よっちゃん農場のドタバタ日記

「よっちゃん農場」の日常。
 ~いち農家から小さなブランド作りの奮闘記~~

登米風土マラソンフェスティバル最終日。

2016年04月24日 | 農家ブランド

快晴の2日目。マラソン本番ということもあり、朝から人の出、雰囲気が昨日とは全然違いました。



打って変わって忙しかったぁ~!

増量した筍のおふかしも、春セリごはんも順調。

祭りといえば よっちゃんやきとり も順調でした。

おかげさまでなんとか目標クリアしたものの、久しぶりというのもあり、こういうイベント出店の難しさを痛感。

とはいえ、ご来場のみなさまありがとうございました!




スペシャルステージではマラソン大会ということでサンプラザ中野さんが runner を朝イチ、スタート、ゴールの時と熱唱!

個人的には長沼の最高のロケーションの中響く「大きな玉ねぎの下で」が最高でした。

とてもステージを見てる余裕はなかったので遠くから聞くだけでしたが。


風土、FOOD、ということで販売もしたけど合間に食べに食べた!久しぶりだ。

昨日自分土産に買ったM Pantryで販売の燻しホヤもすこぶるうまく思い切って大人買い。

昨年やっと食べれるようになったホヤ。はまってます。


帰り温泉行ったら2キロも増量に反省。




どうりでゲストで来ていた古田さんとの撮影でポッチャリ見えるわけだ。。。。。


明日からは田んぼ、畑にまっしぐらな毎日。締め直します!




GWも農作業、たけのこ頑張ります!




たけのこ好評! / 登米・風土マラソンフェスティバル初日終了!

2016年04月23日 | 農家ブランド

薄暗い中早起きして袋詰めしたタケノコ水煮。

気温が心配だったので道の駅に全部、初出荷。



午前中であっというまになくなっちゃいました。

明日はさすがに無理ですが、週明けからは毎日数カ所に出す予定です。

まだ地域内のライバルは出てこないのでチャンス。

旬は強い。

農家としては規模は小さく、継いだ頃はどうやって生活するべと思った中選んだのが農産加工。

それがようやく皆さんに覚えて頂けるようになり、次、という時、やはり一次農産物。

震災もあり、ありがたいことに家が残り、周りの景色が残り、農家としてどう発信するかと考えたら、

やっぱり風景が残ったというありがたさ、そして旬を発信しないと!と、

放ったらかし半分だった竹林の間伐に取り掛かってる。

一律なところではなくって、今だからこそ自分が毎日の中で1番感動する、という感性を大事にしていきたい。



春セリがほんと旨い今日この頃。

お浸しも止まりませんが、タケノコと吸物にするのにハマってます。





今日から始まった登米・風土マラソンフェスティバル初日。

チームねの吉・精鋭中野部隊とご一緒でした。

明日が本番ということで商売としてはイマイチでしたが、久しぶりに会う方やらたくさんの人と話が出来ました。



場所は目の前が長沼。風はありますが、気持ちがいい。




よっちゃん農場としても海の手山の手ネットワークとしてもお世話になっているM Pantryさん。

彼も震災後に大手スポーツ用品ショップを退職し、地元松島を盛り上げたいとセレクトショップを開店。

牡蠣を使ったオリジナルせんべいもおいしいです。



初対面。石巻のフィッシャーマン・JAPANの赤間さん。

あかもく(ぎばさ)という海藻を生業にしてる。色々と食べさせてもらいましたがうまいです。


そして、思わぬところで年に数回ばったり会う石巻・田伝むし木村さん

宮城のササニシキといえば木村さん。

今日は新商品の「玄米スープ」」PRしてました。これまたセンスがいい優しい味。さすがです。

自分の農業スタイルをしっかり持っている方で、規模や効率ではなくササニシキにこだわり、向き合い、濃厚な木村スタイルを着実に形にしていく人。話すととても刺激を頂きます。

行ったり来たりしながら将来の方向性の話とか色々と情報交換。

そういう中で、トイレに行こうとして木村さんが誰かとお話ししてるところを通るときに呼び止められて、

紹介してくれた方がびっくり仰天!

ここ数年の想いが通じたようなタイミングで、ご縁が万が一カタチになったなら、

わが人生で1番の衝撃アンド喜びでショック死するんじゃないかという出逢いであることは間違いない!

というご縁。

まったくもって中身は書けませんが、なんか起こったらなんかいいます。。。。


明日は2日目最終日!

いい1日にすべく、全力投球します!








たけのこ物語2016はじまり。 / 明日からは登米・風土マラソンフェスティバル参加!

2016年04月22日 | イベント企画・出展


雨あがり。気温も湿気もあがりいよいよ。

家のすぐ裏のミニ竹藪。古竹が多かったので思い切った再生のつもりで思い切って間伐したら、

たいした面積でないのにすごい勢いでたけのこが出てる。



あんまり良い型ではないけど。




本林もどうかな~と思って行くと、すっかり雰囲気が変わって、いよいよな感じです。



カミさんも大盛り。



オラも大盛り。


もっと丹念に見ると帰れなくなっちゃうので、他の仕事もあるからと思い込み速攻帰ってきました。

いよいよ1ヶ月に及ぶ たけのこの旬 到来。来週からは休みなしだ。



量はともかく、一個一個がおらの太もも級でとても加工場の鍋や寸胴では煮ることが出来ないので、

薪釜・ビッグ寸胴を準備。

ガスより圧倒的に薪が早い!



ここまで収穫から30分。だからよく言う米ぬかも唐辛子も必要ない。これがウリ。

たけのこは収穫からの時間が勝負。どんどん旨味は抜け、アクが強くなる。

この筍をよっちゃん商品、セリに次ぐ最後の事業の柱にしたい。

まだまだ種まきの時期だけれど、販売、商品開発、実験、旬が短いのでやれることをとにかくやりたい。


取り扱ってみたいね!という飲食店の方、ご連絡お待ちしております!

しっかり放射能検査済みです。




もうすぐ、岩出山のキッチン城山でも食べれると思います!

仙台ではKUROMORIさんでもきっとー!!!



間伐効果か、岩出山では一番乗りかも。

明日は、あら伊達な道の駅でも販売。

そして、明日、明後日と登米の風土マラソン・フェスティバルに参加。

誘ってくれた ねの吉アニキと合同ブースにて、マラソンの疲れが吹っ飛ぶ ”よっちゃんやきとり” 焼いてお待ちしております!

それと、新もの筍ごはん、春薫るセリ御飯!筍水煮も少し持ってくかも!


よろしくお願いしまーーーーす!





プレイン・ピープル

2016年04月21日 | Weblog


九州の地震、まだ落ち着きませんね。

雨も降り、心労は増すばかりだと思うけれども踏ん張ってほしい。

東北震災後に始めた新聞ばっぐ。

当時は四万十で我らの電話を受けてくれて、その後東北で一緒に活動する黒田さんも熊本出身。

最初より、じわじわと重なる地震で徐々に被害が大きくなってる模様。心配。




たまたまカミさんが「見てみて」と今日買ってきた雑誌。




プレイン・ピープルの付録が付いてた。

お店でよっちゃんなんばんを扱って頂いてます

普通に生きていたらオラなんぞに到底ご縁のない”ブランド”だけれど、

GAIAを通じて取引が始まり、青山のお店のオープニングにも参加させて頂いた。

震災の時、よっちゃんなんばんしか東北に縁がないから、とスタッフのみなさんで色紙にアツい寄せ書きを頂いた。

それが、すごく背中を押してくれた。そういう人の想いがあったから、新聞ばっぐをやろうと考え至ったんだと思います。


そういうことだと思う。そういうつながりが生まれる事が、なんかあった時の助け合いだと思う。

きっと、今回もこういう災害で”お金が動くから”と”群がる人たち”はたくさん居ると思う。

そういうところでいやぁ~~~~な気持ちは沿岸部でない我々でさえたくさん味わった。


んだがら、なにか、そういう”つながり”が生まれるような助けが出来るように、今は自分の仕事を頑張ろうと思います。


熊本の地震。

2016年04月19日 | Weblog


これまで地震にあまり縁がなかった、という九州で地震が頻発。

馴染みがない分、心身ともに疲労ははんぱないと思います。


毎日ニュースを見ては心配し、携帯に入る地震速報では心配し、5年前の体感が蘇ってくる様で、こっちも不安になります。

東北の震災以降、やっぱり他人事という気にはなれません。

とにかく1日も早く、地震が落ち着くのを祈るばかりです。






ここ東北で起こった時、私自身もたくさんの方から、大きな助けをいただきました。

自分自身、そして派生して仕事づくり、新聞ばっぐのプロジェクトに発展したりもしました。


ちょっと前に自分が体験したからではないけれど、力になれることがあるのなら力になりたい。

今はまだ、募金しかしてません。


その上で、


報道のあり方だったり、SNSだったり、ネットだったり、色々と云われてるけれども、

国としてはこういう時の食料だったり水だったりという準備はあってほしい。

この国の環境ではそれが最低限でしょう。原発も止めるべき。この地震で影響のあるかないかではなし。




その上で何か、何かのご縁で誰かの力になれるのなら、できることをやりたい。


お金なのか、モノなのか、自分のできるの範囲で応援したい!



んでも、自然災害はどうしたってあるもので人が予想できることではない。想定はあくまで想定。

それで、ダメージを負えば、ダメージを自分で受け止める時間を大事にしてもいいんじゃないかと思う。

がんばれ!という気持ちで。

そっから落ち着いて、もっかい生きよう!前に進もう!という声がどんどんあがるのを、待ってもいいんじゃないかとものすごく感じる。

周りが、急ぎすぎてる気がする。片面で。

なにが正しいとか間違ってるとかより、もうちょっとな、と。



どんなに進んだ社会で、何かあった時の連絡、物資とか色んなのが例え万全だって、

人の気持ちはシステムじゃないんだよな、とすごく思う。

そういうところが、周りが、せっかちすぎるんじゃないかと、ちょっと思う。


してあげる、が繋がると してあげたから という要求が生まれる。

善意だとしても、被災してる中で期待通りにいれない苦しさはなんともしんどいもんです。


いま明らかに必要な支援 はまったく別としての意見です。

ちょっと支離滅裂だけれども、思ったことを。


九州の方々、がんばってください!