totoroの小道

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大造じいさんとガン 3.7

2022-04-03 20:57:03 | 5年 国語

T:大造じいさんは、57 58段落では、心を打たれ始めているけれど、まだ100%打たれていないんだったね。

S:今日は、どこで心を打たれたかを調べるんだね。
S:それは67段落だと思う。だって、67段落に「大造じいさんは強く心を打たれて」と書いてある。

S:でも、67段落には、なぜ心を打たれたのかは載っていない。
S:なぜ心を打たれたのかをさがせば、本当に心を打たれたのはどこかが分かると思う。

➀66段落 手を伸ばしてもジタバタしない。最期の時を感じて、せめて頭領としての威厳を傷つけまいとしているから、心を打たれた。
②65段落。いかにも頭領らしい、堂々たる態度で心が打たれた。
S:65段落には、「それは」があって、指示語だから、64段落と65段落はつながっている。じいさんを正面からにらみつけたのが、頭領らしくて、心を打たれた。
S:②は64 65だんらくとしたらいいね。
③64 65 66は一連のつながりがあるから、この全部を通して心を打たれてた。

S:もし、64とか65段落で心を打たれたのなら、66段落に「心を打たれた」と書いてあると思う。67段落に「心をうたれた」と書いてあるから、その直前の動作に心を打つものがあるのだと思う。

※多数決の結果➀66段落。

   

S:胸の辺りを紅に染めてぐったりしていたときは、まだ心は打たれていない。
S:残りの力をふりしぼって、ぐっと首を持ち上げたときも、まだ心は打たれていない。
S:正面からにらみつけたときも、まだ心は打たれていない。
S:もうジタバタ騒ぎません、でもまだ心はうたれていない。

S:じゃあ、それは、 最期の 時を 感じて せめて 頭領としての 威厳を 傷つけまいと 努力している ようでも ありました。のどこかで心を打たれた。


S:最期が最後でないのは、もう死ぬ直前と言うこと。
S:威厳は立派であること。
S:私は努力だと思います。国語辞典を調べたのだけど、「目的を達成するために、途中で休んだり怠けたりせず、持てる能力のすべてを傾けてすること。」と載っていました。目的とは、頭領としての威厳を傷つけないためで、もう、胸からいっぱい血が出ていて本当はぐったりしたいんだけど、休んだり怠けたりしないで、立てないけどせめて首だけを持てる力全部を使って持ち上げているってことが努力なので、そこまでするかって、もう大造じいさんは心を打たれたと思います。

S:賛成です。努力って頑張ることだから、本当はもう死ぬ時で頑張れないのに、頑張ってることが心を打ったんだと思います。
S:長い首を持ち上げたときも心を打たれかかっていたし、にらみつけたときも心を打たれていたけど、まだ100%じゃなかった。死の直前なのに全力で努力しているのをみて、100%になった。

    

T:では、心が打たれたのが100%になったのは、67段落でなく、66段落の
S:努力しているようでものところです。
S:努力しているではなく、努力しているようでもって書いてあるのは、本当は残雪は努力しているかどうかは分からないけど、大造じいさんにはものすごい努力に感じた。
S:もういいよ、ゆっくり休まないと死んじゃうよ、そんなに努力しないで頼むからって感じだと思う。

T:では、それで、まとめをかけますか?
S:はい。

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