稲村亭日乗

京都の渓流を中心にルアーでトラウトを釣り歩いています

団塊の世代の教室

2016年01月09日 | 日々
 年末からのアルバム整理。
 まだ続けている。

 このほど実家で中学時代(守口第1中学)の卒業アルバムを掘り出した。
 
 すっかり忘れていたのでとてもなつかしかった。

「ある日の教室」と題されたページ。

     

 ここに写っているのは下口先生の教室。

 下口先生は若手で眼光鋭く、いわゆる問題生徒も黙らせた先生。
 生徒の間では、中学教師になる前は大阪で闇露天商だったと言われていた。

 真偽のほどはわからないが、「それで怖いんや」とみんな納得。
 
 それにしても、一クラスにこんなに生徒がたくさんいたのかと驚く。

 集合写真で数えると、どのクラスも53人~54人。

 いつだったか、放課後のこと。
 下口先生たちが机やいすを運び出しにやって来たことがあった。

 なんでも教育委員会とか何かが視察に来るといううわさだった。

 今にして思えば定員過剰の実態を見せてはまずいということだったのだろう。

 そういえば、1年生のときはプレハブ教室だった。
 団塊の世代の入学で急ごしらえだっただろう。

     

 写真に写っているみんな。
 あれからどこでどんなに生きたんだろう。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする