ひらのかおるタウン通信

ひらのかおるの日々の暮らしや市民活動の中で、みなさんにお伝えしたい情報や雑感などを綴っています。

街の本屋さん

2013-01-12 | Weblog
午前中の発掘調査でお会いした絵本作家でもある乾千恵さんのお母さんから長谷川書店島本店で、明日まで高橋和江さん原画展が開かれています、とお聞きしご一緒しました。

絵本作家・イラストレーター「高橋和江」さんの原画は詩集「さよならのあとで」(詩:ヘンリー・スコット・ホランド)の挿絵で、ほんのり温かな気持ちになりました。このような企画をされる街の本屋さんの存在は貴重ですね。島本店は46年の歴史を閉じ駅前店と合併されるそうです。心惹かれる選書とセンスのいいレイアウト、流れる音楽も心地よい空間は駅前の書店でも味わえます。

母の実家は福岡県大牟田市で街の本屋さんでしたので、親しみを感じます。

写真:詩集「さよならのあとで」

広瀬遺跡(藤木)

2013-01-12 | Weblog
午前10時よりの広瀬遺跡(藤木)発掘調査現地説明会がありました。
宅地開発に伴う調査です。

平安時代の遺構としては町内で確認されておらず、今回の発掘が初めてとのことです。沢山の見学があり、教育委員会生涯学習課担当の職員の説明に聞き入っておられました。9世紀中ごろから10世紀の初めまで営まれていた建物跡や土器・陶器が見つかった溝跡などの遺構に平安の世界を垣間見ることができました。

西国街道より東側は、室町・鎌倉時代の遺跡でさえも2mより深く掘り下げないと検出できないが、今回の調査地は地盤がしっかりしており、浅いところで見つかっているので、淀川の氾濫などの影響を受けない、他の所より高くなった場所ではないか、と説明がありました。町内には広い範囲で埋蔵文化財包蔵地がありますので、どこを発掘しても遺跡がありそうです。

写真:調査地遺構