ひらのかおるタウン通信

ひらのかおるの日々の暮らしや市民活動の中で、みなさんにお伝えしたい情報や雑感などを綴っています。

教育委員会定例会議

2016-05-30 | Weblog
新任の教育委員さんがどのような方か関心もあり定例会議を傍聴しました。主には6月議会に提案される小規模保育等に関わる条例改正案、補正予算案の審議でした。委員5名中2名が欠席のため会議はあまり活発ではありませんでした。

電力自由化

2016-05-28 | Weblog
午後に開かれた「どよう会」に参加しました。4月から電力の小売が自由化され、消費者は自分で購入先を選べるようになりました。福島第1原発事故で電気に依存する生活そのものを見直すきっかけにもなったのではないでしょうか。

原発を推進する関電から電気を買いたくない、でもどの電力会社を選べばいいのかわからない、再生可能エネルギーを選びたいなど、疑問や不安があります。そこで、みんなで電力自由化について資料を持ち寄り勉強しています。会合では、わかりやすいチラシ(リーフレット型)を作成する予定で内容を検討しました。

電気を選べるようになったものの、新電力会社との契約には通常スマートメーター(通信機能が付いた電力量計)を設置することになります。スマートメーターの危険性と問題点(電磁波の健康への影響、サイバー攻撃への脆弱性、プライバシー侵害~電気製品の使用行動パターンが筒抜け)もあり、アナログメーターの使用のまま新電力に契約できるようすべき、と考えています。

私は新電力契約にあたり大阪ガス、関西電力、経産省、スマートメーターについて質問した国会議員に尋ねましたが、今のところアナログメーターのまま切り替えは難しい、という現実にぶつかり悩みましたが、関電の電気は買わない!と5月1日より大阪ガスに切り替えました。

もっと再生可能エネルギーの電力会社があれば、変更する予定です。日頃は主には自宅屋根の太陽光発電でまかなっています。電力自由化のため知っとくHP パワーシフトです。参考になります。

以前、ぴあ・ネットで上映会をした">「シェーナウの想い~自然エネルギー社会を子どもたちに~」 のように、地域で自然エネルギーができることを望みます。(望んでいるだけではだめですね。実現できればいいのですが)

島本の戦争遺跡

2016-05-27 | Weblog
島本の戦争にかかわる遺跡や旧軍事施設、戦争の時代の人々の暮らしなどについて調べ、記録していくことを目的に市民のみなさんと一緒に3月より活動を始めました。戦争遺跡というべき「史跡桜井駅跡・楠公」「在郷軍人会桜井射撃場」や戦争に関わる記録などを調べています。

第三回目の会合では大阪の戦争遺跡などに詳しい塚崎昌之さんに「島本町と戦争ー楠公、そして朝鮮人」というテーマで《江戸後期からの「楠公」が作られていく歴史と大阪の関わり》《島本町と朝鮮人について》など話題提供していただきました。塚崎さんは元府立高校教員で、現在は大学の非常勤講師をされ、高槻「タチソ」戦跡保存の会などに属し、在日朝鮮人史と近代軍事史を専門に研究しておられます。

戦時中の島本で朝鮮の人々が内務省採石場(現国土交通省緊急土砂置場)や在郷軍人会桜井射撃場(ふれあいセンター隣の小野薬品新研究所辺り)の工事に従事していたこと、新京阪電鉄(阪急京都線)工事中の事故で死亡したことなど、貴重な記録を知ることができました。

《日本耐酸機疎開半地下工場》《日新製鋼疎開工場》など戦時中の工場についてご存知のことがあればぜひ教えて下さい。
 




行政不服審査会

2016-05-26 | Weblog
今日は一日多忙な日でした。朝9時スタートし、小学校など15箇所の公共施設における環境放射線測定(3ヶ月に1回実施)を市民の方と行いました。雨の天気予報のため車をだしていただいたので、1時間30分ほどで終了しました。

午後は、にぎわい創造課と環状自然歩道について、市民の方の同席のもと話し合いました。特に尺代~やまぶき渓谷の通行止めを解除し、誰でもが通れるよう求めました。市街地から30分ほどでカジカガエルの鳴く渓流、シダの種類も多く、自然環境豊かなやまぶき渓谷は島本町の宝物であり、町外から訪れる方にとっても魅力あるエリアです。環状自然歩道を所管する大阪府とも協議をされているとのこと、早期の解決を望みます。

その後は、個人情報保護審査会、行政不服審査会を傍聴しました。審議会の傍聴は可能ですが、異議申し立てや不服申し立てを審査する第三者機関である審査会は、案件があれば通常非公開で行われます。今回は本年度の初会議で、どちらも会議の運営に関わる要綱案等の審議でしたので公開されました。

特に、第1回島本町行政不服審査会は行政不服審査法に基づく不服申立制度が抜本的に見直され、法の規定により置かれた町長の附属機関(諮問機関)で、制度の公正性を向上するために新設された第三者機関です。行政不服審査会では、審査庁(町長)からの諮問に応じ、審査請求に対して審査庁が作成した裁決案の違法性や妥当性について調査審議を行います。

審査会で扱う案件には「保育所入所を申し込んだが認定されず、入れなかったという場合、不服申し立てができる、と事務局の総務・債権管理課は説明していました。介護保険の認定等に関することは従前どおり大阪府に対して審査請求を行いますので、訂正します。~要介護認定や要支援認定、介護保険料額等の処分(決定)に不服がある場合、市町村等にその処分の取消しを求めて、大阪府に介護保険審査会へ審査請求することができる。(大阪府HP)~

2月定例会議では関連条例や審査会委員の同意も行いましたので、ぜひともどのような委員さんが担われるのか、しっかり見ておきたいと思いました。当日は私の他に、お一人市民の方の傍聴がありました。入室までの待ち時間にお話をさせていただきましたが、しっかりとした問題意識を持つ方で、若い世代に期待が持てました。

夕方はクロスパルにて「子どもと考える戦争と平和展」の実行委員会でした。着々とパネル展の準備が進んでます。いろいろな方に出会えて勉強になります。

沖縄

2016-05-25 | Weblog

夏に開催する「子どもと考える戦争と平和展in高槻・島本」(8月8日~11日高槻市立生涯学習センター展示室)の展示で沖縄基地関連のパネルをお借りするため、実行委員のメンバーとともに大阪市大正区にある「関西沖縄文庫」を訪ねました。主宰されている金城馨さんにもたくさんお話をお聞きしました。

ちょうど、灘高校(神戸市東灘区)の生徒さんたちが沖縄と戦争のことをもっと深く知りたいと沖縄戦体験者や遺骨や遺品の収集を続けてきた人から話を聞き調べた企画展「戦争展―遺品が語る沖縄戦」が催されていました。貴重な展示や実物遺品を見ることができました。

沖縄でまたもや米軍基地があるがゆえの悲劇が起こりました。元米海兵隊兵士によるうるま市の20歳の女性殺害遺棄事件に対し、怒りを持って抗議します。今年の3月にも、米兵による性暴力事件が起きたばかりです。沖縄では「戦後は終わっていない」のです。

画像:関西沖縄文庫で見た5月23日付「沖縄タイムス」記事

憲法を守る国会へ!野党共闘

2016-05-24 | Weblog

今夏の参議院選挙ではなんとしても改憲勢力ではない、戦争法廃止、立憲主義の回復、個人の尊厳を養護する政治の実現を可能にする議員のみなさんに当選してもらいたいと願っています。24日開催の共産党演説会(高槻現代劇場)に高槻市議会の市民派の議員のみなさんとともに参加し、野党共闘を頑張っていただくようエールの挨拶をしました。

大阪選挙区は改選数4に対し自民・公明・民進・おおさか維新2名・共産の6人の候補者が予定されています。尾立源幸さん《民進》、渡辺結さん《共産》には議席を確保し「憲法を守る国会」のために活躍してもらいたいです。6月4日には街頭演説会があります。明日を決めるのは私たちです。

水無瀬川ぶらぶら歩き

2016-05-22 | Weblog
21日夜はヒメボタルの観察会でした。ふれあいセンター周辺の草地や雑木林に光る陸生のヒメボタル、闇の中の小さなフラッシュは美しい光景です。いつまでも生息できる環境を保全できれば、と思います。

翌日の22日の日曜日は、同じ島本・緑と水を守る会の例会でした。高田みちよさん(高槻市立自然博物館主任学芸員)を講師に「水無瀬川ぶらぶら観察会」を行いました。植物・昆虫・動物を中心に水無瀬川沿いの生き物をみながら、尺代から下流へ桂川との合流地点まで歩きました。

桐ヶ原でモリアオガエルの卵塊、ヤマアカガエルを見て、渓流のカジカガエルの鳴声に夏の到来を感じ、ヤサカフウロの群生に感動。谷川橋のあたりから穏やかな流れる川の様子をみながら、東大寺公園で昼食。

桂川との合流地点はかなりの高低差のある堰堤があり、芥川のようにはアユの遡上はとても無理、とわかった。とても暑い日でしたが、河川敷の桑の実をみんなで食べながら、なんだかほのぼのした帰路でした。高田さんには、とても気さくな方でいろいろなことを教えていただきました。「あくあぴあ」で会えますよ。

画像:水無瀬川下流 桂川との合流地点の手前


平和への思いを紡ぐ

2016-05-21 | Weblog

「平和への思いを紡ぐ講演会とパネル展」として山口研一郎さん(脳神経外科医、現代医療を考える会)の「国策としての医学と科学-731部隊・原爆・原発」と題する講演と「731部隊 細菌戦・毒ガス戦」パネル展をぴあ・ネットの皆さんと一緒にふれあいセンターで開催しました。

旧日本軍の731部隊は生物・化学兵器をつくるため中国の人(マルタ)を使って人体実験を行い、細菌戦・毒ガス戦を行い中国人に犠牲を強いた。その犯罪は問われず、その研究・開発が、戦後、米軍による(微)生物兵器へと結びついた。731部隊の犯罪性が問われないまま、関わった医学者は戦後、ミドリ十字の薬害エイズを引き起こした。

戦時中の米国における原爆の研究・開発により広島・長崎の原爆投下が行われ、原爆の正当化が原発の開発につながった。日本も被爆国でありながら原発の平和利用が原発推進の国策に利用されフクシマを引き起こした。。

戦中・戦後、連綿と続き、生命(いのち)と生活(くらし)の犠牲を強いる国策としての医学・科学の負の歴史を明らかにされた講演会でした。講演会とパネル展には遠く奈良・京都・名古屋からも来ていただきました。

戦争の足音が近づいている今、私たちは戦争のことをもっとよく知る機会を持ちたいと思い、企画しました。町内外からたくさんの方にご参加いただきました。

7月30日には「子どもたちと考える戦争と平和展」プレ企画「戦争における医学や科学の加担」として山口研一郎さん、731 部隊研究の第一人者である元・テレビ朝日のディレクター近藤昭二さんの講演があります。ぜひ、お聞き下さい。

第1 部 午後1 時30 分~午後2 時50 分
      「戦争と医学・科学」展示について
        山口研一郎さん(現代医療を考える会代表・医師)
      「闇に消えた虐殺~ 731 部隊・細菌戦の真実」
           (テレビ朝日「ザ・スクープ」放送 約45 分)
第2 部 午後3 時~午後4 時30 分
      「731 部隊・細菌戦」における医学や科学の加担
        近藤昭二さん(NPO法人731部隊・細菌戦資料センター共同代表)

会場:高槻現代劇場文化ホール2 階第1・2 展示室
資料代500 円
主催:子どもたちと考える戦争と平和展in高槻・島本2016実行委員会
共催:現代医療を考える会(tel:072-690-5265 fax:072-690-5266 やまぐちクリニック)

マイナンバー違憲訴訟

2016-05-19 | Weblog
マイナンバー違憲訴訟を大阪地裁大法廷にて傍聴しました。全国8ヵ所で同様の違憲訴訟は行われており、この訴訟の原告は第1・2・3次までの合計146名。裁判官は3人とも女性です。

本日の第二回期日は被告国が第一準備書面を提出したことに対し、原告側代理人が求釈明申立てを行いました。代理人の坂本団弁護士が代表して国の主張に対する反論を述べられました。

「被告(国)は『番号制度における個人番号は、個人識別制を持ち、個人情報と紐付けられるものであるため、個人番号を用いた個人情報の突合が行われ、集積・集約された個人情報が外部に漏洩するのではないかといった懸念に適切に対処するため、個人情報を保護するための措置が、制度(法令)、システムの両面から講じられている』と述べている。保護措置は「懸念」という主観的不安感の解消のみを目的としているのか、権利侵害など「客観的危険性」を想定して対応するものか明らかにされたい」というのが主な内容でした。

坂本団弁護士は住基ネット差し止め訴訟の原告代理人でもあり、日本弁護士連合会情報問題対策委員会委員長として、昨年マイナンバー法が「改正」された際、国会で参考人もされた方です。

裁判終了後の報告会では丁寧に訴訟の解説など行われ、参加者からも熱心に質問や意見がだされました。

自治体の2016年度一般会計予算にもマイナンバー関連の予算は含まれています。7月には情報連携の運用テストが行われます。マイナンバーカードの交付さえJ-LIS(地方公共団体情報システム機構)のシステム障害が起きており、制度の根幹に関わる複雑な符号を使っての自治体間の情報提供ネットワークシステムや中間サーバなどまともに動くのか、はなはだ疑わしいです。

にもかかわらず、政府は多額の税金を使って「マイナンバーまるわかりガイド」など全国に配布しています。島本町では回覧板で回ってきました。学校にも児童・生徒向け冊子が配布されています。すでに一つの小学校では配布済み。全小・中学区の取り扱い状況を調査中です。 冊子は情報漏えい・成りすまし等のデメリットは全くないかのような内容となっており、大問題です。

次回の訴訟期日は7月28日午後2時です。




小林節さん講演会

2016-05-18 | Weblog
戦争させない!高槻・島本実行委員会主催で高槻現代劇場にて「小林節さん講演会」が開かれました。
私も実行委員の一人として運営に係りました。昨年の衆議院憲法審査会で改憲派でありながら、「安保法制は憲法違反」と断じた憲法学者の小林さんへの注目度は高く、当日は500名を超える参加がありました。

「憲法9条のもとでは海外で戦争はできないのに、戦争法によりできるようになった。だから違憲の法なのだ。」「立憲主義とは権力を持つものは憲法を守れということ」「自民党の憲法改正案にある緊急事態条項により内閣が法律と同等のものをつくることができる、国会にしかない立法権を首相及び内閣が持つということだ」「このように国の根幹である憲法を破壊させないで、次の世代に渡さないといけない」。そして「立憲主義と民主主義を取り戻すためには、参議院選挙で32の1人区では野党共闘して、安倍さん勝たなくてはならない、そのために知恵と努力を出し合いましょう」とユーモアを交えながら力強い講演をして下さいました。

小林さんも提案されてるように、32選挙区の野党共闘が進んでいます。なんとしても全ての1人区で実現するよう求めていきましょう。

会場で販売しましたが、小林節さん著書及び共著の『「憲法改正」の真実』(集英社)『なぜ憲法学者が「野党共闘」を呼びかけるのか』(新日本出版社)をぜひお読みいただきたいと思います。講演会でお話された内容がほとんど盛り込まれています。

『なぜ憲法学者が「野党共闘」を呼びかけるのか』の目次
1、安倍政権は立憲主義を弁えていない
2、戦争法は恐ろしすぎる非常識
3、「平和大国」存亡の危機
4、われわれは王様を選らんだわけではない
5、緊急事態条項を口実にした改憲の罠
6、「野党共闘」以外に道はない











木村草太さんと国谷裕子さん対談

2016-05-14 | Weblog

大阪弁護士会主催の憲法記念行事「憲法という希望」があり参加しました。報道ステーションなどに出演されていた若手の憲法学者木村草太さん(首都大学東京教授)の講演と3月まで23年間もNHKクローズアップ現代のキャスターを務めた国谷裕子キャスターとの対談なのですから、希望者は多かったはずです。

早くから申し込み、当日も開会2時間前に行き、配布された整理券は488番。なんとか会場に入ることができました。1100人の参加だったそうです。

木村草太さんは「今、私たちにとって憲法とは?」として立憲主義の意味、憲法は「人権の尊重」と「権力分立」を定めていること、「人権条項を使いこなす」事例として「夫婦別姓違憲訴訟」を取り上げられ、憲法から見た辺野古基地建設問題では基地については内閣だけで決めて良いのか、日米地位協定で自治権の制限を行っていることの問題点などを憲法の視点で指摘されました。

「憲法を使いこなす」というテーマで木村さんと国谷さんとの対談。国谷さんは「憲法は国民が権力者に守らせるもの。実現するには国民が憲法をよく理解する(憲法リテラシー)必要がある。」と強調され、木村さんは「基本的人権を侵害された時、憲法の価値がわかる」「今の政治状況は憲法の危機だが、議論のチャンス。こういうときこそ憲法の価値を気づくことができる」「異なる価値観を持つひとりひとりが尊重され共存するために憲法はある」とおっしゃった。

憲法のお話もさることながら、木村さんのお話を的確に引き出しまとめる国谷さんの能力に圧倒されてしまいました。もっと報道番組で活躍していただき、権力監視のメディアの役割を果たしてほしいですね。安倍政権のマスコミへの圧力のせいなのか、お二人ともテレビで見る機会はなくなり、悔しい限りです。まさにこのことが憲法が保障する報道・表現の自由の危機です。

憲法の危機をチャンスにして、憲法という希望に変えていかなくては、と意を強くしました。

関電グランド跡地開発計画

2016-05-13 | Weblog
議会だより編集委員会に出席。6月1日発行の議会だよりからA4版になります。編集作業は議会事務局の力に負うところが多く、感謝しています。

百山地区の関電グランド跡地には2つの開発計画があります。
近隣自治会への回覧説明文書によると、1件は「開発面積:13881.69㎡ 事業主:株式会社 富士住建 一戸建て住宅104戸(予定) 工期:平成28年9月上旬(予定)~平成29年5月末(予定)」。詳しい内容を知るために町の開発指導要綱に基づく事前協議にかかわる書類を請求しました。

もう1件は「(仮称)島本町百山計画 事業主:名鉄不動産株式会社・JR西日本不動産開発株式会社・関電不動産開発株式会社 施工者:(株)長谷工コーポレーション 開発区域面積:10422.74㎡ 鉄筋コンクリート造・地上11階建 戸数:264戸 工期:24.5ヶ月(造成工事期間含む)(平成29年1月中旬~平成31年1月末予定)
この開発は事前協議の申請は未だ行われていないとのことです。

来年5月には、約200~300名の住民が増えると予測されます。保育所・学童・学校の受け入れ態勢は大きな課題です。2月議会で可決した第3小学校整備基本構想実施設計の予定では保育所の建設は2年後の4月なので間に合いません。早期の対応ができるのでしょうか。都市計画も影響を考えて行うべきです。

開発等における子育て支援協力金制度を設けて一定規模以上の住宅開発を行う事業主に対し、開発の規模に応じた子育て支援協力金(寄附金)1戸あたり10万円の納付を求めることとしています。今回の開発は初めて対象となります。あくまでも協力寄付金なので、協力を要請するしかありません。

タックスヘイブン

2016-05-12 | Weblog
5月10日、タックスヘイブン(租税回避地)の実態を暴いた「パナマ文書」を調べている国際調査報道ジャーナリスト連合(ICIJ)は21万社以上の法人と、関連する約36万の企業や個人名などをホームページ上で公開しました。共同通信による分析では、日本在住者や日本企業が株主や役員として記載された回避地法人が少なくとも270社、個人も32都道府県に約400人(重複含む)に上ることが分かっています。→公開された文書 

多額の税逃れをする一部の富裕層や多国籍企業にさらに利益をもたらし、不平等を拡大させています。公正な税負担を目的に導入されたマイナンバー制度も役に立ちません(国会答弁で政府も認めていた)。多額の税収入を失うわけですから、社会保障などの財源に影響を受け、弱い立場の人は益々しわ寄せされます。

今、自治体の徴収強化も厳しくなり、税や介護保険や健康保険保険料なども滞納すれば延滞金をとられ、差し押さえも行われています。貧困層には厳しく富裕層には甘い社会です。超富裕層の税逃れを許さず、累進課税の強化をおこなうことが、経済の不平等や格差の解決につながると思います。

舛添東京都知事のニュースに隠れてしまい、あまり報道されなくなったことを危惧します。もちろん舛添知事の「政治とカネ」の醜悪さは徹底追及してもらわなくてはなりません。

平和への思いを紡ぐ講演会とパネル展

2016-05-10 | Weblog
5月21日、島本にて《ぴあ・ネット主催》で”平和への思いを紡ぐ講演会とパネル展”「国策としての医学と科学―731部隊・原爆・原発」を開きます。再び戦争への道を歩もうとしている、今、戦争とはどういうものかを知っていただくためにパネル展「731部隊 細菌戦・毒ガス戦」も企画しました。ぜひ、ご参加下さい。

■5月21日(土)平和への思いを紡ぐ講演会とパネル展「国策としての医学と科学―731部隊・原爆・原発」

●講演会/講師  山口研一郎さん(脳神経外科医・現代医療を考える会)
 13:30~15:30 開場:13:00 資料代500円
●パネル展/ 731部隊 細菌戦・毒ガス戦 (無料) 講演会と同じ会場となります。
①10:30~13:00  ②16:00~18:00 

会場/島本町ふれあいセンター3階 第4学習室 (JR島本駅5分、阪急水無瀬駅15分)
主催:ぴあ・ネット

山口さんは戦争における医学と科学”をテーマを追究されている高槻在住の医師です。編著『国策と犠牲』の中で「戦中、戦後、連綿と続けられてきた医療政策や科学技術が、国のほんの一握りの人たちにとって有意義である一方、多くの人びとに多大な被害や被災をもたらすものであった。現在、国民に徹底して「犠牲」を強いる「国策」は、その規模や凶暴性を増して推進されようとしています。その連鎖の構図をどこかで断ち切らねば、今後、私たちの生命(いのち)や生活(くらし)は、ますます追いつめられていくのではないでしょうか。」と問うておられます。講演テーマである「国策としての医学と科学―731部隊・原爆・原発」では、深いお話が聞けると思います。

山口さんは脳神経外科医として高次脳機能障害者の治療や支援など地域医療・福祉に従事しながら、現代医療を考える会の代表として脳死・臓器移植・生殖医療・遺伝子診断および治療など、先端医療がはらむ問題についても検証されています。

憲法学者の小林節さん講演会

2016-05-09 | Weblog
5月18日、国会で「安保法制は違憲」と断じた憲法学者の小林節さん講演会が高槻にてあります。

「政治の暴走を止めるために」と国会前でもSEALDsのみなさんとともに安保法制反対の行動をされました。2015年6月4日、衆議院憲法審査会で憲法学者の長谷部恭男さん、笹田栄治さんとともに、「安保法制は違憲」と発言され、立憲主義を取り戻すための活動をされています。もともと改憲派の論客で、自民党の憲法草案作成にもかかわっておられましたが、立憲主義を逸脱した内容に仰天、反対に回られたという憲法学者です。講演会のご案内をいたします。

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《立憲主義と民主主義を取り戻そう!》
 -憲法が危機に瀕する今、私たちにできること-

平和主義、立憲主義が危機に瀕しています。7 月には国政選挙
が迫っていますが、国会で「戦争法は憲法違反」と断じた憲法
学者の小林節さんをお招きし、アベ政治の何が問題か、私たち
に何ができるのか、語っていただきます。

多くの皆様の参加をお待ちしています。

日時:5月18日(水)午後6時半(開場6時)~8時
場所:高槻現代劇場・中ホール
講師:小林節さん(慶應義塾大学名誉教授、弁護士)
参加費:無料(先着600名)
主催:戦争させない!高槻・島本実行委員会