海の命 3の場面 「海に帰ったとはどういう意味だろう？」

T：まず答えを予想してみよう
①海がいつもいた場所だから。
②千匹に一匹をとって海で生きてきたから、
③海に住んでいたから。
④海に一生を捧げたから。
⑤亡くなった。
⑥太一の心の中でいつも支えている。

S：多数決を取る前に「帰る」の意味を考えた方がいいと思う。
S：帰る＝もとの場所に戻る。
S：帰る＝来た人が去る
S：去る＝いなくなる。
S：つまり、もう会えないという意味だね。

S：もともと与吉じいさは、「千びきいるうち一ぴきをつれば、ずっとこの海で生きていけるよ。」と言っていた。
S：海は、与吉じいさにとって、家みたいな物だった？
S：去るは居なくなるで、会えなくなるだから、死んだってことだね。
S：海が、家のようなものだった与吉じいさが、死んだら、家である海に帰ったっていう意味だね。

S：毛布をかけて眠っていた。はそういう状況を見たってことだね。
S：亡くなって、お葬式をしたときの描写だと思う。

S：「おかげ」が、気になるんだけど。
S：おかげ＝人から受けた恩
S：教えてもらったって事。
S：与吉じいさは、知っている知識を太一に教えた。
S：千びきいるうち一ぴきをつれば、ずっとこの海で生きていけるよ。と教えてくれたこと。

T：今日の課題、海に帰ったとはどういう意味だろう？を解決する証拠の入っている文はどこ？

S：太一は全てをさっとった。

S：悟る＝①深く理解する
　　　　 ②気付く
　　　　 ③迷いから覚め正しいこと子気付く
　　　　 ④分かる
S：全て＝①全部
　　　　 ②すっかり
　　　　 ③残らず
　　　　 ④何もかも
　　　　 ⑤物事の全体

S：太一は、何もかも分かったということ。

　

S：全てって何だろう。
S：ミニ問題だね。
S：太一は何が分かったか?
S：全てだから、全部。
S：何個ぐらい？
S：全て。
S：じゃあできるだけみんなで見つけよう。
S：15個ぐらい見つけてみよう。
・海に帰った
・死んだ
・毛布を掛けていた
・眠っていた
・真夏だった
・のどまでかけていた
・自分が最後の弟子だった
・自分は与吉じいさに感謝していた
・もう会えない
・海を引き継がなくてはいけない

S：海に帰ったとは、ただ死んだことが分かったのではなく、こうしたこと全てが分かったときに、口から出た言葉。
S：つまり、全てを悟ったから、言えた言葉。