今日は参観会。子供達は大変緊張している。
今日は2の場面。「なぜ最初の予定通り謝らなかったのだろう 」という課題だ。これは最初の感想の時から子供達が疑問に思っていたことだ。
授業が始まった。目当てを書き終えた子供達が、2の段落を音読し始める。
音読が終わったところで今日の授業が始まる。
T:目当てを読みましょう。S:なぜ最初の予定通り謝らなかったのだろう。
T:目 . . . 本文を読む
T:今日の課題は何でしたか?S:なぜ新記録なのだろう。T:調べなくちゃいけない言葉があるよね。S:新記録。S: 新しい記録。S:今までの記録を破る最高の記録。S:文の中で言うと「ごめんなさい」を岩内記録。S:丸1日経っても言わなかった。S:新しく作られた一番良い記録。T:えっ、良い記録なの?S:本人にとっては良い記録だよ。S:え、本人にとってもあまり良い記録じゃないと思うよ。T:じゃあ、どっちか多 . . . 本文を読む
前日までに見つかった「変だ、おかしい」の中でも、段落ごとに一番おかしいところを見つけて行った。
これも、新年度になり新メンバーになったので、少し時間をかけてじっくり話し合った。良い課題ができなければ、良い学びは生まれない。良い課題ができた時点で、ほぼ良い学習が保証される。
T:1の段落のおかしなところを発表しましょう。S:言うもんかは倒置法になっているし、何度も出てくるから . . . 本文を読む
カレーライスの、課題作りに取り組む。
今年になって初めての国語なので、時間をかけこの一年行う学習の方法を教えていった。
学習は、問いから生まれる。子供って、目の前に解決したい課題があれば、答えを自ら知りたいと思うものだ。つまり、良い学習課題、知りたい、心からどうしてだろうと思う問いを見つけることが大事なのだ。問いが見つかれば、子どもたちの学びはそこから始まっていく。
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縄文時代の衣食住について調べた
教科書の、縄文時代の生活を予想した図から、衣食住について調べてみる。まずは、お墓を調べることになった。
次に、建物
次に人々の暮らしぶりの様子
最後に食べ物について
縄文時代の特徴は、もちろん縄文土器にあるが、人々が仲良く、仕事を分担して暮らしていること。なんとなく、のんびりしていること。階級の格差が見られな . . . 本文を読む
前回、「カレーライス」の授業を行ってから10年が過ぎた。当時は、まだ「授業研究の会」の国語がよく分からず、河島先生に教えてもらい、子供たちに教えてもらい、同僚に教えてもらい、宮坂先生に介入して指導していただき.....という時代だった。
さて、10年経って、自分に授業の力は少しは着いているのだろうか?少なくとも、「ねばならない」からは卒業したと思うし、「形」にこだわらなくなった。渡辺先生が教えて . . . 本文を読む
この物語の題はなぜカレーライスなのか、が残された課題です。これを話し合いながらこの物語の主題を考えてみたいと考えました。
①お父さんとひろしを仲直りさせたのがカレーだから。②カレーが好きだから。上手だから。③毎回カレーだから。の3つの意見がでました。
①の根拠は、最後にカレーを一緒に作ることで仲直りできた。②の証拠は、お父さんは下手だけど特製カレーって言っているから上手なつもり、などと出ました . . . 本文を読む
最初は5の段落で気持ちが変わったと考えていました。
でも読み込んでいくと、5の場面ではもう謝ろうとしていることが分かりました。では、謝る気持ちに変わったのは4の場面にあるのではないかと考え、この日は4の段落にもどって考えました。
キーワードは、「目玉焼き」「お母さんの描いた似顔絵」の2つ出されました。
目玉焼きの意見が圧倒的に多かったので、目玉焼きについて調べることになりました。
目玉焼き . . . 本文を読む
問題は「絶対にあやまらないと思っていたひろしは、どこであやまる思いに変わったか。」です。
3の段落 4の段落 5の段落 6の段落に入っていると子ども達から出てきます。
決を採ると、4の段落と5の段落が半々です。4の段落か、5の段落に、変化した何かがあるんだね。それは、どの言葉?からこの日の話し合いが始まりました。
最初は5の段落だという意見が圧倒的でした。言える言えるって書いてある。これは . . . 本文を読む
Aさんが、一生懸命に話し始めてくれたおかげで授業が動き始めます。「小問題は あやまれば仲直り完了と分かっているのになぜあやまらないか です。」
6つぐらいの意見がでました。6つじゃ、多いね。どうしたらいい?と、聞いてみました。まとめる~
といいながら、一生懸命に黒板を見ます。そして2と4は一緒だね...と同じものを探します。が、今回はどうしてもそれ以上同じものがありません。子ども達の方から、先 . . . 本文を読む
ここで問題になったのは、お父さんは自分のカレーが「下手」というのを自覚していたかしていないかです。
自覚していた 4自覚していない 24 からスタートしました。
自覚していない。自覚してないから、大盛りのカレーを..自覚していないから、そら食べろって言えるんだ。ぱくついたって書いてあるよ。だれが「ぱくついた」の?「お父さん!!」「特製って書いてあるよ。」特製って、おいしいっていうことだと思う。 . . . 本文を読む
前回最後にノートに書いておいた、「もっと、こう、なんていうか、もっと――。」のダッシュに入る言葉から考え始めました。
ノートには①お父さんの性格がいやなんだ②大人っぽいことなんだよ③子どもっぽいと思われるのはいや④幼稚園扱いじゃなく6年生として扱って⑤もっとかっこいい感じ⑥も~どうでもいいや⑦感情をちゃんと出してる。の7通りの答えが書かれていたことを紹介した。
「この次にどうするの?」と訪ねる . . . 本文を読む
「ひろしは、自分が悪いのに怒っているのはなぜか」①いきなりコードを抜かれたから②お母さんがお父さんの味方をするから③お父さんが子ども扱いするから
この、大問題がどうもすっきり解決しません。そこで、今日もこの課題を解決するために、小問題を解決していきます。なぜなら、このカレーライスのクライマックス場面は、主人公のひろしがこの大問題を自分の力で解決していくからです。
まず、1の場面の問題はほとんど . . . 本文を読む
カレーライスの第一場面に挑戦子どもの作った小問題の、「ぼくは悪くない」→「じゃあ、だれが悪いのか」から入った。登場人物 ひろし お父さん お母さんを押さえ、この問題ではお母さんははずして良いことになった。ひろし19人 お父さん1人 両方9人ひろしも自分でも悪いと思っていることが多数根拠として出された。
だた、発言が第三者的に、外から眺めてひろしも悪いよという趣旨の発言が続いた。
もう . . . 本文を読む
T:昨日はだいぶ主題が分かってきたね。T:今日はさらに主題に迫ろう。S:主題を考えるには、やっぱり「題名」を考えなければいけないね。
S:わらぐつの中の神様S:わらぐつって分かるけれど、神様って何だろう?
S:私は国語辞典で神様を調べたんだけど「人の知識にはない不思議な力のある存在」って載っているよ。S:私の時点には「人間にはない知識や大きな力をもつ」ってあるよ。①人の知識にはない不思議な力の . . . 本文を読む