東野としひろ活動NEWS

東野としひろの活動報告やメッセージをお届けします。

星野富弘『花の詩画展』

2016-11-12 04:19:17 | 文化・スポーツ
 11月6日、丹波市立植野記念美術館で行われている星野富弘『花の詩画展』を、妻と一緒に見てきました。星野富弘『花の詩画展』は、9月17日~11月13日の会期で開催されています。早く行きたいと思いながら、会期末での見学となりました。



 星野富弘さんは、1946年生まれで、今年古希を元気に迎えられました。大学卒業後、中学校の体育教師としてクラブ活動の指導中の墜落事故で頸髄を損傷し、手足の自由を失われました。しかし、病院入院中、口に筆をくわえて文や絵を書き始められました。 入院中、前橋で最初の作品展を開き、退院後、帰郷し、1981年に結婚されました。奥さんの助けを借り、雑誌や新聞に詩画作品やエッセイを連載していかれます。 高崎で「花の詩画展」開催後、全国各地で開かれる詩画展は、大きな感動を呼び現在も続いています。
 今回の植野記念美術館での『花の詩画展』も、噂にたがわず、感動的な作品展でした。3階と4階の展示室を1室ずつ回っていきました。一つひとつの作品の花の絵を見、星野さんのメッセージを読んでいきました。読んでいくうちに、胸が熱くなっていきました。星野さんの花や自然、生きものに対する温かい想い、両親や妻に対する思いやりと感謝の気持ちが伝わってきます。



 チケットに採用されていた『悲しみの意味(サフラン)』を紹介します。

「 冬があり、夏があり、昼と夜があり、
   晴れた日と雨の日があって、ひとつの花が咲くように
   悲しみも苦しみもあって、私が私になってゆく     」

 星野さんの生き方やものの考え方から学ぶことは、大変多いように思いました。しかし、なかなか難しいことのようにも感じました。自然態の心で、星野さんの想いを受け止められる自分でありたいと思いました。
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