出張から帰ってくると、2年生の担任二人が「お手紙」の指導案作りの真っ最中でした。おもしろそうなのでその中に入れていただきました。
ふたりとも かなしい気分で、げんかんの前に こしを下ろしていました。から問題を見つけます。がま君が悲しい気持ちなのは分かります。
「だれも、ぼくに お手紙なんか くれたことがないんだ。 毎日、ぼくのゆうびんうけは、空っぽさ。 お手紙を まっているときが かなしいのは . . . 本文を読む
理科の時間、できるだけ観察や実験の時間を多くし、私が解説する時間は少なくしています。残った時間はノートとじっくり対話させようと思っています。
理科は理科室で行うことがほとんどです。理科室ではグループになって学習しています。
そこで「理科の時間は、理科に関することならどんどん自由に話し合っていいよ。遠慮せずに、隣やグループで話してね。『ノート見せて。』『さっきの結果、どうだっけ?』『この実験結果 . . . 本文を読む
土地のつくりと変化
ここまで、山の土が流れる水の働きで砕かれ、小石や砂や粘土になって海に流れ込むところまで学習を進めてきました。
実際の手頃な崖はこの近くにはありません。教科書に載っているようなきれいな縞模様はない土地なのです。ここ天竜の土地は、比較的新しい地層から大昔の固い地層までごちゃごちゃに寄せ集められているからです。ちょっと場所が違うと、もう時代も作られた場所も違うのです。
しかし、 . . . 本文を読む
平野先生が、先日の話し合いを受けて指導案を書き直して見せてくださいました。
前回は「大工さんは、なぜわらぐつを買ったのだろう」という問題を「ふうん。よし、もらっとこう。いくらだね。」から解いていく指導案でした。
子ども達から出る答えの予想としては①おみつさんと仲良くなりたいから②わらぐつが気に入ったからと考えていました。
指導案を見ると、平野先生の解釈は「②わらぐつが気に入ったから」で通され . . . 本文を読む
6年生の理科は毎年のように指導しているので、何をどう教えたら分かりやすいのか見当がついています。ですから、少し先を見通して工夫することもできます。
しかし、5年生の理科は久しぶりです。なかなか、楽しい授業、興味深い授業をしてあげられなくて申し訳ないと思います。
今は「植物の実や種のできかた」という単元に取り組んでいます。動物は雄とメスが受精して卵が成熟し、新しい命が生まれることを1学期に学びま . . . 本文を読む
青空の下、運動会が行われました。
この空の青さを見ると、ぬかるみの中、いつ雨が降るか不安な気持ちで21日に無理して行わずに良かったと思いました。
開会式。子ども達はとてもいい顔をしていました。どの子も主役、そんな雰囲気を感じました。
一つ一つの演技も、抜けるような素敵な青空をバックに、躍動感にあふれた力強さを感じました。
閉会式もこんな素敵な青空。この青空に、子ども達の歓声がよく響 . . . 本文を読む
少し遅くなりましたが.....
毎年夏休みに子ども達は理科の自由研究に取り組みます。昔は、ほぼ全員取り組んだように思いますが、最近は自由参加になったし、手がかかるので参加人数はとても少ないです。
ただ、今年は4~6年の理科に入っているので、その内容について興味がありました。夏休みに入る前に、「そんなに、難しいことをやる必要はないよ。授業でやった事を、もう少し詳しく、自分の力でやるといいよ。」と . . . 本文を読む
平野先生のプランをいただきました。およそ次のような流れです。
問題は「大工さんは、なぜわら靴を買ったのだろう。」①おみつさんと仲良くなりたいから②わら靴が気に入ったから
わら靴を買おうと決めたのはどこだろう。「ふうん、/よし、/もらっとこう。/いくらだね。」
「よし=決意」ここが、わら靴を買うと決めた瞬間。その前に、考えるはず。それが「ふうん」
ふうん=感心する反面、怪しむ気持ちがある。「 . . . 本文を読む
わら靴の中の神様を11月に平野先生が授業します。きっと素敵な授業になります。
運動会が終わったら、きっと教材解釈や授業展開の構想づくりが本格的に始まるはずです。(もう、およそできているのですが..)その話し合いに入れてもらえるように、少しずつ私も、このお話を読み直してみたいと思っています。
さて、追求方式の授業のやり方を知ってから、考えてみれば「わら靴の中の神様」の授業をしたことがありません。 . . . 本文を読む
6年生の理科「種類の違う地層の砂や小石がどこから来たか」
地層の砂や粘土や小石が、もともとは陸地にあり、流れる水の働きで一度運ばれてつもったことを学習していきます。その際、課題は子ども達の作った課題で解いていきます。
子ども達は、小石や、砂や、粘土がそれぞれ別の場所にあり、それが別々に積み重なったと考えています。しかし、実際は流れる水の働きによって、岩が小石に、小石が砂や粘土に砕かれて濁流の中 . . . 本文を読む
運動会の総練習が行われました。
暑い中、開閉会式、児童会種目、全校表現について通して練習しました。
先生は、子ども達の中から出て、指示せずに子ども達に、自分で考えて行動することを求めました。1年生でも。
考えながら歩いている子の目は黒く見開かれ、そこからは「力」が感じられます。
二人同時に側転をする子達は、前を向きながら息で体を吸い上げ、互いに相手の気配を感じぴたりとタイミングを合 . . . 本文を読む
いくつになっても、手紙をもらうのは嬉しいものです。1学期の終わりに、こんな手紙をたくさんいただきました。
今年は、いろいろな学年に出入りでおじゃましています。そのなかでも一番たくさん係わっているのは6年生です。担任の先生が、忙しい時間の中で書かせてくださったのです。
ほんの一部ですが、こんな様子です。きっと子ども達も私にずいぶん気を遣って書いてくれているのでしょうから、全てその通りに受け取 . . . 本文を読む
ゆみこ/は、/とうとう/なきだして/しまい/ました。
この中のどこに、お父さんがゆみ子を泣きやませる目的があるかを探ります。
その目的は2つ考えられます。①目的はお母さんのため②目的はゆみ子のため
泣く=悲しみ・苦しみなどを抑えることが出来ず(言葉にならないで)涙が出る。だす=…し始める。だから、ここまで泣かずにこらえたのに、満たされない気持ちを押さえられなくなったのです。
. . . 本文を読む
以前一つの花について、次回に続くと書きました。
そこまで危険を冒して、お父さんがコスモスを取りに行くのはどうしてかということです。
少し整理します。それぞれの段落のおかしい点です。
18段落→(1)いきなりいなくなるのがおかしい 「なぜその部分が変なのか考えることで、追求する動機が生まれる」 「いよいよ汽車が入ってくるというときに . . . 本文を読む
組み体操でなく、表現活動と考えています。「組み体操の目的=整然とした美しさ、力強さ」「表現活動の目的=自分の体の動きや周りの友だちの意識などを読み、どう調和させるかよく考えることを通して、自分を開き考えることのできる賢い子にする。」辺りかと思います。
つまり、言われたことを言われたとおりにやる子を育てるのではなく、今何を、どのようにやると奇麗に見えるか、調和するか考える賢い子にしたいと思います。 . . . 本文を読む