totoroの小道

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2007 海の命 8時間目

2022-03-13 14:14:23 | 6年 国語

海の命 学び合い(8時間目)

T:今日は与吉じいさとの関わりの後半です。まず、この部分を音読してください。
T:おかしな所は?
S:村一番の漁師だと、なんで太一の海なの?
T:この与吉じいさのことばを、男の子読んでみて。
男子+1:おまえは気付かないだろうが.....お前の海だ。
T:うまいなあ。気持ちが入ってるね。じゃあ今度は女子ね。
S:ハハハハ....あれぇ、間違えちゃった。男子の時に読んじゃった。
S:え、Sさん、男子と一緒に読んだの?
S:うん。アッハッハッハ....
T:今朝、校長先生が話したね。
S:うん、間違えるところから始まるって。
T:Sさん、間違えてくれてありがとう。(おかげで、クラスが明るくなりました。)
T:では、今度は女子ね。
女子:おまえは気付かないだろうが.....お前の海だ。

T:女子も上手だね。「よ」が心がこもってるね。
T:何が変なの?
S:お前の海。
S:太一の海って事。
S:太一の持ってる海。
T:ヒントを探していこう。どうしたらいい?
S:切る。
T:どの段落に入ってる?⑬~⑮
⑬ 29人
⑭   0人
⑮    0人
T:Mさんの多数決の取り方がうまいね。余計なところから消していっているね。
T:では⑭の中ですね。

T:さあここからどうしよう。変なところある?
S:切ってみる?
S:最初の文は.....もらした...
S:フフフフフフ.......
T:変なこと、想像してない?
S:ハハハハハ....
S:声を漏らしたんだよ。
S:漏らすのは、おしっこだよね。
T:今朝、先生の子どもがおもらししたんだよ。朝、仕事してたら、おとうさ~んって。S:えっ、先生の子が?6年生でしょ。
T:いえいえいえいえ、一年生の方だよ。
S:あ~ビックリした。6年生がもらしたと思った。
S:声をもらすっていうよ。
S:つい、でてしまう。
S:もらしたの上に「ふっと」があるね。
S:息とともに出す。
S:不意に出す。
S:おかしくて、不意に小さな声をだす。あっ間違えた。これは「ぷっと」だった。
S:ハハハハh..........
S:ふっとと、ぷっとは近いけど違うね。
S:前後の脈絡がなくて、その事実が突然出る。
T:突然だ!!突然出ること。

S:何で今そんな話をするのって感じ。
S:頭の引き出しが急に開いたんだ。
T:関係ないのに突然、声をもらしちゃうこと。
S:それって、本当のことだね。
S:正直。
S:口が滑った。
S:本当のことを言っちゃった。前から思ってた。
S:前から、村一番の漁師だと思ってたんだ。
S:まだ言っちゃダメだと思っていたんだ。

T:本音?
S:太一は村一番の漁師だということ。
T:本当?だって他のことも言ってるよ。どれが本音なの?
①自分では気付かないだろう。
②お前は村一番の漁師だ。
③太一、ここはお前の海だ。
S:全部。
S:グループで話し合ってみよう。

T:どれ?
S:先生、一つにできないよ。
S:ぼくは2番です。
S:ぼくも2番です。
S:2つあってもいい?
S:Yさんが質問があるそうだけど。
Yさん:話はずれるけど、お父さんが村一番の漁師だったときは、お父さんの海だったの?

T:それを解決しておこう。
S:お父さんが一番の漁師の時はお父さんの海で、太一が一番になったら太一の海?
S:お父さんは、海の恵み。
S:与吉じいさは、千匹に一匹
S:二人の考え方はいっしょ。
S:神さまが授けてくれた物。感謝しよう。
S:村一番の漁師は、海に感謝する人。
T:村一番の漁師って、なんだ?
S:魚や海を大切にする人。
S:流れの速い瀬で、漁をする人。
S:魚の命をだよ。
①感謝する人。
②流れの速い瀬で、漁をする人。
③魚の命うや海を大事にする人。
S:私は、魚の命を大事にする人だと思う。
S:だって、村一番の腕のいい漁師じゃないの。だれにも潜れない瀬に潜る。
S:魚の気持ちが分かる人だよ。
S:漁の一番うまい人はどう?

T:多数決をとるまえに、もっとまとめられるね。
S:うん。①と③は同じ。
S:そうだね、魚の心を大事にしてる。
T:では、②は?
S:技術だね。
S:①と③は心を大事にしてるね。
①③ 心の優れた漁師    29人
②    技の優れた漁師       0人
S:魚の命を大切にする。感謝すると、魚は減らないから。
S:魚の命を大切にする心がある人。技術はもちろんほしいけど。
S:どんなに腕のいい漁師も、魚を捕りすぎてはだめ。ありがたみを感じている人の方が立派な人だと思う。
S:流れの速い瀬でどんなに腕がよくて、たくさんの魚をとっても、与吉じいさの言った千匹に一匹の教えを守れないから、それに命をそまつにするから、心の優れた漁師のことだと思う。
S:技だけでは、与吉じいさに勝てっこない。
T:与吉じいさは最初に
S:魚が死んでいくときにこんなに苦しむんだよって教えたんだね。
S:一番だから、獲ろうと思えば獲る技術はある。でも心が優しいんだね。
S:すると、おとうさんも村一番の漁師だね。
S:海の恵みだからといって、心があるね。
S:そういう人たちの海だね。
T:すると、太一のお父さんの海でも
S:ある。
T:与吉じいさの海でも
S:ある。
T:○○の海っていうのは、うんと心の広い人の海っていう意味だね。
S:そうすると、ここは、太一の海だね。

S:与吉じいさの言いたいことは、②だけでなく③のお前の海も言いたいんだね。
T:そう、もう、仲間だよって。でもこう言っているね。
S:自分では気付かないだろう。
S:太一は、分かりっこないっていってる。
S:今は、分かってない。

T:まとめを書きましょう。


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