とりがら時事放談『コラム新喜劇』

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旅先の一人メシ

2009年09月03日 08時06分12秒 | 旅(海外・国内)
一人旅をしていると困るのが「食事」と「トイレ」。
つまり入れる方と出す方。

とりわけ食事問題は深刻で、食の分野に限って言えば旅の楽しさがグループ旅行に比べて半減してしまうことがある。

国内でも国外でも一人旅をしているとどこで食べることが問題になる。
レストランというものは不思議なサービスで単身のお客には不適当なようにできている。
店の作り、メニュー、価格。
いずれをとっても一人客には不親切だ。

一人で困るのは色々な味を楽しむことができないということだ。
あれを味わってみたい、これを味わってみたい、という場合、数人で食事をすると複数の料理を注文して少しづつ楽しむことができる。
ところが一人だとそうは行かない。
一人でそうするととてつもなく高くついたり、大量に残すことになったりして悔いや迷惑を残すことになる。

タイのホアヒンに滞在していた時のこと。
ナイトバザールで美味しそうなシーフード屋台を見つけたので、鯛に似た魚の餡かけ料理を注文した。
ビールを頼んで出された料理を食べると、これが美味い。
料金も日本円にして400円程度だったので、財布の気分も悪くない。
ホアヒンは上品なリゾート地なのでボッタクリに遭うこともない。
いい気分になって、ご飯系が食べたくなってチャーハンを注文したが、この国に限らず東南アジアの国々は一品の料理の量が多い。
満腹で食べきれずに、作ってくれた店の人に悪い思いをして出たことがあった。

ともかく一人旅だとどうしても料理が一品限りになってしまい、食のバリエーションに乏しくなってしまう。
国内だとファーストフードで我慢してしまうこともあり、こうなると最悪である。

「トイレ」は言わずもがな、荷物を持っていると物騒で一人旅の時の困りもの。
空港で荷物を預けているときなら問題はないけれども、大きな荷物を複数持って歩いているときに大きいほうを催してきたら、ちょっとした危機でもある。
トイレの外に荷物を置いておくと置き引きに遭う可能性が高いし、中に持ってはいるのはトイレブースのスペースの問題がある。
それになんとなく汚い。
それでもとりわけ海外では盗難を恐れて荷物を持って入れる場所を探すんのだが、まず見つからないと言っていい。

先週のベトナムへの旅は家族での旅ということもあり、これらに困ることはまったくなかった。
家族旅行はいいもんだ。
と、柄にもなくホンワカとした気分で思ってしまったのであった。


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