ひらのかおるタウン通信

ひらのかおるの日々の暮らしや市民活動の中で、みなさんにお伝えしたい情報や雑感などを綴っています。

JR島本駅西側の田園風景が変わる~都市計画審議会の傍聴を!

2011-01-17 | Weblog
うっすらと雪化粧の朝、昨日は「防災とボランティア訓練」が第3小学校で行われました。1月17日阪神・淡路大震災を期に始まったものです。寒い中、朝早くから準備等をされた関係者の皆様、参加されたみなさまご苦労様でした。 

表題の件ですが、来週、1月20日には島本町都市計画審議会が開かれます。

北摂の山並みを背景に田園地帯が一面に広がるという貴重な景観を有しているJR島本駅西側地区は四季折々の田園風景や田植え・稲刈り・畑の収穫など農業の営みの様子は、多くの住民に懐かしさと癒しをもたらしてくれる価値のある農空間です。

今回の都市計画審議会で審議するのは、この地区を保留区域と設定する大阪府都市計画区域マスタープラン変更案です。大阪府では5年ごとに区域区分の変更を行い、市街化調整区域を市街化編入するいわゆる線引き見直しをしています。島本町内には、今回市街化編入地域はありませんが、変更案には「市街化区域への随時編入(2)保留区域の設定として、JR島本駅周辺地区」が含まれています。次回5年後の線引き見直しを待たなくとも随時、市街化調整区域を市街化編入できる区域とするものです。

変更案にあたり大阪府に2009年12月に「JR島本駅西地区市街地開発事業 事業計画書案」を提出しています。それを踏まえ今回の保留区域設定となったものです。当該地区の土地利用のあり方については、開発ありきではなく、地権者の皆さんの意見も、住民の意見も十分聞きながら進めなければ、「島本らしさ」は失われてしまいます。

同じような思いや意見を持った住民のみなさんは、今回大阪府に意見を提出されています。審議会での議論の行方をぜひとも、傍聴していただきたいと思います。

■島本町都市計画審議会
1月20日(木)午後2時 役場3階委員会室
*2時までに傍聴受付をされます。

ぴあ・ネット学習会

2011-01-13 | Weblog
ぴあ・ネット主催学習会 のお知らせをいたします。

「老いをうけいれる」
♪講師:倉田 健治さん(元精神科看護師)
♪日時:2011年1月22日(土)14:30~16:30
♪会場:島本町ふれあいセンター1階 健康教育指導室
    (JR島本駅より山側へ徒歩5分、阪急水無瀬駅より徒歩20分。)
♪資料代:300円   申し込み不要  

~倉田さんのこと~
現役時代精神科看護師だった講師は、アルコール依存症(者)との関わりの中で自分の生き方を問い直し始めた。そして先ず、ワンステップで社会的な役割から降りた。その次は55歳で早期退職をして、家庭に入り専業主夫に。男らしさ?を捨て、“今、ここにいるわたしを肯定する”生き方を模索。
3年前に妻と石垣島に移住し、島の不便を受け入れて(だから石垣島だった!?)
“わが家で死ぬのは わがままですか?”というテーマに、八重山の自然と共生する日々をターミナルケアに関心を持ちながら、これからの生と死に向き合う。
“人は幾つになっても変われるから素晴らしい”ということを実践で示した講師の生きざまは興味深い“


仕事始めは教育委員会議 傍聴

2011-01-05 | Weblog
昨日からは役場も議会も仕事始めです。
午後に開催された新年交礼会の町長の挨拶は、広報しまもとの新年の挨拶とほぼ同じ内容でした。職員に向けての年頭訓示の方がよほど、町政のリーダーとしての決意が伝わってきて評価できます。議会議員や有力者が出席する新年交礼会では言いにくいのでしょうか。

川口町長の仕事始めの年頭訓示では「今年は「島本らしさ」を追求する一年にしたいと思っています。『島本らしい行政運営』『島本らしい財政運営』『島本らしい役場』など、すべての業務・場面において『島本らしさ』を追求していきたいと思っています」と話されたことが〈島本町長 川口ひろしのホームページ〉に載っています。

ふれあいセンターの各部署、図書館、本庁とご挨拶させていただき2時30分からは教育委員会定例会議を傍聴しました。

案件は報告1件だけで、「2011年度町立幼稚園園児の応募結果について」
4歳児応募者は第1幼稚園73名〈定員96名〉、第2幼稚園50名(96名) 
5歳児応募者は第1幼稚園46名〈定員111名〉、第2幼稚園54名(111名)

4歳児は昨年より34名増とのこと。「増加の要因は?」という教育委員の質問には、「わからないが、対象者の就学前児童が前年度は248名、本年度は289名と増えている」と答えていました。子どもが増えているのは嬉しいことですね。

『定員は維持するのか?』との問いには「小学校も35人学級と見直されているので、幼稚園も見直しの検討段階です」と。12月議会の一般質問で、1クラスの定員37人(5歳児)としていることは「幼稚園設置基準 35人以下を原則とする」に違反していると指摘していましたので、基準通りに改善されるものと期待します。

久しぶりに町立図書館で借りた本、『民主党不況を生き抜く経済学』森永卓郎著 を一気に読みました。提案された経済対策を実践すれば政府への信頼を取り戻せるのでは、とかすかな希望を持ちました。経済学がわかっているわけではありませんが、著書では小泉型構造改革・市場主義原理が復活していることを戒めています。

公共工事で雇用創出を、ということについては手放しで賛同できず、環境破壊となるもの、多額の無駄遣いとなるものは排するべきだと思います。しかし一定の波及効果があることについては理解できました。また「政治と金」問題が軽んじられてはいけないことはいうまでもありません。

競争主義タカ派と平等主義ハト派という勢力についてもよく理解できます。根本的には経済構造を変える必要があるのでしょうが、今の若い人たちの就職難などの深刻さを思うと、緊急対策をしなければ、と思います。

もちろん社会のあり方、働き方、暮らし方、教育のあり方も弱肉強食ではなく、シンプルにスローに、ということでしょうか。


2011年 新しい年に希望を!

2011-01-03 | Weblog
新しい年を迎えました。この1年がすべての人びとにとって良い年でありますように。

元旦は、雪の大晦日から打って変わって、お天気に恵まれ暖かでした。午後には、久しぶりに家族(5人)が揃い、おせち料理を食べながら近況報告。2日は我が家に親戚が集まり、小さな子どもたちとたこ揚げをしたりドミノをしたりと賑やかに過ごしました。今日はようやく地元のサントリー山崎蒸留所の奥に佇む椎尾神社に夫と初詣。参拝者も2組ほどしか出会わず、静かです。凛として落ち着きます。ウイスキー山崎工場の煉瓦の建物と隣接する大阪水上隣保館のチャペルの塔と赤い屋根、雑木林に囲まれ、好きな場所です。

心のこもった年賀状もいただきありがとうございました。町内のみなさまには公職選挙法で年賀状などの挨拶状をだすことは禁じられています(答礼のための自筆によるものは良い)ので、ご了解下さい。励ましのお言葉など心強いです。

政治も経済も信頼されることこそ大事です。地方議会も同じですね。力を尽くしたいと思います。今年もどうぞよろしくお願いいたします。