totoroの小道

「挑戦することで、きっといいことがある」  http://www.geocities.jp/totoroguide/ 

授業研究の会(理論研修会)その2

2011-03-30 07:11:53 | 浜松授業研究の会
文学=体験を純化したり構想力を駆使したりすることによって得られた作中人物の行為や出来事の描写を通じて、「人生いかに生くべきか」という主テーマが読者の想像力と読解力と豊かな感性により自ら感得されることをねらいとするもの。と定義されている。つまり、文学作品は、科学的概念を駆使して組み立てられている。だから、文学作品を、自動的な読み(生活概念)で読んでも、ありふれた感想を持つだけでおもしろみがなくなる。 . . . 本文を読む

授業研究の会(理論研修会)その1

2011-03-27 21:54:27 | 浜松授業研究の会
名古屋市大森小学校で、授業研究の会(理論研修会)に参加した。2日間行われたが、私は2日目のみ参加した。教材は、大江健三郎の「新しい文学のために」だった。 最初に「石を石らしくするために」という一節を用いて、概念について宮坂先生が語ってくださった。 「①石を②石らしくする..」この、①の石と、②の石は同じなのか違うのか?らしい=…といわれるだけの諸条件を十分に備えている様子だ。 . . . 本文を読む

算数の宿題を出す前に

2011-03-06 18:05:33 | 宿題・家庭学習
算数の支援員さんは、いろいろなクラスに支援で入っている。 この支援員さんと話をすると、とてもためになる。 「あるクラスでは、教師の指示が的確で、 その指示を聞くことで自分の支援する内容が理解できます。 当然、子どもたちも作業の内容や、手順がよく理解できています。 ですから、私は本当に困っている数人をカバーすればよくなります。」「でも、あるクラスでは、先生の指示されたことが 私にはよく分からない . . . 本文を読む

西浦田楽

2011-03-02 06:16:21 | totoroの一日
長野県と県境を接する小さな村落で、旧正月の18日に今年も春を告げる西浦田楽が行われた。縁あって毎年お囃子として参加している。 祭りにとって今年は特別な年だ。長年この祭りを支えてきた別当が交代したのだ。1300年の歴史を数える田楽においておそらく幾度も繰り返されてきた光景のはずであるが、私にとっては始めてのことだ。不安もあるが、新しい時代の幕開けだという期待も大きい。ここ数年能衆の代替わりが進み、 . . . 本文を読む

「サーカスのライオン」から

2011-03-01 00:14:02 | 国語
「サーカスのライオン」から2⑩ライオンのじんざはうきうきして外へ出た。「外はいいなあ。星がちくちくゆれて、北風にふきとびそうだなあ。」⑪ひとり言を言っていると、「おじさん、サーカスのおじさん。」と、声がした。⑫男の子が一人、立っていた。「もう、ライオンはねむったかしら。ぼく、ちょっとだけ、そばへ行きたいんだけどなあ。」⑬じんざはおどろいて、もぐもぐたずねた。「ライオンがすきなのかね。」「うん、大好 . . . 本文を読む