのことが載っていません。これでは住民には実施していることさえもわかりません。
各課の業務内容→総務部→「島本町暴力団排除条例(素案)」に関するパブリックコメントの募集でアクセスできますが、すぐに閲覧できるようにすべきです。

写真:ピース大阪の展示されたポスター「ハッピーはピースの隣にいる」

都市計画見直し住民説明会

2013-08-10 | Weblog
午前10時30分より、ふれあいセンターで用途地域の見直し及び地区計画についての住民説明会がありました。

7月31日のブログ「議員全員協議会」にも詳しく載せているとおり、役場に隣接する小野薬品工業株式会社水無瀬研究所と鶴ヶ池住宅跡地が見直し区域です。

「この度の用途地域の変更は、既存の研究所を含む一体の区域(約2.6ヘクタール)について、研究所の更新、集積を誘導するのに適した用途地域にするため、現在の第二種住居地域から準工業地域へと変更するものです」

「用途地域変更に際して地区計画を導入する。周辺の居住環境に配慮するとともに、区域内の研究機能を備えた良好なまちづくりを進めることを目的に、建築物等に関するルールづくりをする」

との趣旨で具体的な内容の説明がありました。

町有地に自家発電設備を設置したい計画を企業がもっておられます。石油類の危険物の貯蔵処理施設を設置可能とする準工業地域への変更が必要ということです。縦覧される都市計画見直し案にはそのような記述はありませんので、肝心なところがわかりずらいです。

参加された近隣の住民の方からは「住環境に影響なく問題ないのならば、用途地域の変更は必要ないのではないか。準工業地域になればどんなものも建てられるようになるのではないか」と意見がだされていました。

今後は、見直し案に対する縦覧・意見提出(9月)→島本町都市計画審議会へ諮問(10月頃)→都市計画決定→地区計画の区域内における建築物等の制限に関する条例の制定(議会へ案提出)というスケジュールですすみます。

住民説明会は13名しか参加がなく、その内議員が9名でした。お盆休みに開催では参加が少ないはずです。百山・桜井地区には十分な説明がされているのでしょうか。もう少し、開催日の工夫が必要でした。

猛暑が続きます。
議会リポートを配布していると、流れるように汗がでます。(一部地域は配布を委託しています)
みなさまも熱中症にはお気をつけ下さい。



環境放射線測定

2013-08-08 | Weblog
今日は2ヶ月に1度行っている環境放射線の測定でした。

暑い中での作業なので、メンバーのご家族が車を出して下さり、助かりました。公共施設及び学校など18箇所を測定していますが、いつも他のところより高めの値なのが水無瀬川緑地公園で、今回も平均値は0.117μsv/h(マイクロシーベルト)。他の場所は0.050~0.088μsv/hです。誤差の範囲内なのか、何か原因があるのかはわかりません。

大山崎町では毎週、役場や小・中学校、保育所の大気中の放射線量を測定し公表されていますので、参考にさせていただいています。


測定中には放射能の汚染水問題も話題になり「毎日300トンも海へ流出させるなど『犯罪!』」と怒りながら情報交換しました。。東電も政府も放置したままで本当に許されるものではありません

東京新聞WEB(7月30日)によればセシウムだけでなくストロンチウムも海洋放出の基準を大きく超えています。小出裕章さんは事故後の2年前から海への汚染水漏れを指摘されていました。(8月1日放映 そもそも総研


写真:測定