ひらのかおるタウン通信

ひらのかおるの日々の暮らしや市民活動の中で、みなさんにお伝えしたい情報や雑感などを綴っています。

近畿市民派議員交流・学習会

2013-01-26 | Weblog
1月24日は第86回近畿市民派議員交流・学習会が川西市であり参加しました。

午前は「川西市こどもの人権オンブズパーソンについて」 桜井智恵子先生のお話をお聞きしました。 桜井先生は大阪大谷大学 教育学部教授 2011年まで川西市こどもの人権オンブズパーソンとしてご活躍で、滋賀県いじめ対策研究チーム委員もされています。徹底して、こどもの声を聞く、子どもに寄り添う姿勢で物事にあたっておられます。『学力を尺度とした評価に陥りがちな、高度に競争的な学校環境がいじめや不登校などを助長している。学校現場や教師が寄り添う環境が必要』と話され、共感しました。大阪市立桜宮高校の問題など、市長や教育委員会、学校現場に、子どもに寄り添う視点があるのか、問いたいです。

午後はごみ問題学習会で学び、調査された「ごみ収集委託費用 必要経費積算主義の基本的な考え方 」中間報告をもとに森住明先生(NPO法人 大阪ごみを考える会理事長)がお話されました。市民派議員や市民のみなさんの各自治体の調査による報告書は、こつこつと調査され議論しチームワークで作成されたものです。

その後、「要綱行政の現状と課題という」テーマで藤島光雄先生(おおさか政策法務研究会(佛教大学非常勤講師)に、講演をいただきました。島本町でも12月議会で審議した附属機関条例にも係ることで、附属機関の設置は条例で設置することの意義や法的効果のない、議会の関与がない要綱で行政執行されていることの問題をわかりやすくお話いただきました。

どのテーマも内容が深く、有意義な時間でした。

川西市議の皆さん、本当にありがとうございました。