ひらのかおるタウン通信

ひらのかおるの日々の暮らしや市民活動の中で、みなさんにお伝えしたい情報や雑感などを綴っています。

ヒメボタル

2013-05-30 | Weblog
25日夜、10時にふれあいセンターに集合して、住民ホール裏手周辺に光るヒメボタルを観察しました。例年に比べて発生数が少ない、とのことです。フラッシュのように光りながら、暗闇に漂うホタルは幽玄です。

「ヒメボタルはゲンジボタルとともに世界中で日本にしかいない固有種。ヒメボタルは『杜のホタル』ともいわれ、森林や草地にすむ陸生のホタルです。まだナゾの多いホタルです。地域によって成虫の大きさや出現期、活動する時刻に変化があります。~中略~幼虫は陸生貝類を食べますが、与えるといろんな動物質のエサを食べ、野外での主食はよくわかっていません。ヒメボタルを守るためにどんな環境条件が必要なのか、よくわかっていないのです。」と当日の資料(八木剛・兵庫県立人と自然の博物館主任研究員)に書いてありました。

まだ、町内には、何箇所かヒメボタルが生息しているところがあります。草むらなどに光るホタルを見つけてみて下さいね。 

政府は、河野官房長官談話を継承

2013-05-29 | Weblog
日本維新の会・橋下大阪市長は27日日本外国特派員協会で、慰安婦制度などについての発言について釈明しましたが、「『各国も戦場で女性を利用した』と日本の責任を転嫁する発言や誤報であるとし、報道に責任転嫁をしています。28日付け朝日新聞は「誤報」ではない、とする記事を載せています。

沖縄の風俗業に関する発言については「米軍のみならず米国民を侮辱することにもつながり不適切な表現だった」と撤回し、謝罪しましたが、沖縄の人びとに向けての言葉はなく、肝心の慰安婦問題についての発言の撤回、謝罪はありませんでした。


さらに日本軍慰安婦制度について「国家の意思として組織的に女性を拉致・人身売買したことを裏付ける証拠はないし、この事実を認めていないのが日本の立場だと考えているが、(慰安所施設の管理など)軍の一定の関与はある。」という見解を一貫して述べています。

しかし、辻元清美衆議院議員の質問主意書に対する閣議決定が24日だされ、答弁書によれば「いわゆる従軍慰安婦の問題についての政府の基本的立場は、平成5年8月4日の内閣官房長官談話を受け継いでいる」ということが日本政府の公式見解であることが確認されました。

河野官房長官談話というのは旧日本軍が慰安婦制度に関与し、強制を認める内容のものです。

橋下市長の「強制連行はなかった」という趣旨の発言を繰り返している背景には、安倍首相の歴史認識や河野談話を無視する言動があるのです。

議会だより編集会議

2013-05-28 | Weblog
5月24日、大阪市役所前から大急ぎで役場まで帰り、議会だより編集委員会に出席。改選後のメンバーで初めての会議でした。正副委員長を決めた後に7月1日発行の156号のレイアウトを議論しました。委員長は野村議員(自由民主党クラブ)、副委員長は岡田議員(公明党)となりました。

岡田議員からは、一般質問の発言者の名前を記載するようにしてはどうか、との提案がありました。人びとの新しい歩みも、以前から主張してきたことですので、賛同しました。佐藤議員(共産党)も同様でしたが、委員長や清水議員(自民無所属の会)からは、会派に持ち帰り検討したい、とのことでした。156号には間に合いませんでしたが、157号に向けて、記名するかどうかの協議をすることを確認しました。

議会の情報公開、いつまでも旧態依然としていては住民のみなさんから信頼されません。なんとか実現するよう協議していきたいと思います。

憲法アピール

2013-05-28 | Weblog
5月24日、午後6時より憲法アピール行動に参加しました。

憲法が制定されて、今が一番の改憲の危機。次の参議院選挙が憲法96条改正の焦点となっている今、「変えたらあかん!平和憲法 in 高槻・島本」という活動を始めました。

第1回目は10数名の方が参加され、用意したチラシの配布とリレートークで、市民のみなさんに憲法の大切さ、変えたらあかん、ということをアピールしました。みなさんもどうぞご参加下さい。

次回は6月8日(土)午後2時~3時 場所:JR高槻駅南松坂屋寄り陸橋

大阪市議会 水道統合議案否決!

2013-05-28 | Weblog
5月24日開催の大阪市議会は橋下徹大阪市長が提出した大阪市の水道事業を廃止し、府内42市町村でつくる大阪広域水道企業団(旧大阪府水道部)に統合する条例案を「維新の会」を除く共産党、公明党、自民党、民主系の反対多数で否決しました。

水道統合は橋下市長が「大阪都構想」実現の一環として「二重行政の解消」として大阪府知事時代からすすめてきたもの。府域一水道公約が市議会の意向で頓挫したということです。

市議会の反対意見では「府下一水道をめざすとは名ばかりで、広域水道企業団による市営水道の吸収合併にすぎない。市水道の膨大な資産が企業団に無償譲渡されることこそ、市民にとって最大のデメリット」「府内でも安いといわれる大阪市の水道料金が値上げされかねない内容で、大きなリスクを抱えている」と厳しい意見が相次いだようです。

市民や議会の十分な論議もせずに進める橋下市長の強引な姿勢にNO!がつきつけられたのです。
今後の「府域一水道」論議にブレーキがかかったと言えますが、白紙になったわけではありません(と言うのが、島本町水道部の見解です)

抗議集会

2013-05-28 | Weblog
5月24日、午前中は大阪市役所女神像前集会へ。300人近い市民が参加しました。
橋下市長に対し、「日本軍『慰安婦』問題へのたび重なる暴言に、断固抗議します!」という、謝罪と辞任を求める署名5500筆が届けられました。

同時に大阪などでの証言集会に来日されている日本軍「慰安婦」被害者のお二人のハルモニが橋下市長と面会する予定されていました。

しかし、5月13日慰安婦被害者を蹂躙する発言を行い、国内外からも抗議を受けながらも、発言の撤回も謝罪もしない橋下市長に対し、「面談の対象ではなく、審判の対象だ」とし、面会を拒否されました。

面談を拒否された声明には

■日本軍「慰安婦」生存者である私たちは、日本での7月参議院選挙を目前に控え、日本市民と政治圏に再び日本軍「慰安婦」問題解決を訴え、戦争のない平和な社会づくりに連帯するため、5月18日から福山・沖縄・広島・岡山を経て大阪・奈良をまわり歴史の真実を日本市民社会に伝えています。
そして、私たちは橋下市長が自身の妄言を撤回し謝罪するために会うと理解し、24日に橋下市長と会うことにしました。

■橋下市長は面談の対象ではなく「審判」の対象

 日本証言集会のさなかである5月19日、私たち生存者は橋下大阪市長、石原東京都知事らが共同代表の維新の会が「橋下の『慰安婦は必要だった』発言を撤回しないことで一致した」と明らかにした報道に接しました。橋下市長はその後も強制性を否定する立場などを連呼し、胸を引き裂かれる思いでした。
 私たちは今年86歳と88歳になります。引き裂かれた胸を抱いて橋下市長に会うことを考えると、妄言を任務と課す張本人を前にすること自体が恐ろしく大きな精神的衝撃となっています。ひとすじの期待をかけて面談しようとしましたが、それは純真な考えであったと「反省のない」橋下市長の続く妄言が答えています。ここに、橋下市長は面談の対象ではなく、「審判」の対象であるだけだと再度明らかにします。

と述べられ、さらに「終わらない被害者の胸痛む現実と歴史を、橋下市長の謝罪パフォーマンスと引き換えにすることはできません。二度も踏みにじられる必要はありません。」「その場しのぎで臨機応変に術策を変える橋下市長に会う価値も理由もないと判断しました。橋下市長との面談を拒否します。橋下市長が心から私たちに申し訳ないと感じ反省するならば、自身の口から出た犯罪に等しい妄言を撤回し、公式謝罪しなければならない」と訴えて、おられます。

その面談を拒否された判断と行動を支持します。

集会呼びかけの主催者である「日本軍『慰安婦』問題・関西ネットワーク」の声明で、お二人のハルモニの気持ちがよくわかりますので、以下に抜粋します。

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日本軍「慰安婦」今回来日された金福童ハルモニは14歳で軍服工場で働くと騙され、中国広東の慰安所に連れて行かれました。当時11歳だった吉元玉ハルモニもハルピンの慰安所に連れて行かれました。待っていたのは暴力と性奴隷としての日々でした。幼くして親と引き裂かれ、異国の地で身体も心も破壊しつくすほどに凄惨な地獄を味わったハルモニたちにとって、その後の人生もまたどれほど過酷なものだったか!日本軍「慰安婦」だったと名のり出て、そのいまわしい過去を日本にまで来て証言されるのには理由があります。兵士の性処理の道具として扱われ、戦後は忘れ去られようとした自らの尊厳を取り戻すこと、そして、語ることで歴史の事実を記録し、次の世代に同じことを決して繰り返させまいとする意志です。平和や女性の権利のために声をあげてきたハルモニたちですが、決して心の傷が癒えたわけではありません。今回の橋下市長発言は、過去の記憶に苦しみ続ける被害者に二次被害を与え、その後も声高に繰り返される発言の正当化はすべての性暴力被害者を侮辱し、苦しめています。

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3回忌

2013-05-23 | Weblog
今日は、澤嶋真紀子さんの3回忌です。
同じ会派の議員として、市民運動の仲間として、ずっと一緒に過ごしていたので、もう存在していない、というのが、いつまでも不思議です。2年も経っていますが・・。

議員として判断を迫られる時、澤嶋さんや南部由美子(元議員 人びとの新しい歩み創設者)さんはどうしただろうな、といつも考えます。

根本法である憲法が変えられようとしている今、澤嶋さんとは、きっと一緒に行動しているでしょう。戦争につながることにもNO!と言っているでしょう。

本日は北部地区議長会議員研修(豊能町で開催)は陸上自衛隊隊長が講師となり「自衛隊の災害対応について」という内容で実施されましたが、参加は見合わせました。自衛隊が大震災など災害時に活動することに疑問はありませんし、評価もしています。むしろ災害救助隊となることを望んでいます。

しかし、自衛隊が別の側面として軍隊として存在していることも否めません。自衛隊のイラク派兵が憲法違反(「航空自衛隊がイラクで行っている武装した米兵の輸送活動は憲法9条1項に違反する」2008年4月17日名古屋高裁、2008年5月2日確定)という判決もでています。

北部研修は大阪北部の豊能町、能勢町、島本町が毎年持ち回りで企画することになっています。今回は豊能町議会が担当され決められたものですが、事前に内容は島本町議会にもお知らせされたそうです。私たち議員が聞いたのは5月2日の第1回議員総会で、私の考えは表明しておきましたが、他の議員からは特に意見もありませんでした。

昨年、大阪橋下市長が職員研修に自衛隊体験入隊を提案しましたが、庁内外からの批判があり撤回したことはご存知だと思います。

世論を2分する意見がある自衛隊隊員を議会の研修講師とすることは、多様な意見を持つ議会としてふさわしいのか、もっと議論があるべきでした。

澤嶋さんの3回忌、ますます、このような動きがすすむのかと重い気持ちで過ごしました。

橋下発言に対しては多くの女性団体が抗議の声をあげています。22日には参議院会館で「女性の人権を尊重する政治を!橋下発言に抗議する緊急院内集会」が開かれました。400人以上の参加があったそうです。


写真:庭のサクランボ 今年は豊作です












認定子ども園、リサイクル施設見学

2013-05-21 | Weblog
5月20日、高槻市の共産党・市民派議員のみなさんに企画していただき、島本町から佐藤議員・河野議員・戸田議員・外村議員と共に9名で午前中は私立の日吉認定子ども園(ひよしおひさま保育園・日吉幼稚園)、午後は都市クリエイトの施設見学に同行させていただきました。

日吉民定子ども園は2011年4月開園の高槻市では民間で初めての認定子ども園です。幼稚園も運営されていますので、幼稚園児391名、保育園児31名の大規模の幼児教育施設です。認可保育所との違いや認定子ども園でできることなど具体的なことが実践を見ることでわかりました。見学を受け入れていただきました園長先生や職員のみなさま、ありがとうございました。

梶原中村町にある都市クリエイト(株)ではペットボトルのリサイクル、缶・びんの再生処理などを見学しました。島本町の店舗など事業所から収集した容器も扱われています。ペットボトルの再生ペレットをみせていただき、捨てればごみ、活かせば資源とはまさにこのことです。

使い捨て容器を推奨はしませんが、実際にでるごみの資源化は重要です。家庭系ごみの行方も確認してみます。

写真:日吉認定子ども園 木をふんだんに使った広い室内

消費者まつり

2013-05-21 | Weblog
5月19日、役場前で開かれた消費者まつり&フリーマーケットは賑わっていました。桜井や大沢の農家の方々がつくられたお野菜が並べられ、スナックエンドウや干ししいたけなど買いました。美味しかったです。

役場の環境産業課の職員の焼き鳥屋はいつものように行列が・・・。新しい部長さん、焼いておられる表情は真剣そのもの! 主催者のみなさま、お疲れ様でした。

午後は娘と京都市美術館で開かれていたゴッホ展へ。最終日とあり、並んでチケットを買いました。

国民の権利を守る憲法

2013-05-21 | Weblog
5月18日(土)午後は前回に引き続きぴあ・ネット/aの会主催で大湾宗則さん(平和憲法の会・京都)に憲法の話しをお聞きしました。改憲派は憲法96条は憲法改正の要件を衆参両議院の3分の2以上の賛成を必要としていますが、これを2分の1にして、憲法をかえやすくしようというのです。

諸外国では何度も憲法改正している、と言われています。しかし米国も改正要件は上院・下院の3分の2及び50州の知事の3分の2が賛成しないと改正ができません。ドイツはヨーロッパ統一やドイツ統一に伴う改正であり、韓国は度重なる軍事政権のクー・デター等によるもの。

明治憲法への先祖がえりを図りつつ、主権在民を否定する帝国主義的な自民党憲法改正草案はどこにもみられない、ということです。

お話を最後までお聞きできませんでしたが、国民の権利を守り、国家権力を縛る憲法が壊されてゆくことをもっと知らなくては、と思います。次回学習会は6月15日開催予定です。

3時からは四季の会・梶原ピッコロ保育園の理事会でした。新緑の中の木造の施設は、別空間です。新名神高速道路の工事で周辺の環境も様変わりしていくでしょう。自然環境を活かした保育への影響も少なからずありそうで心配です。


写真:ピッコロ

人間の鎖

2013-05-19 | Weblog
5月17日の臨時議会にて、選挙で議長には平井均議員(民主)、副議長には野村行良議員(自由民主党クラブ)が決まりました。

民主は平井議員一人ですので、会派に属しない方が議長になることは異例中の異例です。
選挙の開票結果は、平井議員9票、河野議員5票 でした。

常任委員会委員や附属機関の議会選出委員など島本町ホームページ・島本町議会に載っています。

私は民生教育消防常任委員会に属します。4期目という理由で互選で委員長に選任されました。都市計画審議会委員、議会だより編集委員としても2年間頑張ります。

臨時議会の専決処分報告案件である民生部・住民課の事務処理ミスにかかわる損害賠償について、8名(平野・戸田・河野・佐藤・外村・岡田・川嶋・関議員)が質疑し、原因究明と再発防止に向けた町の対応を質しました。自民2会派はどなたからも質疑がありませんでした。

議会が厳しく行政チェックすることでより良い町政運営が築けるとおもうのですが・・・。役職決めにかけるエネルギーを議案審議に向けてほしいですね。

議会終了後、大阪市役所前へ行き、府内自治体議員(元も含む)50名<平野も賛同>の連名で橋下大阪市長宛に慰安婦発言などの撤回と謝罪を求める抗議文を提出された市民派議員の仲間のみなさんと合流しました。抗議文には「元慰安婦」の方たちとの面談時には、その証言を真摯に聞くように求めています。提出の様子がNHKニュースで放映されています。

市役所前での緊急抗議集会も開かれ、私も参加し人間の鎖で市役所を包囲しました。今後も橋下発言抗議行動や日本軍「慰安婦」被害者の証言集会も予定されています

写真:大阪市役所包囲の人間の鎖

臨時議会

2013-05-15 | Weblog
5月17日(金)に改選後の初議会である第3回町議会臨時議会が開かれます。議長・副議長・監査など役職決めが主な内容ですが、2件の専決処分の報告案件もあります。
昨日議案書がでて、担当課に詳しい説明をしていただきました。

第3号報告は「損害賠償の額を定めること及び和解の専決処分について」
第4号報告は「地方税法改正に伴う島本町税条例の一部改正」

第3号報告は2012年1月に起きた戸籍法に基づく事務処理の不備に起因するものです。養子縁組の手続過誤により、結果として相手方に養子縁組取消訴訟を提起させる事態を発生させました。相手方弁護士費用および慰謝料請求された金額(189,000円)を賠償し和解したものです。

この件に係って昨日5月14日付で関係職員を処分した旨の報告がありました。(FAX受理)
町政への信頼を損なうような事例であり、1年以上も議会に報告がなかったことも問題です。質疑で賠償金額の妥当性を問うとともに原因究明や再発防止策を質したいと思います。

開会は10時ですが、報告案件の審議は午後3時以降になる予定です。どうぞ、新たな構成の議会を傍聴して下さい。


日本維新の会石原慎太郎共同代表、松井一郎幹事長(大阪府知事)も橋下発言を擁護しています。日本維新の会の歴史認識、人権感覚を疑います。

高速増殖炉「もんじゅ」は1万箇所の点検漏れで無期限の停止、敦賀原発も直下に活断層があると断定され廃炉になる可能性大です。稼動している大飯原発3・4号機も停止を!


「従軍慰安婦制度は必要」発言に抗議

2013-05-14 | Weblog
昨日、橋下徹大阪市長(日本維新の会共同代表)が「従軍慰安婦制度は必要だった」「軍自体が、日本政府自体が暴行、脅迫をして女性を拉致したという事実は証拠に裏付けられていない」「米軍普天間飛行場に行った時、司令官にもっと風俗業を活用してほしいと言った」という発言をしたことが報道されました。(発言内容は青色をクリックして下さい)

「女性をどこまで冒涜するのか」と背筋がぞっと寒くなるような戦慄と怒りを覚えました。慰安婦制度は女性に対する甚大な人権侵害です。橋下市長はその認識が喪失しているのではありませんか。そして戦後なお、人権回復もされず、深い傷を負った日本軍「慰安婦」被害者の方々をさらに苦しめるような発言です。

また沖縄の米兵が風俗産業を利用することを米軍幹部にすすめたことも見過ごせません。戦争という暴力の遂行のため、女性の性を利用することがあたかも必要なことというのは、全ての女性に対する侮辱です。また沖縄の米軍による性暴力被害に苦しむ女性たちへの配慮もありません。 

女性への性暴力根絶が自治体の施策として取組まれているところです。行政のトップが性暴力を肯定する発言を行っては施策の信頼が根本から揺らぎます。

橋下市長は、これまでも日本軍「慰安婦」被害者の方々への対応は誠意のないものでしたが、女性の人権を踏みにじり、人間を貶める発言をするものが、市長たる資格や政治家の資格があるのでしょうか。怒りで一杯です。絶対にこのような発言を見過ごすわけには行きません。




議員総会&会派代表者会議   

2013-05-14 | Weblog
5月13日午前10時より第3回議員総会があり、仮議席の決定、2013年度議会日程、議会役員選出について協議確認しました。

議会役員については2回開催の役員選考委員会の結果を委員長により報告されました。議長・副議長・監査委員の3役については決まらなかったため、本会議での選挙となりました。監査委員は町長提案ですので、事前に議員総会にて選挙を行いました。

監査委員の選挙結果は 伊集院春美議員9票 平野かおる5票と言う結果です。議会からは伊集院議員を推薦することになりました。

どなたを推薦するかは個々の議員が決めることですが、議会勢力の構成が見えるような結果でした。役員選挙は別として、議案審議は是々非々で望むという本来の議員の姿勢を貫いていただくことを新人議員の方々に期待したいですね。多分、住民は「改革」を望んだはずですので・・・。
監査委員は正式には17日の本会議で町長の提案のもと議決されるものです。

午後2時からは会派代表者会議が開かれ、5月17日開催臨時議会の議事について議運に代わるものとして協議しました。

5月17日の臨時議会は主に議長・副議長の選挙の後に、長い休憩を取って、まだ決まっていない都市計画審議会や農業委員会などの委員を決めるために役員選考委員会を設置して協議します。

その後、報告案件2件
①損害賠償の額を定めること及び和解の専決処分について
②島本町税条例の一部を改正する条例の専決処分について 

最後に
監査委員の選任同意の人事案件 となります。

共通番号法案を廃案に!

2013-05-12 | Weblog
昨日(5月11日)、共通番号制についての学習会が高槻市民会館で開かれ、白石孝さん(プライバシー・アクション代表)のお話をお聞きしました。共通番号法案は2日前に衆議院で可決、参院に送られたところです。

国民一人ひとりに付けられた番号が記載されたカードを常時携帯し、カードは雇用主・銀行・病院・介護サービス事業所・障がい者サービス事業所にも提示しなければならず、カードを盗まれたり、成りすまし犯罪にあったり、所得や病歴などの個人情報も流出する危険性もあります。

共通番号制および法案について①〈見える〉共通番号をマスターキーにして税・介護や医療の利用などの個人情報がすべて名寄せ可能になる いずれ民間利用にも拡大 ②情報流出の危険性 ③プライバシーの侵害 ④費用対効果(利便性は向上しない、制度構築に3000億円と言われているが、税に関しても不正申告や不正受給をゼロにすることはできない)⑤IT公共事業  ⑦国家による管理・監視が強化される などなど多くの問題点が指摘されました。

韓国の住民登録番号制度についてのDVDを上映されました。軍事政権の下で、国家による国民監視を目的に制度化され、民主主義が骨抜きにされる危険性を知りました。また韓国では情報流出はすでに1億2000件、一人に2回以上の被害にあっているとのことです。

アメリカの社会保障番号でも成りすまし犯罪が後をたたず、損害は1兆3300億円にものぼり、共通番号ではなく分野別番号に変更しつつあるので、日本は時代遅れである、とも。

なにより国会での審議では質問する議員の勉強不足、追及の甘さがあり、レベルの低い議論で、法案の重大な欠陥や問題点を徹底して審議できないまま可決している、と指摘がありました。
共通番号制度により社会保障が充実し格差がなくなるとは到底思えません。

参院で可決し、法が成立しても施行まで3年間の猶予があるので、実質廃案とするよう、取組んでいこうと主催者の二木議員から提案がありました。当日は新聞などもようやく記事に取り上げるようになり、共通番号法案に関心を持って頂き学習会にはたくさんの方が参加されました。企画された高木議員、二木議員には本当に感謝いたします。