とみやブログ

富屋酒店 店主の気ままなブログです

「第14回小笹屋竹鶴呑切会」

2010-09-29 08:51:45 | Weblog
広島・竹原で毎年行われる
「第14回小笹屋竹鶴呑切会」に
今年も参加してきました。


 早速、竹鶴さんの全ストックのお酒のきき酒。これがなかなかスパルタンでして・・(笑)

全てのお酒のスペック等が表にされており
一つずつの熟度、評点、感想を記入し
石川杜氏に手渡すという内容です。
コメントの大切さを改めて考えさせられるいい機会です。

今回70点程の試飲でしたが
ほぼ原酒な上
やはり、竹鶴を食事と組み合わせてナンボ!
ですから「お燗をしたいっ!」&「あれ食べたい!」の
二つの衝動を抑えながらの試飲となるわけです。


 (上)敏夫専務。強烈に個性強いですが面白いんです(笑)。(下)石川杜氏。身体もデカイが心もデカイ!です。                         
                    
敏夫専務の仕込水の講義や
石川杜氏の醸造アルコールに対する考え方の話があり
特に石川さんからの話は全く共感する話でした。

純米造りをとことん貫く
石川杜氏だからこその
非常に説得力のある内容でした。

「頭で飲むのではなく身体で飲む。」
一番シンプルで意外と難しいことですが
一番大切なことだと思います。

そして間髪いれずに懇親会。
お燗した竹鶴を食べながら飲む・・。
これこそが本来の姿ですっ!

今回も楽しい時間を過ごさせていただきました。

10月から発売となる
「小笹屋竹鶴 大和雄町&宿根雄町21BY」
「小笹屋竹鶴 生酛純米&純米吟醸20BY」
そして、期待の
「小笹屋竹鶴 生酛純米・純吟・純大吟」の木桶仕込(21BY・発売未定)・・。
乞うご期待です~

お待たせしました。「キャネー甲州&ベリーA」とうとう入荷です!

2010-09-25 08:22:57 | ワイン
山梨・万力の金井醸造所さんより
とうとう今期の金井さんの分身が届きました。

「キャネー甲州」&「キャネーベリーA」の入荷です!


↑ジャパニーズオリジナルな芸術的なラベル! 

金井さんは基本的にお一人で作業を行っている上
奥様と二人三脚でワイナリーを賄っている
オディナミの日本の第一人者でもあります。

何度か金井さんにお会いし
畑を見せていただいていると
ゾクゾクするほど
金井さんの哲学が伝わってきます。

そんな金井さんが
造りこんだ作品が少量づつでも
当店にいただけることに感謝しています!


金井さんのワインの素晴らしさは
何と言っても「葡萄の力強い生命力」。


開栓後、時間が経つにつれ
徐々に本来の姿を表します。

甲州は開栓後、すぐの状態だと非常にシャープな酸を感じますが
徐々に酸が溶け込み、葡萄本来の果実味とバランスし
力強い(決してメタボではない)充実した味わいがフレッシュさと共に楽しめます。

ベリーAも開栓後時間が経つにつれ
ベリーAの完熟したイチゴを想わせる、
チャーミングかつ膨らみのある果実味が口いっぱいに広がり
今まで経験したことのないベリーAの姿に
感激することでしょう。

どちらも開栓後
2~3日後の開いた味わいは本当に美味しい!!

これこそが日本のヴィニュロンの仕事です!

金井さんが我が子のように
手塩を掛けて育ててきた姿が
目に浮かぶような
手造りワインです。

日本人の職人技を
体感できる数少ない作品です。

是非、じっくりお楽しみください!

●キャネー 甲州 祝村川窪     ’09    720ml    1890円
●キャネー マスカットベリーA 千原田’09    720ml    1890円
                         <税込み>

※極少量入荷品ですので、品切れの際はご了承ください。
 キャネーデラウェア’09も少量のみございます。

キャネー マスカットベリーA 千原田’09は完売しました。ありがとうございました。






勝沼醸造ワイン会in「アヴァンプチジョア」

2010-09-25 07:11:02 | ワイン
先日、東別院のカジュアルフレンチの大人気店!
「アヴァンプチジョア」さんにて

「素晴らしいアルガワインの会」が開催されました。


↑いつもの平山専務節さく裂!

今回は私もお客様と共に参加させていただきました。

前川シェフの人柄そのものの
素材の旨みを活かした
繊細でナチュラルなお料理と
アルガブランカシリーズの相性はバツグン♪


まずはシャンパーニュ方式で造る甲州のスパークリング
「アルガブランカ ブリリャンテ」で乾杯!


↑アルガブランカ クラレーザ'09と蓴菜(じゅんさい)の冷パスタ。
 アルガブランカ イセハラ'08とあさりの茶巾包み。


↑アルガブランカ ピッパ'05とさんまの燻製トースト(食べてしまって写真なナシ:笑) 
 アルガレティーロ'06と豚肉のスパイス焼き。


↑アルガ アルカサール'06と黒毛和牛リエットの香草パン粉焼き。 
 アルガブランカ ドース'04と梨のコンポート。
(メチャウマでしたが、溶けちゃいました・・)


どれも非常に相性が良く、
アルガブランカシリーズがこのお店の看板になっているのを納得!
・・というかお店のスタッフの情熱が一番ですけどねっ!


美味しい料理に美味しいワイン、
そして平山専務節!(笑)も聞けて
とっても満足な夜でした。

美味しい食事と共に
思う存分「アルガブランカシリーズ」を楽しみたいなら
プチジョアさん
絶対、オススメですよ!!








あわ~い初恋・・・「ニューホワイト梅酒」入荷しました。

2010-09-22 07:10:43 | Weblog
今までにない感覚の梅酒!
「ニューホワイト梅酒」が入荷してきました。


↑このキヨーレツなビジュアル!

なんと、<カルピス>と<梅酒>のコラボレート!

「何だ、カルピスと梅酒を混ぜただけじゃん」と思っているあなた!
大間違いです。混合比率や火入れのタイミングなど
独自のノウハウで作られていますから
この「甘酸っぱ&クリーミー」の絶妙なバランスは出せません~

何とも懐かしく、何ともカワイイ味わいに仕上がっています。

ロック、お湯割りはもちろんのこと
ソーダ割りがとっても美味しいっ♪

久しくカルピスを飲んでいない
大人のあなたも是非チャレンジしてください。


なんだか、心落ち着く懐かしい感覚の梅酒です・・。


●ニューホワイト梅酒   1.8L  2840円   720ml  1365円
                                     <税込み>





石鎚 究極の三兄弟同時入荷っ!

2010-09-19 04:10:19 | Weblog
先日のきき酒会でも
大変な好評を得た!

名杜氏&名トークの越智専務率いる
愛媛・西条の石鎚酒造さんより

超限定品!「袋吊りしずく斗瓶取り」シリーズが入荷してきました。


↑左から:純米吟醸「雄町」、純米吟醸「松山三井」、純米吟醸「山田錦」。

大吟クラスや出品酒等に用いる手法である
袋吊りした最高級の酒質の酒を
それぞれを斗瓶取りした
とっても贅沢な
最強スペックの逸品です!

<松山三井>は愛媛県の酒造好適米にして
「石鎚の顔」ともなるお米です。
このしずく酒もとてもいい状態に味ノリしており
抜群の仕上がりっ!
「究極の石鎚純吟」の姿が味わえます。

<山田錦>は全国を代表する兵庫県の酒造好適米。
「無濾過中取り袋吊りしずく酒斗瓶取り」の最強スペック!
石鎚らしい大人な味わいで、決して派手さではなく
非常に上品な口あたりとスムースで光り輝く味わい。
納得の上質さと石鎚らしい食中酒に仕上っています。

<雄町>は近年人気の高まる独特の幅のある旨みを持つ
岡山産が代表的な酒造好適米です。
こちらも「無濾過中取り袋吊りしずく酒斗瓶取り」の最強スペック品!
この雄町は冷やだけで飲むにはあまりにもったいない!
是非お燗で味を膨らませて飲んでいただきたい
逸品です。

どれも甲乙つけがたい魅惑の純吟!
石鎚酒造の完璧なまでの<技>が
肌で感じられます。


あなたのお好みをみつけてくださいっ♪



●石鎚 純米吟醸 袋吊りしずく酒    <松山三井>      21BY  1.8L  3570円
●石鎚 純米吟醸 袋吊りしずく酒 無濾過中取り<山田錦>  21BY  1.8L  3990円
●石鎚 純米吟醸 袋吊りしずく酒 無濾過中取り<雄町>   21BY  1.8L  3990円 
                                       <税込み>

※超!限定品ですので、品切れの際はご了承ください。 

あと僅かです。



澤屋まつもと 有機山廃純米 入荷しました!

2010-09-18 10:16:51 | Weblog
京都・伏見の人気急上昇中!の
若手イケメン杜氏:松本日出彦さんの醸す
「澤屋まつもと」シリーズより

「澤屋まつもと 有機山廃純米」が入荷しました。


使用する米はJAS規格にて認定を受けた
超希少な「五百万石」有機栽培米。
その五百万石を65%精米し
丁寧に仕上げた純米酒です。

山廃といえども
「まつもと」らしい
優しい膨らみと旨み
ゆったりとした広がりと相まって
冷や~お燗まで
幅広く料理を受け止めてくれる
懐の広~い純米です♪

その上質であまりの口あたりの良さに
ついつい飲み過ぎ
まんまと日出彦さんの
策略にハマってしまうっ(笑)!

キモチイイーお酒です。



●澤屋まつもと 有機山廃純米 21BY    1.8L  2923円
                                 <税込み>

※限定品ですので、品切れの際はご了承ください。


天草酒造の新商品!常圧麦焼酎「立車屋(くるまや)」入荷しました。

2010-09-16 06:58:38 | Weblog
熊本・天草酒造さんより
新商品!【立車屋(くるまや)】がデビューしました。


↑何だか「ホッ」とする癒しのラベル・・。

【立車屋】の名は明治32年創業当時の屋号です。
立は集落、車は水車小屋を意味するそうです。

創業以来大切にしてきた和甕を使用し
丁寧なモロミ管理のもと
麦麹120kと、とても少ない仕込により
愛情をかけた、完全手造り常圧麦焼酎です。

常圧の香ばしさを全面的に押し出すわけでなく
麦本来の「甘み」が感じられる
明らかに今までとは違うアプローチの常圧麦焼酎です。

ロックでの優しく柔らかな甘みを・・
お湯割りで滑らかな膨らみを・・
是非お楽しみください。

<特酎天草>のスッキリと飲みやすさと
<立車屋>のマッタリしたふくよかさ。
どちらも食中酒として素晴らしい麦焼酎といえます。

食事をしながら
麦本来の上質な旨みを楽しみたいなら
是非、オススメですよ!


●麦製・常圧【立車屋】    1.8L  2090円   720ml  1050円
                                     <税込み>

☆定番新商品です。


「大那 特別純米 自社田美山錦<生もと造り> 瓶火入れ」  入荷しました。

2010-09-15 08:02:42 | Weblog
栃木・太田の菊の里酒造さんより

「大那 特別純米 自社田美山錦<生酛造り> 瓶火入れ」が入荷しました。



今期で二期目になる「生酛造り」ですが
先回発売された
少量のみ発売の「生酛造り無濾過生原酒」も大変好評でした(完売)。
今回のものは
その火入れ&加水(半年熟成)バージョンです。

今期の「生酛造り」は
早くから味ノリしており
特有のクリーミーで丸く広がる
優しい口当たりと
それを支える酸のバランスが魅力!

冷やでもスルリと喉に入る
コクのある滑らかさが楽しめますが
これからの季節!お燗をして
秋の食材に合わせたくなる
よだれが出やすい仕上がりとなっております(笑)

今期、後半にかけて素晴らしい成長を見せた阿久津専務。

先日のきき酒会においても
名古屋のファンを着実に付けてるなぁ~と
ヒシヒシ感じましたよ!


安定感抜群!阿久津くんの
期待を裏切らない初秋の純米酒です。


●大那 特別純米 自社田美山錦<生酛造り> 瓶火入れ 21BY   1.8L  2835円
                                                  <税込み>


※限定品ですので、品切れの際はご了承ください。

篠峯 <愛山>純米 火入れ 入荷しました。

2010-09-13 23:54:42 | Weblog
奈良の急成長蔵!
千代酒造さんより

待望の、富屋オリジナル純米酒
「篠峯 <愛山>純米 火入れ」が入荷しました。


↑爽やかなグリーンのラベルも印象的!

今期、堺さんに無理を招致でお願いし
大ヒットとなった「愛山 純米 無濾過生原酒」(完売)。

あのお酒が
火入れされ、しっかりと味を乗せて再び登場です♪

愛山特有の幅のあるしっかりとしたエレガントなコクと
堺さんが意識している「酸」とマッチし
太い旨みと軽快な切れ味が見事なバランスとなって
私たちを楽しませてくれます。

いや~相変わらず素晴らしいですね!

変態的残暑な名古屋を
このお酒がクールダウンしてくれるでしょう!

先日のきき酒会でも
とても反響の大きかったお酒です。


<今回もスピード完売の予感!>


是非是非味わってみてくださ~い。


●篠峯 <愛山>純米 火入れ 21BY    1.8L    3150円 
                                     <税込み>
※限定品ですので、品切れの際はご了承ください。
  



最高の一日でした!!

2010-09-06 10:07:43 | Weblog
先日、開催させていただいた
第五回 富屋酒店きき酒会「四季折々」

お陰様で無事終わることができました。




ご参加いただいた愛すべき蔵元様、お客様
当店のスタッフ・・。

皆さんのおかげで
最高の時間を過ごさせていただきました。


酒屋をやっていて良かった~と思える瞬間です。




今回は新たな会場「ホテルキャッスルプラザ」様の
素晴らしい空間での会となりました。
ご参加いただいた318名の方々にも
過ごしやすい環境だったと思います。

蔵元様も、ご自身の想いを
当店のお客様に
思いっきり注入いただいたのではないかと思います。

飲み手、酒屋、造り手・・・
お酒に係る全ての人々が気持ち良くなくては
いい結果は生まれません。

その「気持ちイイ~時間」を
私自身全身で体感させていただきました。


<名古屋の日本酒の未来は間違いないっ!!>


是非、来年もご期待ください!