とりがら時事放談『コラム新喜劇』

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いつまで続く燃料サーチャージ

2008年12月20日 11時22分07秒 | 旅(海外・国内)
ここ2年ほど、海外旅行に出かけようと航空券を購入したら、
「燃料チャージ申し受けます」
と航空券と同じぐらいの金額を徴収された。

ちなみに昨年の1月(ということはほとんど一昨年)に貯めたマイルで大阪から台湾の台北まで飛んだら、予約したときに、

「あの~~~、燃料費が別途18000円必要になりますが、よろしいでしょうか?」

とオペレータのお姉さんに請求されてしまったのだった。
ただ、遠慮しいしい言われたのがせめてもの救いだった。

ミャンマーへ行くとサーチャージが5万円近くもかかってしまうし、その燃料サーチャージもジリジリと上昇して、ついには海外に行く気が失せてしまう非常事態に発展した。

さて、その燃料高騰も今は昔。

原油価格がついに最高値時の3分の1に下落した。
最高値の頃に先物買いした人たちは、今ごろどこでなにをしているのやら。
1バレル40ドル台ということで、ガソリン価格も値上がり前に復旧した。

航空燃料もきっと同じなことだろか。

今現在も航空会社は厚かましく「燃料サーチャージ」を取り続けているが、まもなく終了するのは間違いない。

「えーっと、燃料の値上がりは収まりましたが人件費その他が上昇しています」

なんて言って、航空運賃が上げることができたら良いんだけどな、なんて経営陣は考えていたりして。

なお、燃料チャージを別途お客様からふんだくるのはエアラインだけではなく、船もそうであるらしい。
そういう意味では鉄道、バスは、偉い!


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2 コメント

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なくなるかもしれませんが… (低徳)
2008-12-20 12:14:47
報道でみましたが、各国の主要航空会社は燃料が高い時に、それ以上の高騰に備えて先物でかなり押さえている様で、現在の相場下落のメリットを享受出来ていないそうです。
お客さんの声に押されて、そのうちサーチャージはなくなるかもしれませんが、収益は楽にはならない様ですよ。
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監督@とりがら管理人 (軽油も高いまま)
2008-12-23 22:10:02
返事が遅れてすいませんでした。
実は昨日まで広島にある石油元売りさんの油槽場で工事をしておりました。
その油槽場の担当の方の話によると、
「ええ、知らんのですか。軽油もまだ高いけん、トラック業者の人たちはまだ困っとる、ちゅうことをききよるんです」
とのこと。
(ちなみに広島弁)

確かに帰阪してガスステーションの価格表示を見ると、
「レギュラー 101円」
「軽油 99円」
となっておりました。

灯油もあまり下がっていないようで、灯油と成分がほとんど同じの航空燃料は高いまま、ちゅうことでしょうか。

ちなみに元売りさんは「高い時に仕入れた原油の在庫」を売りさばくために「損をしている」そうです。
ホンマかいな。
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