不審者対策の、避難訓練を行いました。
2時間目のことです、こんな身なりの怪しい人が校内に侵入してきます。事務の先生が気づいて、「どなたですか?」と聞くと、ナイフを取り出します。「お、お、落ち着いてください。」となだめますが、知らん振りで1年生の方へ向かいます。
1年生は我先へと外へ逃げ出します。
不審者は、今度は階段をのぼって3階へ向かいます。今、まさに廊下へ出て避難ししようとしていた6 . . . 本文を読む
今日の2時間目。ここに、小さな算数の物語を見つけました。
まず、始まる前の休み時間、
「今の時間の、これ分かりやすかったけど、ここが分かってなかったよね。」「明日は、もう一度ここから、今度はこっちをこうして説明して.....。」と次の作戦会議をしている先生達がいます。
2時間目が始まりました。寄り添う先生がいます。でも、教え込んでいるわけではありません。静かに見つめ、子供の話をよく聞 . . . 本文を読む
6年1組の理科の時間、2組より何時間か進んでいるので、子ども達に話しをしました。
子ども達の前にどんと置いたのは、次のような、白い四角い箱です。
これ、なんだか分かりますか? (実は、酒井式孵卵器です。)
中から、「ピヨピヨ、 ぴーぴー」声がします。そこで、中からヒヨコを取り出して、順々にだっこしてもらいます。そして、このヒヨコをテーマに、話したのです。
私が子供の頃、家には鶏を飼って . . . 本文を読む
前回、4年生の「にこにこコース」は、円と球のテストがとても良くできました。子ども達は、自分たちもやればできるんだと言うことを再確認し、やる気満々です。
たまたた、朝自習の時間に1時間目にこの「にこにこコース」の授業を行う教室をのぞいてみました。それぞれのクラスでは、朝自習をしたり、朝の会をしている時間です。
のぞいて、びっくりしました。板書がすでに描かれていて、担当の澄子先生が授業の準備をされ . . . 本文を読む
森島先生が、新採研の授業で「三年とうげ」に取り組みます。その教材解釈に入れていただきました。
森島先生は、問題をどこにしたらいいのか迷っています。そして、「おじいさんの、病気が治ったのはどこか。」にしようと思っています。
たしかにおもしろい話し合いができます。子ども達は、何度も喜んで転がるところで病気が治ると思いこんでいます。(転がったところで、迷信が本当だったとしたら、病気が治ったかどうかは . . . 本文を読む
放課後、先ほどの教材分析を受けて、真子先生が次回の授業についてプランを考えています。
一緒に考えることになりましたが、実際に指導をしていないので、よく分からない部分があり少し不安です。それを感じたのか、話し合いに3年生の主任の佐々木先生も加わってくださいました。鬼に金棒です。
さて、割り算には「等分除」と「包含除」があります。今までそれぞれを割り算で求める学習をしてきました。単元の最後に、この . . . 本文を読む
放課後、真子先生はとても悔しく思います。あんなに教材解釈を行って授業に取り組んだのに、子ども達が、いいところまで行くものの、大事な部分の周りを回るばかりで、核心部分にたどり着かないのです。
そこで、真子先生は、今日の子ども達のノートや、板書を職員室に持ち込み、先輩の先生達に、どうしたら良かったのか、何が足りなかったのか、次回はどんなプランで行ったらよいのかを質問します。
先輩達が、ノー . . . 本文を読む
職員室の入り口に真子先生の机があります。この机の上には、山のような問題用紙の束があります。この束は、毎日配達されてなくなるのですが、次の日になるとまたこのように山のように積まれます。
今回は、この問題用紙のお話です。
職員室の入り口の棚に、こんなコーナーが作られています。このコーナーには、緑の箱と、ポスターが置かれています。問題用紙は、実はこの箱の中から、昼休みや放課後に取り出された物です . . . 本文を読む
目の前で、少しずつ迫ってきた新採研の指導案検討をしていました。私はその中に入っていたわけではありませんが、先日いっしょに教材解釈をし、おそらくそれを元に作られた指導案なのでとても気になって耳をそばだてていました。 先日は、本当は「だけど、いつまでもそこにじっとしているわけにはいかないよ。なんとか考えなくちゃ。」という部分を扱いたいのだけど、それはクラスの実態に合わない。だから、「出てこいよ。み . . . 本文を読む
平野先生が、図工で「手」の絵に取り組んでいます。出入りの授業で教室に入り、描きかけの絵がふと目に入るだけで、本物の手がそこにあるようでどきっとするほど、リアルで、ふくよかですばらしい出来映えです。
この日は、その絵ができあがったようです。「やっと、できました。」「見てください。」と学年団の先生方に見てもらいます。「す、す、すごいなあ。」「どうやって指導したの?」と学年団の先生方が集まり、のぞ . . . 本文を読む
2時間続きの図工の、休み時間のことです。職員室から戻ってくると、なにやら教室の空気が変です。ベランダの出入り口で、なにか言い合っている子ども達がいます。
一人の男の子が、ベランダに出て閉じこもっています。みんなは「早く入ってこい。」と言っています。私は、担任ではないので、子ども達の人間関係が詳しくは分かりません。「ベランダは、出るところではない。すぐに入ってきなさい!」と大きな声でしかるのは簡単 . . . 本文を読む
4年生の算数は、にこにこ、わくわく、ぐんぐんの3つのコースを選ぶようになっています。その中の「にこにこコース」は、先生に教えてもらいながらゆっくり学んでいこうというコースです。中には、少し算数に対して自信が持てない子もいます。
そんな子どもを、「にこにこの笑顔」にしようと、にこにこ担当の2人の先生が立ち上がりました。毎日、給食を食べながら、また休み時間の少しの時間に、二人で「今日の所は難しかった . . . 本文を読む
今年も、校長室は「試す場所」になっています。
休み時間になると、「校長先生、いる?」「歌を聴いてくれますか?」「柔軟を見てほしいです。」などと、子ども達が集まってきます。それぞれの得意なことを、校長室という緊張する空間の中でもいつも通りにできるかどうかを試しに来ます。
この日も、校長室からたどたどしい鍵盤ハーモニカの音が聞こえてきます。そっとのぞいてみると、口をとがらせて、息を何度も吸いな . . . 本文を読む
3年生の算数の指導や、当時自分の実践をまとめた資料を見ていたら、ちょうど今やっているのと同じ箇所の、6年の算数の資料が見つかった。
分数の足し算引き算のところだ。ただし、よく見ると、当時は最後に帯分数を利用した計算があるが、今の教科書にはそれはないことが分かった。今年のクラスは優秀なクラスなので、今日は応用としてこの資料を使って授業をしてみようかな?
ちなみに、複式の授業として行ったので、その . . . 本文を読む
職員室の入り口に、たなを中心にして周りを囲めるスペースがあります。
放課後、その棚の上に、国語「スイミー」の教材を広げて、研修主任の川村先生と2年生の二橋先生、真子先生が教材解釈をしていました。6月に新採研があり、授業をされるため、その指導案の打ち合わせをしています。
おもしろそうなので、私も仲間に入れてもらいます。そのうちに、さっきからその話し合いが気になって仕方なかった、2年生の相方の内山 . . . 本文を読む