よっちゃん農場のドタバタ日記

「よっちゃん農場」の日常。
 ~いち農家から小さなブランド作りの奮闘記~~

積雪・・・

2006年12月03日 | Weblog
今年は雪降らないんじゃないのぉ~!?
というのも師走に入って一転。

寒い・・ヒタスラに。

我が家では火鉢が既に大活躍の毎日。
今日はパラッとだけど一日雪が舞い、夜うっすらと積もる。
やっぱり冬だ。

ニュースではスキー場開きなんかも。
ああ~やりたい!今年は何回行けるかな・・・

直売所の抱える問題・・・

2006年12月01日 | Weblog
今日は所属する直売所の忘年会。
とはいえ、今1つの問題を抱え、その説明会を兼ね。

二人居たパートさんの一人が今年5月から産休。
今年一杯で復帰の予定も、どうやら難しいらしい。
その間、一人分を会員の当番で埋めていきた。
店の売上も中々思うように伸びずにおり、それなら
ば来年以降もパートは二人に戻さず、一人プラス会員
の当番で埋めようという話に。

正直なところ、これはキツイ。
自分らで運営しているとはいえ、商売的に見れば
卸先の1つという見方が強い。
そのため、現在一月に一度程度の当番が、月二回に
なるというのはとても負担。
各家計の収入プラスαで参加している会員からすると、
「自分たちの店なんだから、当番増えてもしょうがない」
という理屈は正しくても、我々の場合、家族も少ないし、
当番の為に誰かを雇う、という事態にまで発展しかねない。
本末転倒になってしまう。

先日、会員に説明する前に、役員会でも徹底論議。
10人程でトコトン想いのたけをブツケ合った。
が、孤立。
今の状況、売上が立たないから人件費が出ず、当番という
のは仕方ない、しかし前述のような自分の思い、それとは
別に「直売所」としてプラスに転換する為の戦略が全く出
ない事に少々残念な思いが。
商売はいい時も悪い時もある。だけれど、経営というのは
戦略無しにはあり得ないという思いもある。

直売所とはいえ、大きいところは別として、生産者から直
仕入れというのは今やありふれて「売り」としては弱い。
そんな転換期だからこそ、どう上向きに持っていくかという
話し合い無しに「現状こうだから皆今後も当番よろしく!」
というのは尻すぼみになりそうで「みんなこれでいいの?」
という距離感を感じてしまう。


大きく分かれるのは、前述のような「家計の収入+α」派と、
「その出荷商品で全ての家計収入をあげている」派の二つ。
もともとの直売所の設立者である加工品出荷者は私と同じ
考えであり、その他は前者の意見。

今年も各地で産地廃棄、市場で価格が付かないほど暴落した
野菜畑を自ら踏みつぶす光景がニュースになったけれど、
私はまだまだ半人前とはいえ「農家も自営業」という意識で
やっている。もっと自前の販路なりを開拓すべきで、補助金
出るからいいや棄てちまえ~!というのに安易にのるのは
どうかと思ってる。

兼業が当たり前で言葉上今の農業を憂う前に、もう少し現状
を踏まえて物事にあたらないとまずいんではないか?と常々
思う。

話が逸れたけれど、直売所の今後も、そんな内容を含むんじゃ
ないか、と思ったのです。
今のままでは足の引っ張り合いに成りかねない・・・
まだ結論は先だけど、さてどうなるやら・・・