ひらのかおるタウン通信

ひらのかおるの日々の暮らしや市民活動の中で、みなさんにお伝えしたい情報や雑感などを綴っています。

6月議会が開かれます

2008-06-21 | 議会
6月議会が始まります 6月24日、25日(26日予備日)10時 役場3階
主な議案をお知らせします。どうぞ傍聴におこし下さい。

■随時監査結果報告 民間福祉施設における水道メーターの検針ミスによる上下水道料金過小請求に係わるもの ~町の正規のメーターと私設水道メーターを民間委託の検針員が間違って検針していたものだが、町上下水道部が現地確認する等、適切な指導を行わなかったことを指摘。時効分380万円の損失を与えており、「公営企業の経営に対する責任感の薄さと怠りを感じる、住民の町へ信頼を失墜させた行為は甚だ遺憾」と手厳しい監査報告がなされている。

■行政報告 ①水道メーターの検針ミスによる上下水道料金過小請求に係わるもの      ②町立第4保育所のアレルギー事故について

■農業委員会委員に南部・冨永議員を推薦(昨年に引き続き)
■公用車(救急車)事故! 損害賠償の額を定めること及び和解の専決処分~町営緑地公園住宅敷地内で消防本部救急車が大阪府高槻警察署の車と接触し損害を与え、町側に過失責任があり115,804円賠償するもの *ほんの少し注意をすれば避けられた事故。公用車事故は物損とはいえ相手方への損害、町への損害(保険払いであっても)、住民の町への信頼を損なうことになる。

■税条例の一部改正専決処分~省エネ改修工事を行った住宅等に係わる固定資産税の減額適用に係わるものなど
■老人保健特別会計補正予算専決処分~07年度医療給付費支払い資金不足に充用したもの
■土地取得事業特別会計予算事故繰り越し 繰り越し計算書~未整備のJR西側道路(約延長60m)の用地取得8,308,080円について、2007年度内に所有権移転が完了しなかったため

■住民税を公的年金から天引き! 税条例の一部改正~個人住民税について公的年金等から天引きする特別徴収する制度の導入に係わるもの、ふるさと納税の寄付控除に係わるものなど地方税法「改正」による問題のある税条例改正。

■消防団員等公務災害補償条例の一部改正~消防団員の損害補償の加算

■ふれあいセンターの指定管理者制度導入! ふれあいセンター条例の一部改正~第4次行財政改革プランに基づき、複合施設ふれあいセンター・住民ホールの管理業務・受付業務を民間業者に行わせるもの。

設備・施設維持管理業務もこれまで民間業者に委託していたが一括して指定管理者が行うことになる。改正されれば7月初旬に指定管理者を公募し選定委員会で選定し、9月議会で指定の議決後、10月1日から三年半の指定期間で実施、という厳しいスケジュールである。

公の施設の使用許可権限も委任することになる。指定管理者の選考にあたって公正さを図れるのか、約1200万円の経費削減効果があるというが根拠があるのか、障がい者・高齢者の施設もあり、命や健康を守る公的責任を果たせるのか、町の他部局・事業(図書館、生涯学習事業、健康福祉事業)との連携などはスムーズに行くのか、臨時職員の雇い止めについての対応は可能か、課題解決がなされ住民サービス向上が図られるのか等々十分な審議が必要である。

使用料はこれまで通り町の収受となる。(施設使用料の減免見直しは10月から行われる可能性は今のところはない)
 
*議会への説明会で民間委託推進派議員からは「図書館や健康福祉事業や食堂なども総合的に指定管理者制度にしないと経費的メリットがない」との発言あり。施設や事業の実績や公的役割を十分理解してるの?

■町営住宅集会所受付業務も指定管理者に~町営住宅管理条例の改正 ふれあいCで受付のため

■一般会計補正予算 
①住民ホール横の公用車及び職員駐車場として民有地を賃借しているが、隣接する町有地を整備して使用するための費用など計上。 
②マイクロバスの故障のため代車の賃借料 2度のマイクロバスの事故が起きている。そのことに起因する故障かどうかは判明していないが・・。
③指定管理者選定委員会謝礼 ふれあいセンター、やまぶき園の指定管理者選定のため
③町道高浜7号線用地測量業務予算 江川2丁目大型マンション建設による交通安全対策のための道路整備を検討しているため。

④スクールソーシャルワーカーサポーター謝礼 課題を抱える子どもたちと家庭や学校の調整を行う文部科学省事業の活用~子どもに寄り添ったサポートを期待する。府から派遣のソーシャルワーカーをサポートする。社会福祉士等1名を1小を拠点にして小学校を中心に全小・中学校の問題解決にあたるというもの。(23日追記)

⑤そのほか臨時職員賃金など

■ 一般質問は議案審議の後に12名の議員が行います。(質問順)
1.冨永千尋議員 
①町財政について  ②町内建築物の耐震対策について
2.河野恵子議員 
①大阪府による4医療助成制度の改悪許すな ②町「開発要綱」を条例化し「町の調停・あっせん」を明記するなど住民生活環境守る町政を求める
3.野村行良議員 
①「新総合計画策定」に向けた取り組みについて ②「島本町の地域資源を生かしたまちづくり」について
4.藤原靖彦議員 
①第4次行財政改革プラン推進計画案の実施に係る件いついて
5.千頭八重子議員
プログラムに対する島本町としての今後の対応について ③島本町における再任用制度のあり方について
6.岡田初恵議員 
①小、中学校の耐震化を早急に ②学校アレルギー疾患の子どもの取り組みは ③通学路の路側帯をカラー舗装へ
7.南部由美子議員
①近隣住民の生活環境を著しく悪化させる「島本健康モール」ビルは、計画を見直して下さい
8.杉本敦義議員 
①町道高浜幹線の交通安全対策と通学路の安全対策及び淀川堤防への道路の設置について
9.伊集院春美議員
①ふるさと納税について ②財政問題にタウンプロジェクト ③遊具の点検について
10.山口博好議員
①町有財産の有効活用について ②迷惑防止条例等の制定について ③第二中学校の防球ネットの修繕について
11.清水照光議員
①災害に強いまちづくり ②島本町の特色と魅力について
12.平野かおる 
①住環境や自然環境を守るまちづくりを求めます ②公募委員の選考の透明化を求めます ③住民の暮らしに影響を及ぼす大阪府の財政再建プログラム及び島本町第4次行財政改革プラン推進計画について

(写真は 6月17日ドーンセンターで開かれた東大大学院教授 神野直彦さんの講演会にて 「地方財政問題と男女共同参画を考える」というテーマでお聞きしました。橋下知事の緊縮財政の名の下、男女共同参画施策を後退させないために開かれたもの。タイムリーで十分すぎるほど魅力的(?)な引き込まれるお話でした。またの機会に報告します。)