よっちゃん農場のドタバタ日記

「よっちゃん農場」の日常。
 ~いち農家から小さなブランド作りの奮闘記~~

新宿高島屋より佐藤課長来訪。

2012年06月22日 | 復興プロジェクト


新宿高島屋で3月に東北村で出展しました!
東北村をやるぞ!と皆で決めてから、一番最初にあげてくれたのが新宿高島屋だったのです。

担当の佐藤課長には大変にお世話になりました。
東北のモノづくりをもう一度!しっかりと!面白く!と集結したものの、
まだまだ未熟な中で一週間受け入れてくれました。

売上はボッコボコで大変ご迷惑をおかけしましたが、
我々のこれから、に大いなる期待をしていてくれて、
それ以来、東北村を叱咤激励してくれています。
名誉村民でもあります。

そんな佐藤課長がなんと我が家を訪れてくれました!
東京の百貨店の方が来るなんて…伊勢丹以来です!


大変楽しくお話させて頂きました。
商品づくりはもとより、
「東北人らしさが皆さんのいいところ。売れる商品づくりも頑張って欲しいけれど、どうせならみんなの人格丸出しで突き抜けちゃって!」
と、楽しいアドバイスもいただきました。
いわゆる私らのイメージする”百貨店の人”らしくないところが変わっていて、
きっと会社では私らと同じようにご苦労されていると思います(笑)


帰りにはうちのお恥ずかしい知恵と工夫の手仕事加工場も見て頂き、作業の説明もさせていただきました。
すると、


「今はちょっと売れる商品が出来るとすぐに、機械を入れて大量生産になっちゃう。それもいい。

 けど、商品に対する思い入れ、というのかそれが薄れちゃって単なる作業、機械任せになっちゃってるのも多いんだよね。

 ”手仕事”って大変だけれど、例えば
 
”ふた締めながら、ラベルの位置を気にしたり、割れはないか”とか、自然に商品そのものに集中するというか、
 
 ちゃんとチェックしたりするし、売る側としても一番信用できるんだ。

 大変だろうけど、がんばってよ!」

と、一言。単純な私はジーンと来ました(笑)。




また、佐藤農場に案内した時のお話では、

「今、東京ではものを売る、という場面において、お客さんと作り手売り手の距離がすごく離れちゃっている。
 
 売上とかよりも大事なのは、モノを作る人、買う人の”つながり方”なんだ。

 老舗でも、単にのれんを守ろうと売上を追っちゃってるところはダメになっている。

 やっぱり原点は、商品を介して、人と人がつながるってことを考えないとダメと思う」

と熱く語っていただきました。


んでもって「来年1月来てよね!」とハッパかけられました。

その一言だけには「ん~~。どうせなら東北の大収穫の季節”秋”に呼んで下さい!」と小さく反論。

どうせなら流通あっての商品づくりではなく、

商品、私らは特に農家だし、そこを原点にした流通に変えるくらいの力をつけないとね!と思いました。




課題もてんこ盛りですが、一歩一歩!
収穫の多い一日になりました。


あ、そういえば今実験中の「よっちゃん×蜂屋」のコラボ餃子も試食していただきました。
回答は「もっともっとこだわって!まだまだ!」と厳しいお言葉。
中途半端はダメですね~。





佐藤課長、ありがとうございました!!!!!










最新の画像もっと見る

コメントを投稿