3年生の小単元に「修飾語」が取り上げられていました。
ふと、おもしろそうな授業が思い浮かびました。カードを使って、「修飾語ごっこ」で遊べそうだと思ったのです。
文を構成する最小単位は、「主語」+「述語」です。今これを、「私は」「書いた。」という二枚のカードで示します。青い四角のカードが「主語」 赤い四角のカードが「述語」とします。
これに修飾語のカードを、どんどん付け足していくのです。こ . . . 本文を読む
2年生、どうぶつ園のじゅういの授業です。
説明文でも、教師が子どもたちの発言の微妙な違いを聞き逃さなければよい話し合いができます。
この日は、夕方の飼育員のしごとを探す学習です。T:獣医さんの仕事は、何ですか。線を引きなさい。子どもたちは、朝の仕事、昼の仕事と勉強してきたので、すぐに下図の赤線の部分を見つけました。
しかし、担任の先生はその微妙な違いを聞き逃しませんでした。そして . . . 本文を読む
http://www.geocities.jp/totoroguide/heaventry/0606.htmlhttp://www.geocities.jp/totoroguide/heaventry/0703.htmlhttp://blog.goo.ne.jp/totoro822/e/6d4c44821ec643eed325ece998bbeb4fhttp://blog.goo.ne.jp/to . . . 本文を読む
10月の授業研究の会では、「手ぶくろを買いに」の教材研究を行いました。以前教科書に載せられていましたが、現在は採用されていません。川村先生が、指導主事訪問で複式の国語の授業に挑戦します。
川村学級ではすでに学びが始まっています。主人公を子ギツネとし、子ギツネの「変だ」「おかしい」から大問題も見つかっています。今回は、その大問題で学んだ場合のシミュレーションをすることにしました。
大問題は「こぎ . . . 本文を読む
どうぶつ園のじゅういは説明文です。2年生では、たんぽぽのちえに続いて2度目です。
説明文は1の段落が大事になります。ここに、作者が何を伝えたいかが書かれているからです。
題名は「どうぶつ園のじゅうい」ですが、何度も仕事という単語がでてきます。「どうぶつ園のじゅういの仕事」について伝えたいと言うことが分かります。
ところで、子どもたちにとってどうぶつ園はなじみが深いですが、じゅうい . . . 本文を読む
お手紙の教材研究を行った。この教材は、子どもたちが主人公に同化し、主人公になりきって楽しく読める教材だ。楽しく何度も読んだり、役割演技をして表現したりすると良いと思う。しかし、楽しい教材だからこそ、大事な部分は、しっかり読み取りの学習をするとよい。好きな教材ならば、多少難しい事項でも、思えば子どもたちは追求していく。そして、子どもたちを賢い子どもに育てることができる。全てを細部にわたっ . . . 本文を読む
10月の授業研究の会では、大造じいさんとガンの読み取りを行う予定だった。しかし、私の進行がうまくなくて十分な議論の時間がとれなかった。
時間の経過と事実の関係を正確に読むことで、大造じいさんの気持ちを順を追って読み取ることができる。そこで終わってしまった。そこで、教科書の記述とそれぞれの位置関係を、時間の経過を考慮して絵に表してみた。
そして、あのおとりを飛び立たせるために口笛 . . . 本文を読む
ごんぎつねについて、インターネットでおもしろい記事を見つけた。ごんぎつねの名前の由来についてである。
新美南吉のつけた原題は「権狐」だ。「狐」は分かるが、「権」は何だろうという記事だ。その記事では、「権」は「権太」からきているという。さっそく辞書で調べてみた。
すると、「ごんた(権太)」という言葉が広辞苑にある。ごんた【権太】(浄瑠璃「義経千本桜」鮓スシ屋の段の人物いがみの権太の名に基づく) . . . 本文を読む
初任者の先生と、毎週一緒に初任研を行っている。
一昨日、彼女は具合が悪くなりお休みしたとのこと。まだ、本調子でないとのこと。心配です。そこで、「もし体調を考えて休んだ方が良ければ、私が代わりに授業をやっておくよ。」と声をかけてみた。すると、彼女は「それなら、totoro先生、私の代わりにごんぎつねの授業をして、見せてくれませんか?」「一度、totoro先生の授業を見てみたいと思っていたのです。」 . . . 本文を読む
3年生の先生が出張になった。助勤に入ることになったので、急遽「ちいちゃんのかげおくり」の授業をやらせていただいた。
子どもたちに聞くと、すでに全て学習は終わっているとのことだが、四の場面を用意した。この場面で子どもたちに考えさせたいことはいっぱいある。朝の光がさすとき、ちいちゃんはどこにいたのか?(かげおくりができる場所にいたのか)太陽は見えるのか。干し飯さえ食べられない体力・気力のちいちゃんが . . . 本文を読む
【文学作品とは】 文学作品には必ず伝えたいこと(主題)がある。主題を伝えるために、登場人物が設定され、主人公が変化するようにストーリーが工夫されている。ストーリーの中で、登場人物が成長・変化していく。その過程を通して、主題を表現している。
【主題に迫るための布石】 文学作品には、そうした登場人物が成長・変化していくための布石が埋め込まれている。受動的な読みでは見逃してしまう。 能動的に読むと、布 . . . 本文を読む
本時の授業で、子どもたちは集中して参加しているので合格点だと思う。もし、さらに高いレベ ルの授業を目指すのなら、以下のような発問をしてみるとよい。
せっかく意見が出ても、ただ聞 いているだけでは「右の耳から左の耳」に通り過ぎるだけになる。「知ったつもり」の知識が、 授業が終わっても「知ったつもり」のままで終わる。
出てきた意見を活用して、「おやっ」と思 わせ、子どもたちの頭を「考える」モー . . . 本文を読む
校内研修で指導案の検討を行った。
めあては ただの鳥に対しているような気がしなくなる、大造じいさんの心の変化を読み取ろう
これに対して、この段落のいくつかの大造じいさんの言動を調べて、最初は...次第に....最後に...といった変化を学ぶ計画になっている。
しかし、ただの鳥に対しているような気がしなくなる理由は、明確に載っている。
そこで、私ならどう指導するのか . . . 本文を読む