5年研修があった。これは、指導教官が6年目の先生の所に来て授業を参観し、事後指導をするというものである。師弟制度のようなものと考えてよい。
私は初任者研修の担当をしているので、チャンス!!と思った。彼を空き時間にしてお願いして、彼がその授業を参観できるようにした。事後指導にも入れてもらった。
私は、彼の空き時間を作るために授業は参観できなかった。ただ、指導案作りには少し係わったので事後指導の様 . . . 本文を読む
4年生の合唱の指導。
今まで、歌っている表情を記録してきてみてどうしても、女の子の方が歌う顔をきちんと作れる傾向にあった。
しかし、ここにきて男の子の中にも数人しっかり意識して顔を作ろうとする子が見られるようになった。
音楽の授業ではあるが、少し道徳的な話をしている。
人と動物って違うでしょ。もちろん、動物にも感情があるけれど心の働きが、人間は動物の何倍も豊で、複雑なんだよ。だから、心を大 . . . 本文を読む
ずっと貧乏なtotoroはもちろんリゾートなんぞに泊まったことはない。だから、まるっきしの想像だが我が家は、リゾートなのである。
暑苦しい夜が続く。冷房を使えない我が家は、窓を開け扇風機を掛けて、この夜を過ごす。
夜が明ける頃辺りが白々してくるとすぐそこで、ホ~ホケキョ ホ~ホケキョ テッペンカケタカ テッペンカケタカカッコー カッコートッキョキョカキョク トッキョキョカキョ . . . 本文を読む
1年生が担任の先生一人では大変そうなのでちょっと時間ができると、たま~に支援に入る。
今日は、「くちばし」という説明文の走りの勉強をしていた。ちょうど、この前授業研究の会で学んだので、あれこれ考えながら支援していた。
※ちょっと正確には思い出せないけれど、だいたいこんな文章だった。(オウムのくちばしの話題)
ふとくて、さきが まがったくちばしです。 これは、なんのくちばしでしょう。
これ . . . 本文を読む
絵画に取り組むとき、どの子もよい作品を作りたいと考える。
その際、私たち教師が支援できることは大きく分けて三つだと思う。1 構図・構想など根幹に係わる部分。2 下絵。3 色塗り。
その他の、感性の部分は、偶然見えた部分を褒めて伸ばしたり友達同士学び合い、感じ合い、高め合っていってもらうしかない。
3 色塗りでも、私たちが支援できることと、出来ないことがある。
できることは、 . . . 本文を読む
手抜きと言われればその通りですが私は、子どもたちの家庭学習の丸付けを、授業中に子ども同士で行っています。
私は、級外です。時間単位で、あのクラス、このクラスと移動して授業をします。他の先生より空き時間は多いのですが、その分助勤が多いです。
また、お客さんの対応やら、提出文書やら、必要な子の支援やらでなかなか宿題をきちんと見てあげる時間がとれません。
宿題って、出したからにはしっかりと丸付 . . . 本文を読む
筍の絵を通して、子どもたちにはパレットの指導をしている。
同時に、子どもたちはあまり分かっていないが画用紙上での混色にも取り組ませている。
まず、下絵を描く。
混色その1 黄色パレットに黄色を大量に作り、筍をまず黄色に塗る。こんな具合になる。これは、筍の皮をむいたときに、中の若竹が黄色に近い黄緑色だったからだ。
混色その2 黄色の上に、「茶色」「緑」を重ね . . . 本文を読む
算数の時間、私は時々こんな事をする。
まず、全員に同じノートをつくらせる。
これは、子どもたちに授業の前半の時間で書かせた内容である。昨日の復習だ。(定着に自信がなかったので、確認のために行った。)
できあがると、子どもたちが、ノートを持って集まってくる。そして、互いのノートを比べながら、順序を付け始める。誰のノートが、見やすいかの順序である。「こっちの方が、見やすいよ。」「こっちの方が、字 . . . 本文を読む
6月の授業研究の会では、海をかっとばせの、四の場面について皆で勉強会を行った。色々と、おもしろい発見があった。
授業者である若い先生は、四の場面で、主人公であるワタルの気持ちが最も分かる箇所として「もう夢中だった。」をあげた。夢中=(一)夢の中(を見ている間)。 (二)何かにひどく興奮した勢いで思いきった事をする様子。 (三)何か一つの事に心を奪われて、 . . . 本文を読む
Oさんは、不器用だ。
だから、頭で分かっていても、それが実行となるとなかなかすんなりといかない。
今、タケノコの絵を描いている。タケノコを感じたように表現するのが目的ではあるがそれだけが、目的ではない。
その作業を通して、集中したり、考えたりする「賢い子」を育てたいと考えている。また、その作業を通して、図工の基礎基本を教えたいとも思っている。
色塗りでは、パレットでの混色と、画用紙の上での . . . 本文を読む
とんびの斉唱を通して、美しく響く声を体得させたいと思っている。
美しく響く声が出たら、だれもが音楽が楽しくなるはずだ。では、どうしたらそんな声が出るのだろう?
音楽の専門に聞けば、「頭声発生をさせる」に集約されるのだと思う。では、どうしたら、音楽の得意な子のみならず、不得意な子も皆、頭声発生にもっていけるのだろう?そう考る。
今週も、それを試みた。
頭声発生は、声を軟口蓋に当て、口の中で声 . . . 本文を読む
何しろ、出入りで図工を行うと、なかなか、ちっとも進まない。
週に隔週で1時間・2時間の指導時間しかない。1時間しかない時は、準備と片付けの時間を考えると実際に活動するのは30分ぐらいかな?それに、行事でけっこうつぶれたりする。
担任の先生も、参観会に飾りたいみたいなので、とても申し訳なくも思う。でも、かといって、さっさと仕上げて適当に塗ってとも言えない。
いつになったら、完成するのやら。
. . . 本文を読む
例年、通信票の所見にできるだけ「できる」という言葉を使わないようにお願いしています。が、今年は職員会議の提案から削除しました。
「できる」について、私はこう考えています。
国語辞典で調べるとこのように載っています。「できる」の意味=①それまでなかったものが新たに生じる。発生する。出現する。生まれる。 . . . 本文を読む
「何してるんだ、そこで。」ふいに、そばで声がした。顔を上げたワタルの前に、男の子が立っていた。白いぼうしに青い服の、ちっちゃな子。「だれだ、おまえ。」ワタルはきいた。ちっちゃな子は、それには答えず、「何してるんだ、そこで。」と、また言った。「見リゃ分かるだろ。すぶりさ。」「すぶりって。」「野球のバットをふることさ。」「なんだ、野球か。それなら知ってる。はまべに来た人たちがやってるからね。でも、あれ . . . 本文を読む
本年から新指導要領の本格実施が始まり、それに合わせて教科書が新しくなった。新しい教材について、実践例も既成の解釈もないので、授業研究の会で皆で考えてみた。
4 海には、だれもいなかった。浜辺に打ち上げられた流木が、クビナガリュウみたいに寝そべっていた。こわいのをがまんして、ワタルは、砂浜にかけ下りた。
海にはを調べてみる。「に」と「は」を調べる。(に=動作・作用が、その相手に対し . . . 本文を読む