よっちゃん農場のドタバタ日記

「よっちゃん農場」の日常。
 ~いち農家から小さなブランド作りの奮闘記~~

なんばん。

2020年06月18日 | 農家の風景。

梅雨の時期に畑は大きく動きます。

定植して細々としていた苗も太さと力強さを増してきてます。

只今、わき芽かきがメイン仕事。

まずは本芯を大きく育てる為にとにかくわき芽かきが大事。

今年はアブラムシがけっこう付いてしまい、

竹酢にんにくトウガラシ液を噴霧しまくりましたが、あとはてんとう虫の活躍を祈ります。




干しは相変わらずぼちぼちと。

人生はじめて編んでみた竹。

経験するといかに材料をきっちり仕上げるのが大事か痛感しています。



岩出山でずっと続いてきたのは篠竹細工。

80過ぎた御大に頑張って頂いてるので来週は顔出さないと、と

乾燥しといたのを夕方ちょっとずつ割ってます。





当番。

2020年06月16日 | 農家の風景。


お弁当持って直売所当番。

岩出山駅前の小さな店、コロナで売上が落ちて、いろいろと考えどころ。


午前は役場の同級生が来て、仕事絡めて竹の話をたっぷり。

昼からは会員のT田さんと今後の農家、農業、直売についてこってりと意見交換。

その後は会員の米農家★さんが来て政治、マスコミ論をダラダラと。

久しぶりだったのもあり、しゃべり疲れました。



昨日、最後のメンマ塩蔵からあげて乳酸発酵へ。

これも量が多いと半日以上の大仕事。よく飽きずやったものです。



少しずつ、乾燥終わりも溜まってきました。ゆっくりいきます。



確かな流通。

2020年06月13日 | 農家ブランド

ようやくの雨。 砂漠のような畑には恵みの雨。





先日助っ人部隊と一緒に撒いた大豆も、まばらに芽を出し始めました。




チョビになんばんマルチを一部破壊されてしまう。。。


ズッキーニ、ココセリ。 もう少しで食べれる。



今年はチェリートマトというのを植えてみました。




昨夜は打ち上げで久しぶりに呑みに。

朝堀りたけのこ、いたがきさんへの流通を作ってくれた坂上さんへのささやかなお礼も兼ね、

同じく生産者、フルーツトマトのさとうファーム喜則くん、そして今度トウモロコシで有望なユージくんも一緒に。

ちゃんとした話もしようとしつつ、久々の楽しい宴で酔っ払ってしまい、終始馬鹿話。

そういう空気になったのは成果があったから。



売れればいい、

という繋がりは拒否し続け、それを汲んで頂いて相手を見つけてくれて、

まずは結果が出せたことに感謝。

派手さはないけれど、生産者としての喜びはひとしお。

お客さんの声がたくさん聞けたのも、今後に繋がります。

流通のあり方がとっても大事で重要。

産物のボリュームが大きければ、組むその相手に委ねざるを得ない大事な役割なので、

この出会いは大きい。

信頼が無かったわけでは決してないけれど、産物への思いが強いからこそ

委ねるという決断はとても大きい。

それでも餅は餅屋、で、信じてそのやり方に一回どっぷり頼ろうと考えられました。


うちの場合はまた、苗数では計算できない山菜でもある難しさもあり、

そのあたりでまだまだ課題は多いけれど、今後につながる今年の一歩はとてつもなく大きかったです。




薪茹で釜場を片付けながら。


ヒゴにした竹を、幅引きして幅を揃えて、




ちょっと、編んでみた。まったく材料が足りず。


仕上げの枠まで竹はとても無理なので、目指すはこんな↓

「えびら」と呼ばれる干しかごな感じになれば・・・なぁ〜。




農家らしい給食を。

2020年06月11日 | 農家ブランド



昨日の朝、阿部夫婦と山へ行き、終了の判断をしました。

今シーズンのタケノコ収穫、とうとう終わりです。

生、茹で用の皮付きで 約2トン。


そして、生メンマ状態のむき身重量で、1.2トン。

個人としてはよくやれた量だと思います。

本当に、糸が切れたような疲労がきた感じの本日。

一昨年も「ありえね〜!」と思ってましたが、今年はさらにありえない疲れです。




仕上げの天日干しは梅雨空と相談しながら。


収穫は終わりましたが、新竹のカットでもう少し山通いは続けます。

だいたいの収量目星はついたので、生、茹で、メンマ、と

事業としてどう割り振っていくか、考えどころですがそこは楽しんでやりたい。


出始めの時期に、獣避け線香を置くのに使った一斗缶。

今日、激しく損傷しておりました。

もう食べごろが無くなった腹いせか、、、、。





昨年、大崎市の古川幼稚園から打診頂いて、今年から給食を担当させていただくことになりました。

コロナでのびのびになってましたが、いよいよ明日からスタートです。


いつもお弁当のご注文を頂く先でありました。お伺いした際に

「ぜひとも受けて頂きたい。センターも良いのだけれど、

 この人たちが作ってるんだ、という食、を感じさせてあげたい」

とおっしゃって頂き、また、とはいえ週の半分は

「家から持ってくるお弁当の日」

も大事にしたい、という教育方針も素晴らしいと思い、それならばと引受させて頂きました。

ぬくもり弁当始めた当初は

「子どもたちの食に関われたらうれしいねぁ〜」

と、カミさんと話していた、まさにそんな機会。

小さな農家に声がかかるとは考えていなかったのでとてもうれしいチャンスを頂きました。



農家が給食をつくるとは。 

うちらしく、やらせていただこうと思います。





昨日発売のan.anにまたまたよっちゃんなんばん掲載頂きました。
どうぞ御覧ください。


遠方の方でも都心の方でもGAIAで扱って頂いております。
どうぞよろしくお願い致します。


だいぶヒゴも出来てきたけれど・・・釜茹で時間が終わってしまって、
ますます、完成するか未定です。


住んでるのは山なんだけど・・・・、

2020年06月09日 | 農家ブランド

本日は阿部さんたちおやすみしてもらい、お弁当。

色よくできた気がします。




週末から梅雨入り予想もあったりで、こっからは天気とにらめっこ。


以前は葉っぱのみの山椒だったけど、ここ数年実を付けるのが増えてきた。

いまのところ、なんにも使うつもりはないけれど、なんかうれしい。



お弁当の配達帰り、久しぶりに息抜きしたいと足を伸ばしました。




向かう道すがら、緑が延々と続く道を走りながら、

「気持ちいいなやぁ〜・・・住んでんのは山なんだけど、

   やっぱ山がいいなぁ〜と思ってしまうなぁ〜!」

とカミさんと二人、笑って帰りました。

いい気分転換。



もう疲れがMAX of MAXですが、なんとかもう一息!

先日齋藤くんと共感したのは、


「ここから 始めること」

産物がなんばんとかタケノコとか加工品とか、そういう「手段」ではなくって、

ここから、を興す為に。

だから気持ちは入っていきます。

乗りきります!