明日に向けて

福島原発事故・・・ゆっくりと、長く、大量に続く放射能漏れの中で、私たちはいかに生きればよいのか。共に考えましょう。

明日に向けて(2070)『放射線副読本』とナガサキとフクシマ(7月25日)大津市で読み解き会を行います)

2021年07月25日 13時00分00秒 | 明日に向けて(2001~2200)

守田です(20210725 13:00)

『放射線副読本すっきり読み解きBOOK』を読む会のお知らせですが、その前に黒い雨訴訟上告をとめるためのお願いをお読み下さい


黒い雨訴訟の上告を断念させるためにご協力を

すでに報じていることですが、黒い雨訴訟、国が広島県と広島市に上告をせよと迫っています。いまのところ県と市は拒否して、上告断念を求めています。明日、県知事と市長が上京するとも言われています。
そんな中で、上告断念の署名を広げ、政府に抗議し、県と市を励ます必要があります。以下に署名の案内と、国への抗議先、県と市への激励先を記しますのでぜひご協力をお願いします!

広島市長・広島県知事及び厚生労働大臣は、 広島高裁の「黒い雨」判決を受け入れ、上告しないでください(25日12時55分現在の署名数8336人) 
http://chng.it/fPyYRCQr

首相官邸への抗議はこちらから
https://www.kantei.go.jp/jp/forms/goiken_ssl.html

厚労省への抗議はこちらから
https://www.mhlw.go.jp/form/pub/mhlw01/getmail

広島県への励ましと要望はこちらから
https://www.pref.hiroshima.lg.jp/ques/questionnaire.php?openid=2&check

広島市への励ましと要望はこちらから
https://www.city.hiroshima.lg.jp/ques/questionnaire.php?openid=4&check


本日25日(日)午後5時スタート、3回連続読み解き会

さて25日より3回連続での読み会がスタート。
日本共産党滋賀県委員会主催。すでに7月25日(日)の回を終えましたが、2回目は29日午後5時から滋賀県大津市の滋賀県委員会事務所 (大津市昭和町4-8 )にて行うこととなりました。 
詳しくは以下までご連絡ください 077-522-8210 Mirai-21century@bird.ocn.ne.jp


滋賀県委員会はJR東海道線膳所駅、京阪電車錦駅から歩いていけます


『放射線副読本』とナガサキのつながり

さて意味深な言葉をタイトルに掲げました。『放射線副読本』はナガサキとつながっている!どういうことでしょうか?
答えはこのBOOKの作成に大きく関与しているのが高村昇氏であることにあります。
この方は、長崎大学医学部に所属していた山下俊一氏の右腕とも言われる方で、福島原発事故直後から、福島県に入り込み、安全論を吹聴してきた方です。


第1回目の読み会では、その際、山下俊一氏が強調した「半減期」を使って、被曝影響を少なくみせるテクニックの読み解きを行います。『放射線副読本』でも強調されたもので、被曝被害を小さく見せる常とう手段です。
さて大事なのは、その山下俊一氏がある方を信奉していることです。その方とは永井隆博士。長崎医大放射線科の医師であり、被爆地浦上の住民でした。なおかつカソリックとして戦後の長崎に大きな影響を持った方です。
永井隆氏が唱えたのは「原爆は神が浦上を選んで戦争を終わらせるために落とした」というものでした。これが長崎のとくにカソリック信徒の怒りを抑えこむ絶大な効果を発揮しました。

山下氏はその永井氏を信奉し、福島で当初より、露骨なウソも交えて安全論を振りまいたのであり、それと行動を共にしたのが高村昇氏なのです。高村氏は山下氏が使ったテクニックと同じものを、『放射線副読本』で多用しています。
高村氏はまた伊達市で大きな問題を引き起こした早野龍五氏とともに、『放射線のホント』という、やはり被曝被害を過小評価したパンフレットも作っています。
さらに広島、長崎などで、次の核災害を前提し、そのときに人々を放射能汚染と共存させるための「放射線災害復興学」を立ち上げています。


ナガサキとフクシマのつながり

ナガサキとフクシマはどうつながるのか。一つにはナガサキから山下俊一氏が乗り込んで、安全論を振りまき、放射線被害を恐れる人々と安心したい人々の間に大きな対立を作りだしたことですが、もう一つ、恐ろしい流れがあります。
それはナガサキを攻撃した原爆のプルトニウムを製造した、アメリカのハンフォードという町とフクシマの「連携」がはじまり、福島イノベーションコースト構想なるものが起ちあがっていることです。
ハンフォードはナガサキでの原爆による大量虐殺後も、プルトニウムを製造し続けました。最大時で9つの原子炉、5つの再処理工場が稼働し、年間4トンのプルトニウムを作り続けました。

同時にハンフォードは大変な汚染を生み出しました。常に放射性廃棄物がコロンビア川に流れ込んだり、周辺にあまりに安易に捨てられたりし続け、全米で一番汚染された地域と言われています。
その中心都市は「リッチランド」という名がついているのですが、プルトニウム製造に携わってきた労働者の町ながら、放射線防護は極めて弱い。他方で福利厚生にふんだんにお金が使われ、虚構の「繁栄」が演出されてきました。
そのハンフォードのやり方をフクシマに持ち込むというのです。あまりにえぐい結びつきがあります。


『放射線副読本』と向き合うことの位置性

実は『放射線副読本』の読み解きへのチャンレンジを始めたとき、この読本がこんなに深い位置性のあるものとは気づいていませんでした。
とういより「読み解きBOOK」が完成したあともしばらく気が付きませんでした。長崎大学医学部出身で、山下氏を厳しく批判している山口研一郎医師から教えていただいて、初めてこの重大性を知りました。
その点でみなさん。『放射線副読本』をきちんと読み解くことには、第二次世界大戦末期の原爆製造、トリニティサイトでの実験、そして広島・長崎での大量虐殺からいままでの原子力マフィアの行いの総体を「読み解く」ことにつながります。

このような大きなパースペクティブを有したものとして、読み解きを進めますので、ぜひご参加ください。

これらの内容を僕がきちんとつかめたのは2021年5月ぐらいなので、それ以前に行ってくださったみなさんには、ぜひまたの機会を持っていただけると嬉しいです。
『放射線副読本』をしっかり読み解く中から、被曝に関するまやかし、騙しを見破る確かなスキルをつかみ、命を守り、育み、伝えていく力を身につけましょう。


ひとつぶてんとう園での「読み会」から

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